芥川なおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『ストロベリームーン』のその後を描いた物語で、幼なじみへの長年の片想いを抱え続け、人を想い続ける苦しさと優しさが描かれています。
読みながら何度も感じたのは、恋は叶うことだけが幸せではないということでした。
好きだからこそ身を引くしかない場面や、相手の幸せを願おうとするほど自分の気持ちが行き場を失っていく姿は、とても切なく胸に刺さります。
派手な出来事が続く作品ではありませんが、誰にも言えない片想いや、諦めようとしても簡単には消えない感情が丁寧に積み重ねられていて、10代のことの恋愛を思い出しました。
“人を想い続けた時間は、たとえ報われなくても決して無駄ではないのかもしれない”という気持ちが -
Posted by ブクログ
切なく悲しい高校生の青春恋愛小説"ストロベリームーン"の続編です。
彼女の萌ちゃんを亡くして立ち直れない日向を、幼なじみで日向に片思いする麗がどうやって日向を立ち直らせ向き合って行き、日向がどう乗り越えて行くのかを描いた作品です。
続編と言うより、2作で1つの長編の様に思います。良い作品です。
まだこの2作しか執筆しておらず、次作は全く別方向の作品が発表される予定の様ですが、折角なら心臓外科医になった日向のその後のお話や、日向と決別を誓った麗のその後の話しなんかも描いて貰いたいです。
この先どこまで成長してくれるのかちょっと気になる作家さんです。