谷良一のレビュー一覧
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2023M1後に、審査員の博多華丸大吉の大吉さんがpodcastでこれを読んで採点を変えたと言ってて拝読。
漫才の立て直しに尽力した様子が当時の関係者の名前含めてセキララでおもしろい。オートバックス社を前に見積もり変えたり予選を様子を見せないとかもうゴールのためになんでもするのなんでもがすごい。
あ...続きを読むPosted by ブクログ -
今や国民的なイベントになったm-1グランプリ。
結果を出した漫才師がその記録を綴ったものは多くあるけど、企画の発端、その舞台裏を綴る本は珍しい。
m-1の企画意図は、"漫才プロジェクト"であって、"ニュースターの発掘"、"吉本興業の芸人を際立たせる為のイベント"では無いと言う事です。
→実際、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
M-1の創立談。オートバックスとの交渉やその話が舞い込むところなどは、リアリティのある偶然感など含めてヒリヒリでした。
吉本の仕事も他の仕事と似てると思いました。下記は勉強になったところ。
・いかにキーマンを早めに抑えるか(島田紳助)
・身近な人脈からあの手この手で実態を抑える(過去の担当芸人か...続きを読むPosted by ブクログ -
12月半ばの日経新聞書評で取り上げられていた。
面白そうと(そもそも、お笑いは大好きだ)、書店で求めた。さて、エッセイ? タレント本?どのコーナーにあるのか? 店員さんに尋ね、連れていかれたのはビジネス書の棚だった。
なるほど。帯にも、こうあった。
「崖っぷちから始まった起死回生の漫才復興プ...続きを読むPosted by ブクログ -
M-1誕生に至るまでのドキュメンタリー。M-1の前にも漫才のコンテストは数多あったが、なぜM-1がここまで成功できたか。1000万円の賞金だとか、その場で得点が開示されるガチンコさであるとか、幾つかの要素はあれど、やはり企画の中心にいた筆者の熱量が最大の要因だろう。それが確かな熱量を持って伝わってく...続きを読むPosted by ブクログ
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<目次>
第1章 はじまり
第2章 M-1起動する
第3章 猛者たち
第4章 漫才、漫才、漫才
第5章 頂点へ
第6章 新たな挑戦
<内容>
今や漫才師の登竜門、M-1グランプリ。それを立ち上げた吉本のプロデューサーの内幕もの。20世紀最後の「漫才ブーム」が終焉し、新たなる漫才ムーブメ...続きを読むPosted by ブクログ -
今でこそ当たり前のように漫才ブーム、漫才師の活躍もあり年末の恒例行事になっているm1だったり、
でも初開催までは、漫才がテレビで目立つこともなく、漫才をやりたい人はいても、見られる場はなく、逆に技術より見栄えが取られる現実があった。
テレビ局やスポンサー探しも反対する人が多い中で、島田紳助とかたくさ...続きを読むPosted by ブクログ -
今当たり前のものがどのような経緯で出来上がったか。この件だけでなく、様々な当たり前の以前に人がどのように関わったか考えさせられる本。一意専心、人は本気のひとに心を動かされる。Posted by ブクログ