年森瑛のレビュー一覧

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    没入できる作品だった。
    思春期の少女っぽさがリアル。
    いい作品だなと思ったけど、芥川賞の選評を読んだ時に、「かけがえのない他人」の説得力が足りないというのを読んで妙に納得した。

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    2026年05月01日
  • N/A

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    ネタバレ

    女子高に通う低体重の女の子「まどか」が、自分にとっての「かけがえのない他人」を求めて生きていくお話。

    生理が来て欲しくないために低体重を維持しているが、周りからは拒食症と見られたり、かげがえのない他人を求めて女の子と交際を試みるが、同性愛者と勘違いをされたり。

    こういうふうに、マイノリティ寄りな考えを、他人が勝手にアレコレ決めつけて物事を語ってくるのは確かに違うよな、と思いつつ、でもそこに陰湿さや悪意はないから、きっと向こうも善意でしていることなんだろうな、と思った。

    なんか、多様性が謳われながらも、本当の意味での多様性が実現されていない世の中の生きづらさが描かれているように見える。

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    2026年02月28日
  • N/A

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    生きていて思ったことをその都度全て言語化できたらこんな感じなのだろうかなと思った。そういう意図が感じられるからちと読みづらいけど。

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    2026年02月15日
  • N/A

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    N/Aは「not applicable(該当せず)」や「not available(利用不可)」の略語。主人公の女子高生が年上の同性愛者との関係を同級生にSNSを通じ知られてしまう。前半は登場人物の心情が細やかに描かれテンポよく読み進められましたが、後半は説明調になりいささか閉口気味でした。

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    2026年02月04日
  • N/A

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    個人的にはちょっと読むにくい文章でした。でも、栄養を十分に取れてない主人公の視点と考えれば腑に落ちるかもしれないです

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    2026年01月10日
  • N/A

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    ネタバレ

    マイノリティのカテゴリー化、コミュニケーションの軽薄化という現代的な主題と、性という普遍的な主題を組み合わせており、とてもいい。
    文体も(たまに違和感を覚えてしまうこともあったが)現代的な比喩が多く面白い。
    かけがえのない他人なんていない。それでも支え合って生きていこう。って思った。

    103 自分の言葉で人の心を揺らしてしまうのが怖くて、自分の言葉の責任を担保してくれる何かが欲しくて、他人のお墨付きの言葉を借りたくて仕方がなかった。多くの人に使われてきた言葉を使用すれば、まどかがオジロとの今後の関係を安全に保っていられることは間違いなかった。

    112 うみちゃんは、恋人ではないし、友だちで

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    2025年11月29日
  • N/A

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    なんかJKの時の、「誰も本当の私なんか分からないでしょ?」、「勝手にわかった気になんないでよね」みたいな感覚。
    よく話す友達はたくさんいるけど、親友みたいな人は1〜3人しかいないみたいな感覚。

    そういうのを思い出した。

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    2025年06月03日
  • N/A

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    「嫌悪」または「拒絶」と,否定できない「共感」が同居している,でもその両方とも認めたくないのに認めてしまう…とてつもない居心地の悪さと,同じ質量の「はだか」のままでいることへの圧倒的な肯定感…
    この「スッキリしない混沌」は,なんなのか?
    でもこの「全部に意味がありそうで本当は空虚で,それなのに囚われている」世界こそ,我々の世界で,我々の世界をそのまま描いても全然面白くないはずなのに,読み始めたらページを捲る手が止まらない.
    若い作家さんのようだけど,とんでもない書き手さんが出てきたなぁと.
    題名のN/Aもニクい選択.全部のバランスが物凄い複雑さで均衡を保っている…ヤバい,クセになる作品.
    この

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    2025年03月02日
  • N/A

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    初年森瑛さん作品でした。
    宇佐見りんさんに近い感じの作風を感じました。

    恋人じゃなくてパートナーでもなくて、付き合ってる人というのがしっくりくる、というところに共感しました。

    上手く言葉にできないし、簡単に他人に言葉にしてほしくないようなことが、誰にでもあるんだってことを改めて感じました。

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    2025年02月01日
  • N/A

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    ネタバレ

    読もうと思ったきっかけはタイトルと表紙。

    その後ちらっと中を見て、LGBTQ+関連の話かな?と思っていたけど、実際に読んでみると(マイノリティについての話でもあるけれど)「誰かに言葉をかけること」の難しさについて描かれた作品だ、と思った。

    先日、母親から届いたLINEの長文メッセージ(内容も激重)を受け止めきれず、そのことについて友人に話したところ「え、キモ!!!」と即答されて、何の配慮もないその言葉に、かなり心が救われたのを思い出した。

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    2024年10月06日