ミン・ジヒョンのレビュー一覧

  • 僕の狂ったフェミ彼女
    『나의 미친 페미니스트 여자친구』 全訳
    釜山国際映画祭「Book To Film」に選ばれた最高の話題作
    小説家50人が推薦する「今年の小説」選定
    韓国文化芸術委員会「文学分かち合い図書」選定

    「こうやって結婚して子育てすることが、普通の幸せなんだってこと、彼女が毎日気にしている中絶や盗作、性...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    ずっと読みたかったこの本をやっと読むことができた。

    ものすごく読みやすい訳で、するする読めてしまった。そのさなかに、はっと立ち止まる言葉があり、そのたび一呼吸おいて、自分に立ち返り読んだ。
    大学を出て仕事を始めてから、自分の恋愛脳がほぼ、機能しなくなった。何故だろう?高校大学で色々ありすぎたから?...続きを読む
  • 私の最高の彼氏とその彼女
    オープンリレーションシップとはなにか。
    自分たちの納得できる姿を見つけ出すには、いかに対話を諦めないことが重要か。
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    フェミニズム関係の本を読んで、周りの女性たちに男尊女卑構造による辛さを聞いてからだと、主人公のスジュンに対して「何やってんだよ!」と憤る

    もっとも、フェミニズムについて学ぶ前だと私もスジュンみたいな考えをしていただろう

    「俺にフェミニズムを教えろ」ではなく、「フェミニズムを学び取ろう」とする姿勢...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    フォローさせて頂いているなおなおさんからお勧め頂いて拝読。
    韓国映画や韓国ドラマをかなり観ていた時期があったお陰で何かと舌を鳴らしたりする感じや文化や場所などは軽く知っていたのですんなり読む事が出来ました。
    年上の好意を持っている男性に対してオッパと呼ぶのを久々に見て懐かしい!と軽く感動を覚えました...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    対話を諦めないことは、愛を諦めないこと。

    普通の男性側からの視点でフェミニズムをどう感じるかが書かれているのが新鮮で勉強になった。
    訳者あとがきにも書かれているように、この本の中に我々が話し合うべきトピックがたくさん散りばめられていた。全ては変わらなくても何かが少しずつ変わっていくことを願う。その...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    軽い感じで書かれていので、読みやすかった。(キム•ジヨンは結構重かったので)でも、韓国の今の様子を描いていて、苦しい。分かり合えない男と女。日本は女性があまり声を上げていないだけで、本当は韓国と状況は同じ。物語のあとで、スンジュンが少しでも変わってくれることを期待したいが、、、無理かぁ
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    とある作家さんのサイン会で、元パートナーから「日本では男尊女卑はなくならないよ」と言われ、ブチギレたら振られたという相談をしたら、おすすめしてもらった一冊。

    元パートナーが発していた言葉と、本書のキム・スンジュンが発する言葉、とても似ていて、当時の「お互いの見えている世界の違い」を思い出した。読ん...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    「フェミ」という言葉がネットではただの批判のために使われている中で、フェミニストの方がどういうところで違和感を感じているのか、またその社会がまかり通っているというところでハッとさせられる本でした。
    相手に対して性別に囚われた発言をしてしまっていないか、実は不快な思いをさせてしまっていたのではないか、...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    彼女にとってはこんなにも当然なことが、僕たち男にはなぜ理解できないんだろう?それがこの問題のそもそもの悲劇だと思った。だけど実際、わかりたいと思ったこともなかった。

    この文に全てが詰まってる気がした。

    スンジュンは日本にもよくいるタイプの本当に普通の男性。自己認識では、世間的にもいい彼氏。
    そん...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    特にフェミニズムについて考えたこともなかったけど、インパクトあるタイトルに惹かれて読んでみたんだけど、私ってもしかしてフェミなのかなって思った。もしくは作中の男性陣が極端にミソジニーなのか。終始スンジュンにイライラした。私も結婚はしたくないし干渉されたり心配されるのも好きじゃないし、かと言って性被害...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    口語で、展開がスリリングなので読みやすい。
    韓国の話だが、日本に通じる男尊女卑が知らず知らずのうちに、当たり前となっていることもあると思う。そこに立ち向かう彼女が勇ましい。
    人は変えられない。でも、知らない世界、今までの自分の常識にない世界についての視野を広げる影響を与えることはできるのかもしれない...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    かつて大好きだった彼女が別れてから四年の時を経てフェミニストになり、デモに参加していたところでばったり再会するところから始まる。

    主人公の男の子は悪気なく、極一般的な考え方として男尊女卑に染まっており、彼女を脱フェミさせてあげようと奮闘する。

    フェミニストに詳しくない、彼女らは何を訴えたいのか?...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    なんか凄い本を読んだ…。結婚したい30代の主人公は大好きだった元カノと再会するが、彼女はデモや抗議に参加するいわゆるフェミニストになっていた。女性の女性搾取に対し反発する気持ちも分かるし、男性の周りの友達と同じように結婚したい家庭を持ちたいと焦るような気持ちも分かる。けれど、終わりの方に「結婚しろっ...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    読んでいて苦しい気持ちにもなった。感情がぐるぐるとした。
    この先この2人はそれぞれどんなふうに生きていくのか。と気になった。
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    "彼女"との突然の別れを引きずるスンジュンが、四年後、偶然彼女と再開したがその彼女は四年前とはすっかり変わってフェミニストになっていた、というお話。
    2019年に韓国で書かれた本書だけれど、韓国は日本よりもさらに家族の繋がりや家父長制が根強い印象があるかも。あとがきで著者が「韓国でフェミニストが心か...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    ちゃんとイライラしたし、僕(キム・スンジュン)の思考回路がおかしいって端々で思った
    「分かり合えなさ」が描かれてるなぁ
    「正欲」でも「流浪の月」でも

    平行線や
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    四年前、付き合っていた初恋の彼女は、フェミニストになっていた!?
    「何も考えていない」スンジュンと「フェミニスト」の彼女のお互い譲れない信念のぶつかりあいに色々考えさせられた。

    この本を通して思ったのは、他人を変えるって難しい!!
    でもお互いに歩み寄って理解しようとする姿勢がないといけない。
    みん...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    私は20代前半まではフェミニストなんて、と思っていた。でも、結婚適齢期が近づくにつれて、社会人として働く中でわだかまりを感じ、この本を手に取った。

    物語では、女の生きづらさを敢えて明文化しておらず、彼氏と彼女の会話の中でモヤッとした感情を伝えている。それが読み手に深みを与えており非常に面白いと思う...続きを読む
  • 僕の狂ったフェミ彼女
    彼氏視点で書かれているのがとても良かった。フェミニストでない男(女も)にフェミニストを理解してもらうならこんなに適した本はないのかもしれない。
    あとがきに「このニュースについて、彼女とスンジュンはどんな会話をするでしょうか」という問いかけがあった。分かり合えない両者の視点を得るための本だったんだなと...続きを読む