江上不二夫のレビュー一覧

  • 二重らせん

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    素晴らしい。科学史における最も重要な発見の1つであるDNAの二重らせん構造。重鎮ポーリングとの競争など幾多の困難を乗り越えその発見に至った経緯にとても感動した。当事者の視点から描かれたクリックなど個性的な登場人物や魅力ある展開にまるで映画を観ているよう印象を受けた。

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    2019年02月20日
  • 二重らせん

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    以前ケンブリッジに住んでいたこと、そしてホリエモンの本で本書が紹介されていたということで、読んでみました。
    クリックとワトソンがDNAの二重らせん構造を思いついた場所が居酒屋イーグルとガイドブックなんかには書かれていたので(そして店内にはプレートも飾られている)、てっきり二人がここで議論をしていてピカッと思いついたのかと思っていましたが、そんなことはなかった(笑)そうですよね・・・
    どのように二重らせん構造にたどり着いたかワトソン目線で書かれており、興味深いのですが、主観的なのでその他当事者の意見も聞いてみたいと思ったり・・・
    昔の話のようで、今もそんな感じなケンブリッジ。歴史の息吹が感じられ

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    2019年03月24日
  • 二重らせん

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    今世紀最大の生物学史上の成果といわれるDNAの二重らせん構造発見に至る、若き科学者による感動のストーリー。青春ドラマのような面白さに小説のようにのめり込むとともに、諦めることなく自分の好きなこと、大切にしていることに突き進む若きワトソンの姿勢から学ぶことは多い。

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    2017年05月13日
  • 二重らせん

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    最近読んでいたいくつかの本で、この二重らせんが紹介されており、手に取ってみた。DNAの構造を発見した、科学者のうちの一人である、ワトソンによって、その構造を発見するまでのストーリーが本人主役で語られている。

    自分自身は、化学は全然と言っていいほど知識がないのだが、印象に残ったのは、構造を検討するときに模型を組み立ってて考えたりしていたのだが、ワトソンってこの模型をいじってたか、ぶらぶらしてただけじゃないか?と(実際には違うのだろうが)。
    この手の本って、ある重大な発見に向かって、謎解きのように、更に、科学的知識を少しずつ積み上げて理解できるように書かれたりしている物と思って読み始めると、なん

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    2015年12月23日
  • 二重らせん

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    副題の「DNAの構造を発見した科学者の記録」とありますが、科学的競争が本当にリアルで読みやすくおもしろかったです。ただ、科学的知識がもっとあれば、理論的説明の部分の本質も読めておもしろかっただろうなと感じました。

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    2013年08月29日
  • 二重らせん

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    門外漢には理解できない部分は多々あるが、科学の世界がどのようなものかがわかって実に面白い。

    印象的なことは、それぞれが競争したり、時に敵対的になったとしても、根っこのところには皆、すばらしい発見に感動する素直な心を持っており、ライバルの発見であっても称賛するというところである。

    ねたみや恨みはどのような世界でもあることだが、純粋に何かを追い求め続けるということの素晴らしさを感じる。

    科学の世界にかかわらない一般人であっても、そのような心を忘れずにいれば、人生がもっと楽しくなるのではなかろうか。

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    2013年07月22日
  • 二重らせん

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    ネタバレ

    とてもノンフィクションとは思えないノリで色々とぶっちゃけていてすごい本。これだけ主観的かつ率直に書かれていると潔いというか、むしろこのくらいでないと自伝なんて出す意味がないのかも。とはいえエピローグで登場人物全員に対してのフォローは入るし、他人だけでなく自分のことも良いこと悪いこと含め書き綴っているので、不快には感じなかった。
    ワトソンとクリックといえば、生物学史でもっとも有名な人名といっても過言ではないくらいの存在だけども、実のところ実験らしい実験はほとんどしていなかったことがわかる。筆者であるワトソンは全編通して結構な頻度で遊びに出かけているし、わりとしょっちゅう女の子のことを考えていて、

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    2013年06月14日
  • 二重らせん

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    ノーベル生理学・医学賞を受賞したワトソン博士による、DNAの構造を解析するに至るまでのドキュメントです。野心がぷんぷん匂ってくるような回想録になっています。あけすけな発言で物議を醸した本でもあります。

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    2013年04月06日
  • 二重らせん

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     読後に調べたら、本書の内容は現在でも論争になっているらしい。1番の栄誉をとった人間が書いた本だから、鵜呑みにするのは危ないかもしれない。

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    2022年12月05日
  • 二重らせん

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    DNAの「二重らせん」構造は、1953年、分子模型を構築する手法を用いてジェームズ・D・ワトソンとフランシス・クリックによって提唱されたものである。二重らせん構造が明らかになったことによって、遺伝がDNAの複製によって起こることや塩基配列が遺伝情報を担っていることが見事に説明できるようになり、その後の分子生物学の発展に決定的な影響を与えた。この研究により、ワトソンとクリックはモーリス・ウィルキンスとともに、1962年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
    この発見は、20世紀最大の発見とも言われ、その経緯と人間模様を描いた作品は、ベストセラーとなったワトソンによる本書のほか、クリックによる『熱き

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    2020年04月15日
  • 二重らせん

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    DNAが二重螺旋構造であることを発見しノーベル賞を受賞したうちの一人、ジェームス D ワトソンが、その発見の経緯を書いた本。研究者間の競争と協力、人間模様。

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    2013年08月27日