西村すぐりのレビュー一覧

  • ぼくはうそをついた

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    #ぼくはうそをついた
    #西村すぐり
    #ポプラ社
    #児童書
    #平和学習
    あとがきを読んで、著者がこの物語を長い時間をかけて大事に大事につくりあげたんだということがわかった。うそをつく場面はグッときます。我が子を、家族を戦争で失うということは受け止め難い事実です。戦争反対。核兵器反対。

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    2024年11月26日
  • ぼくはうそをついた

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    広島に暮らす少年と少女。それぞれの、原爆体験を持つおじいさんおばあさんの体験を通して、被曝体験当事者のことを想う物語。
    作者のお母さんの体験が元になっているとのことで、熱い想いが伝わってくる。

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    2024年07月24日
  • ぼくはうそをついた

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    原簿で家族を失った心の痛みはいつまでも消えないということに改めて「戦争をする意味」ということを考えさせられる本。なぜ戦争になるのか、有史以来途切れることがない中、今平和な日本に生まれたことのありがたみを感じるとともに自分が何をするのかを考えてしまう。

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    2024年07月02日
  • ぼくはうそをついた

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    リョウタと一緒に
    広島の街を巡った気分になった。
    遠い昔に行った原爆資料館のことを思い出す。
    今年の夏に、もう一度行ってみようか。
    戦争、原爆。ほんの数十年前に日本で起こっていた紛れもない現実に、思いを巡らせるきっかけをくれた良い本でした。

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    2024年06月21日
  • ぼくはうそをついた

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    たんたんとし過ぎてて、決して読みやすい文体とは思わないんだけど、ぼくのついたうそに涙が出そうになった。
    どうか子供たちにも伝わって欲しい。

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    2024年06月16日
  • ぼくはうそをついた

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    あの日から60年経っても、違うカタチで苦しむ人がいることに涙が溢れてきました。
    認知症の家族がいるせいでしょうか。
    必要なうそが沢山あります。

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    2024年06月07日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    戦争で息子を亡くしたタヅさん。その息子の友達のミノルはリョウタの祖父のお兄さん。二人とも広島の原爆で亡くなったのだが、リョウタは祖父から当時の話を聞き、ミノルの足跡をたどってみることにした。記憶が曖昧になり息子を探し歩き行方不明になったタヅさんにリョウタはうそをついた。すごくやさしいうそをついた。ちなみに作中にでてくるミドリ先生は作者のお母さんがモデルだそうですが実体験も含めて戦争の恐ろしさと悲しさ、現代と過去、そして淡い恋心がうまくまとまった良書だと思いました。

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    2023年09月26日
  • ぼくはうそをついた

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    あの戦争を私は何も知らないに等しい。広島や長崎、沖縄の人たちは今も背負っている。子供たちも小学生の頃から教えられているのに。原爆ドームも行かなければと思いながら行けていない。知ろうとすることから始めなければ。
    この本は中味もわからずタイトルで手にとった。
    ついたうそは優しいうそ。リョウタのウソに胸が熱くなった。この本に出会えて良かった。

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    2025年08月30日
  • ぼくはうそをついた

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    2024年読書感想文高学年課題本
    現代も続いている戦争の傷跡を小学生の目を通して映し出している。
    広島、長崎、第五福竜丸と日本が受けた放射能の被害はしっかり後世に伝えていかなければいけない、とこの年になって思います。

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    2025年01月01日
  • ぼくはうそをついた

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    平和学習を通して原爆について学ぶが、それ以外にはないかもしれません。
    私自身もそうですし、子どもたちもそうかもしれません。本書は、被爆した人の家族の思いをシゲルさん、タヅさんから知ることができます。お話を通して、戦争を忘れてはいけないと改めて考えることができる一冊だと思いました。

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    2024年08月15日
  • ぼくはうそをついた

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    原爆で亡くなった息子を、今でも探し続けるタヅさん。リョウタとタヅさんの河原での会話は、涙なしには読めなかった。
    周りに戦争体験のある大人がいる人は、いまやかなり少ないと思う。だからこそ、こういった本から、間接的にでも体験者の記憶や感情を読む経験はとても貴重だ。
    今も世界からなくならない戦争という理不尽なものが、巻き込まれた人たちに何を遺していくのかということを、目を背けてしまいたくなるけれども後世に伝えていかなければならないと改めて思う。

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    2024年08月03日
  • ぼくはうそをついた

