年森瑛のレビュー一覧

  • N/A

    Posted by ブクログ

    文學界新人賞。選考会で異例の満場一致。

    表現があまりにも豊か。文学的表現にしようと捻り出したというより、自然に出てきているように感じた。そのくらい豊かさに溢れていた。
    まるでベテラン芸人の会話にユーモアが散りばめられているかのように。

    カテゴライズされた配慮はいらない、でもお墨付きがある。一方でその人宛に綴る自分独自の言葉には責任が伴う。
    観察眼と叡智に富む作品だと感じた。

    ラストはちょっと物足りなかったけど、かなり好き。もう一度読むと思う。

    0
    2025年07月30日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    該当なし
    それでいい それでいいのだが、生きづらい
    わたしは誰かをカテゴライズせずにいたいしカテゴライズされたくもないが、不可能で泣き、それが社会

    0
    2025年06月19日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    生理を止めるために低体重にした女の子の話。
    生理ってきたらうざいし、来なかったら不安になるよな。
    100ページくらいで読みやすかった。
    高校生の話す会話とかすごく女子高生っぽいなーって感じで楽しめた。

    0
    2026年06月08日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    どういう作品が新人賞をとるのか、いまどきの小説はどんなかんじなのか、知りたくて手に取る。
    わからない単語があるのが今っぽい。
    比喩が豊富なところがうまい。

    0
    2026年06月02日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    没入できる作品だった。
    思春期の少女っぽさがリアル。
    いい作品だなと思ったけど、芥川賞の選評を読んだ時に、「かけがえのない他人」の説得力が足りないというのを読んで妙に納得した。

    0
    2026年05月01日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女子高に通う低体重の女の子「まどか」が、自分にとっての「かけがえのない他人」を求めて生きていくお話。

    生理が来て欲しくないために低体重を維持しているが、周りからは拒食症と見られたり、かげがえのない他人を求めて女の子と交際を試みるが、同性愛者と勘違いをされたり。

    こういうふうに、マイノリティ寄りな考えを、他人が勝手にアレコレ決めつけて物事を語ってくるのは確かに違うよな、と思いつつ、でもそこに陰湿さや悪意はないから、きっと向こうも善意でしていることなんだろうな、と思った。

    なんか、多様性が謳われながらも、本当の意味での多様性が実現されていない世の中の生きづらさが描かれているように見える。

    あと、描かれている女子校の雰囲気が母校に似ていて個人的に好きだった。
    現代を生きるのって本当に難しい。

    0
    2026年02月28日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    生きていて思ったことをその都度全て言語化できたらこんな感じなのだろうかなと思った。そういう意図が感じられるからちと読みづらいけど。

    0
    2026年02月15日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    N/Aは「not applicable(該当せず)」や「not available(利用不可)」の略語。主人公の女子高生が年上の同性愛者との関係を同級生にSNSを通じ知られてしまう。前半は登場人物の心情が細やかに描かれテンポよく読み進められましたが、後半は説明調になりいささか閉口気味でした。

    0
    2026年02月04日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    個人的にはちょっと読むにくい文章でした。でも、栄養を十分に取れてない主人公の視点と考えれば腑に落ちるかもしれないです

    0
    2026年01月10日
  • N/A

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マイノリティのカテゴリー化、コミュニケーションの軽薄化という現代的な主題と、性という普遍的な主題を組み合わせており、とてもいい。
    文体も(たまに違和感を覚えてしまうこともあったが)現代的な比喩が多く面白い。
    かけがえのない他人なんていない。それでも支え合って生きていこう。って思った。

    103 自分の言葉で人の心を揺らしてしまうのが怖くて、自分の言葉の責任を担保してくれる何かが欲しくて、他人のお墨付きの言葉を借りたくて仕方がなかった。多くの人に使われてきた言葉を使用すれば、まどかがオジロとの今後の関係を安全に保っていられることは間違いなかった。

    112 うみちゃんは、恋人ではないし、友だちでも、先輩でも、先生でも、家族でもなかった。
    まどかにとって何者でもない人だった。
    だけど、うみちゃんのことを好きかもしれないと思った。

    0
    2025年11月29日