年森瑛のレビュー一覧

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    個人的にはちょっと読むにくい文章でした。でも、栄養を十分に取れてない主人公の視点と考えれば腑に落ちるかもしれないです

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    2026年01月10日
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    ネタバレ

    マイノリティのカテゴリー化、コミュニケーションの軽薄化という現代的な主題と、性という普遍的な主題を組み合わせており、とてもいい。
    文体も(たまに違和感を覚えてしまうこともあったが)現代的な比喩が多く面白い。
    かけがえのない他人なんていない。それでも支え合って生きていこう。って思った。

    103 自分の言葉で人の心を揺らしてしまうのが怖くて、自分の言葉の責任を担保してくれる何かが欲しくて、他人のお墨付きの言葉を借りたくて仕方がなかった。多くの人に使われてきた言葉を使用すれば、まどかがオジロとの今後の関係を安全に保っていられることは間違いなかった。

    112 うみちゃんは、恋人ではないし、友だちで

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    2025年11月29日
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    なんかJKの時の、「誰も本当の私なんか分からないでしょ?」、「勝手にわかった気になんないでよね」みたいな感覚。
    よく話す友達はたくさんいるけど、親友みたいな人は1〜3人しかいないみたいな感覚。

    そういうのを思い出した。

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    2025年06月03日
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    「嫌悪」または「拒絶」と,否定できない「共感」が同居している,でもその両方とも認めたくないのに認めてしまう…とてつもない居心地の悪さと,同じ質量の「はだか」のままでいることへの圧倒的な肯定感…
    この「スッキリしない混沌」は,なんなのか?
    でもこの「全部に意味がありそうで本当は空虚で,それなのに囚われている」世界こそ,我々の世界で,我々の世界をそのまま描いても全然面白くないはずなのに,読み始めたらページを捲る手が止まらない.
    若い作家さんのようだけど,とんでもない書き手さんが出てきたなぁと.
    題名のN/Aもニクい選択.全部のバランスが物凄い複雑さで均衡を保っている…ヤバい,クセになる作品.
    この

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    2025年03月02日
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    初年森瑛さん作品でした。
    宇佐見りんさんに近い感じの作風を感じました。

    恋人じゃなくてパートナーでもなくて、付き合ってる人というのがしっくりくる、というところに共感しました。

    上手く言葉にできないし、簡単に他人に言葉にしてほしくないようなことが、誰にでもあるんだってことを改めて感じました。

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    2025年02月01日
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    分かったふりは してくれなくてもいい…
    他人の悩みや事情を
    勝手にジャッジしないでほしい…

    でも その反面
    本当は誰かに分かってもらいたくてたまらない!

    主人公の魂の叫びに 圧倒されました!



    __嫌なものは嫌だ。
    それだけのことが伝わらない。



    “私は何者でもないのに…”
    恋愛や性別などへの違和感を 周りの人たちに
    カテゴライズされていくことへの嫌悪感が
    痛いくらいに伝わってきました…



    終わり方がとても良かったな…
    カテゴライズされないことを
    求める主人公だったけど
    カテゴライズされることで
    安心感を得ることもあるのだと気づきます

    その会話が 私はとても好きで

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    2025年01月24日
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    薄い本なので、すぐに読み終わった。
    複雑ない思いを持つ女子高生が主人公。
    気難しい子の部類に入るタイプ。
    生きるのって大変だよね、色んなことあるしね、
    人間関係も大変だよね、って言ってあげたくなった。

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    2025年01月19日
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    女子校出身からすると、女子校の中でのやりとりとかとても共感できた。どこもあんな感じなのかな
    「N/A」というのは「該当なし」という意味らしい
    主人公のまどかはまどかであり、何にも当てはめられず該当しないという意味でぴったりのタイトルだと思う
    性別や見た目や誰を好きかを関係なく、自分は自分でありたいということがどういうことなのか、葛藤が何なのか少しわかった気がする
    自分の周りに悩んでる人や落ち込んでる人にどうやって声をかけるのかについて考え直すきっかけになった
    形式だけの「大丈夫?」じゃ何にも響かないこともある
    その人のためだけの言葉って難しいなあ
    保健室?の手を繋いでいるポスターの表現がすごく

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    2024年12月16日
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    ネタバレ

    読もうと思ったきっかけはタイトルと表紙。

    その後ちらっと中を見て、LGBTQ+関連の話かな?と思っていたけど、実際に読んでみると(マイノリティについての話でもあるけれど)「誰かに言葉をかけること」の難しさについて描かれた作品だ、と思った。

    先日、母親から届いたLINEの長文メッセージ(内容も激重)を受け止めきれず、そのことについて友人に話したところ「え、キモ!!!」と即答されて、何の配慮もないその言葉に、かなり心が救われたのを思い出した。

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    2024年10月06日
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    現代の高校生の描き方がリアル。多様性に埋もれた中で違うものを見つけようとするけど、結局外から見たらカテゴライズされた1人っていうのが現実的でいい。

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    2024年10月03日