藤井清孝のレビュー一覧
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著者の様々な経験を通して、ビジネスに対する心構えや姿勢について言及された著書。
昨今、巷に溢れる「すべき」本のようなビジネス書とは一線をかくし、ハイレベルな視点からビジネスに取り組む際のマインドセットについて論じられている。著者の具体的経験の裏付けと共に、説明されているため、非常に分かりやすい。
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最高におもしろかった。また読もう。
全力で生きた方が楽しいと思える一冊。
藤井さんの努力や試行錯誤を同じ程度、自分ができるようにならなければ。
個別解を全力で求めていきたい。Posted by ブクログ -
外資系日本法人社長を歴任した日本人による日本人への提言。キーワードは「正解への呪縛」からの解放。日本人は、正解にいかに早くたどりつくかについて義務教育で教え込まれる。ゆえに、正解が分かる時(例えば、高度経済成長期)には力を発揮できるが、選択肢のどれもがメリデメを抱えているような時は判断ができない。正...続きを読むPosted by ブクログ
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入社して、現実に打ちのめされ、これからどう生きていこうかと本気で悩んだ時に読んだ。自分にとっては大きな力をもらった、思い出深い本。Posted by ブクログ
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◆概要
東大法学部から、三菱商事の内定をとりながらも当時日本では無名のコンサルティング会社マッキンゼーに飛び込んだ著者。その後ハーバード大学でMBAを取得し、様々な会社で社長として活躍。この本では、世界中の一流のビジネスパーソンに接する中で、見えてきた日本人の課題、日本人が今後進むべき方向性を明確...続きを読むPosted by ブクログ -
読むべきタイミングがドンピシャ。就活中にこれを読めて本当によかった。
受動的ではなく、能動的(主体的)な「選択」をすることは、自分のエネルギーなる。これ重要。
受動的な選択の先には、責任転嫁をしようとする弱い自分が出てくるため、答えのない人生の岐路では必ず能動的に決断すること。つまり、自分で導き出し...続きを読むPosted by ブクログ -
東大法学部卒マッキンゼー入社、ハーバードMBA、ウォール街、SAPジャパン社長、ルイ・ヴィトン・ジャパン社長、という輝かしい経歴の著者が語る自伝と、日本と世界、です。
1章から6章までが自身の経歴をほぼ時系列で振り返る形になっています。マッキンゼーに入社を決めるくだりから他の人と違ってます。自分...続きを読むPosted by ブクログ -
・1985年から1995年くらいまで、日本は世界のGDPの15〜18%を占めていたが
2006年に10%を切った。
・日本の消費者は、非常に発達しており、海外資本の会社が入ってきても
日本人特有の質の高いサービスは、日本企業でしかこたえられない。
・英語は、世界を相手に仕事をするためのプ...続きを読むPosted by ブクログ -
東大卒、マッキンゼー、ハーバードMBAの経歴は否が応でも、エリートの自慢話といった穿った見方をされてしまうであろう。実際、キャリアに関する最初の章は、本人は意図していないかもしれないが、そのように感じてしまう。しかし、やはりというか、華麗なキャリアの中で確固たる実績を積んできている著者である。読み進...続きを読むPosted by ブクログ
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・新しいことを学ぶ勉強法
「コンテキスト」=物語の背景、大きな流れを理解する。
「ドライバー」=牽引車、SAPのビジネスでは「業務標準化」「全体最適」
「トライアンギュレート」=三角観測する。ある意見に賛成、反対、中立の立場で事象を立体的に捉える。
「トレードオフ」=「トレードオフ」になっているポイ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分のキャリアを考えるうえで刺激になる本だ。コンサルティング、投資銀行、ベンチャー企業をキャリアに考えている人やMBAに興味のある人にはその内情に簡単に触れられているのでイメージが湧くだろう。全体を通して経験者の視点で語られている。単なる自伝・自慢話ととらえるか、自分のキャリア形成や1つのロールモデ...続きを読むPosted by ブクログ
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この人の経験の自伝…ではないけど経験をもとに色々言おうとしてる本。
非常に参考にはなるし、こうあれたらいいなぁとは思うけれども、そんな簡単にいくかよ、とも思ってしまう。
就活の時点でああいう行動ができてしまうのは、やはり天才だったのだろうなぁと思う。
通り一遍の「若者はこうあるべし!」的な老害本と...続きを読むPosted by ブクログ -
藤井氏のこれまでの実体験からくる言葉に強い説得力を感じる。
また、読み終えた後に、同氏の得た心境に自分も達せるようになりたいという衝動にかられた。
自分自身の個別解を求めて、実体験を通してあらゆる可能性を探り、そのプロセスを楽しむことができる。そんなタフな人間になりたい。まずは行動あるべし!!Posted by ブクログ -
以下、引用メモ
コンテキスト、ドライバー、トライアンギュレート、トレードオフ
あらゆる産業の中で、日本が世界で最大の市場になっているのは高級ブランド業界だけであると言っても過言ではない。
欧米の巨大企業が土着の企業にことごとく負けているのは、唯一日本市場だけである。
エクイティ資本とデジタ...続きを読むPosted by ブクログ -
常に時代の一歩先を歩んできた藤井氏のキャリアをなぞることは、大変勉強になります。
特に、「正解への呪縛」が根強い日本社会という指摘は、目から鱗が落ちる思いでした。
若いビジネスマンや学生が読むべき本だと思います。Posted by ブクログ -
◎勉強法
コンテキスト -物事の背景
ドライバー -物事の流れを根本的に支えたり変えている力
トライアンギュレート -三角推量で事象を立体的に捉える
トレードオフ -誰が見ても優位な選択肢が存在するときは、意思決定者は不要。
◎名古屋化する日本
近年世界のGDPに占める日本の割合は、10%。国内...続きを読むPosted by ブクログ -
本当は、10代後半でこれを読んで欲しいけれど、そのくらいの年ではピンと来ないかなぁ~若者よ、もっと広い世界へ羽ばたこうよ!という本。Posted by ブクログ
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米MBA、ウォール街、シリコンバレー、外資日本法人を歴任した著者が、海外での日本人のプレゼンス低下に対する問題意識を記す。
【あらすじ】
1~7章
筆者のマッキンゼー、ハーバードMBA、ファーストボストン、ケイデンス、SAP、ルイヴィトンでの出来事について。
8~9章
日本人の世界でのプレゼンス...続きを読むPosted by ブクログ