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    広島の原爆にまつわる記憶をおじいちゃん達に聞く話、かな。彼の地には行ったことがあるし記念館にも入った(昔なのであまり記憶はない)けど、街路樹が世界各国から送られてきた話は知らなかった。また行くことがあればそこも見てみたいなと思う。

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    2024年07月30日
  • ぼくはうそをついた

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    祖父やひいばあちゃんとのつながりから戦争について考えていく子どもたちの物語。

    リョウタは祖父から戦争体験を聞き、戦争で亡くなった祖父の兄の足跡を辿りながら戦争を自分とつながりあるものとして捉えていく。レイは戦争で亡くしたはずの息子を探し続けるひいばあちゃんを支えたいと思っている。

    レイのひいばあちゃんを接点に、リョウタとレイが戦争への関心を共有し、つながっていくところがよかった。恋が芽生えている様子もあって、甘酸っぱくて素敵。子どもたちには、こんなふうに自分の中の大切な気持ちを共有できる人と恋をしていってほしいな、と思ったりもした。

    リョウタがうそをつく場面が、やはりいちばん印象深い場面

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    2024年06月21日
  • ぼくはうそをついた

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    最後は泣きますね。
    よく判らないけど相手をおもんばかって、噓をついたわけでしょう? なんと思いやりにあふれた行動か。

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    2024年06月20日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    令和6年読書感想文高学年の部課題図書。
    原爆が関係する話で5年生のぼくの「うそ」がなんなのかを考えながら読む。
    シゲルじいちゃんの話の遺品袋のところなど涙が止まらない。それを聞いて、主人公が当時のことを知ろうと行動にうつすところがいい。5年の教科書の「たずね人」に似ている。
    年代が少し合わないので、大人になるのかと思ったが敢えての設定だった。

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    2024年06月15日
  • ぼくはうそをついた

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    2024年読書感想文課題図書·高学年
    小五のりょうたは夏休み。最近同居を始めたおじいちゃんと過ごすことが多い。釣りを教えてもらったり、野菜を育てたりするうちに、おじいちゃんがここ広島の地で原爆を体験した話を聞く。
    そして、りょうたのバレーボールチームは弱いけど、他の強いチームの選手レイ(美人)のおばあちゃんを知る。
    回りにさけられ、バカにされるようなレイのおばあちゃんの行動には昔のつらい思い出が関係していた。
    原爆の追体験と、りょうたの心の成長、レイへのあわい恋心が読みどころです。

    レイとの恋愛模様がもう少し後を引く感じで描写されていればもっと好みだったかも。あ、課題図書ですよね。すみません

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    2024年06月26日
  • ぼくはうそをついた

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    2024課題図書

    子どもを原爆で亡くした親
    遺骨が無くて、60年経っても死を認められない苦しみが伝わる

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    2024年06月14日
  • ぼくはうそをついた

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    5年から。2024読書感想文高学年。5年生のリョウタは、おじいさんから兄のミノルさんが原爆で亡くなった時のことを聞く。そして、先輩のレイさんのおばあさんには、原爆で失くした息子さんがいることを知る。消えない戦争の傷痕と人々の苦しい想いを考えるため、原爆資料館や周辺を当時を想像しながら歩き回るリョウタ。戦争を後世に伝えていくことと、痛みが少しでも癒えることを願う一冊。
    作者の母親が太平洋戦争の終戦の年に教員であり、その話を元に描かれているそうです。街の様子や学校の様子が分かるお話。

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    2024年05月26日
  • ぼくはうそをついた

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    原爆は主人公のリョウタにとって遠い時代の話だが、祖父の語る話を聞いて自分なりに受け止めようとする姿に希望を感じた。

    作者の過去作『ぼくがバイオリンを弾く理由』の登場人物も関わってくるが、どちらも独立したストーリーなので先にこちらを読んでも構わない。

    広島出身の作者にとって原爆の話は継承しなければならないテーマなのかもしれないが、押しつけがましさがないので今の小学生が読んでも素直に共感できると思う。

    夏休みの読書感想文にぴったりな本

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    2023年07月26日
  • ぼくはうそをついた

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    ネタバレ

    思いやりの詰まったうそ。
    広島を舞台に原爆を書く、
    広島で息子を亡くした認知症のおばあさん、息子になりたい女の孫、
    ちょっとなあ、
    悪くないんだけど、ちょっと無理やりって気がしたのが読後感としてもう一つ、すっきりしない。

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    2025年10月12日