オルナ・ドーナトのレビュー一覧
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女性だから、無条件に子どもが欲しい・好きというわけではない。そういう気持ちがあったとしても、悪いことではない。自分の気持ちを大切にして生きていける世の中になってほしいと思った。Posted by ブクログ
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全体として翻訳書あるあるの読みにくさはあるが、少しでも題名が気になったら、好きなページだけ、あるいはインタビューだけでも読んでみたら気づきがあるかも。
母親業を辞めたい、辛いと思っているのは、
決して1人だけではなく、
世界各地にもいるというのが新発見だった。
【気づき】
・一般的な...続きを読むPosted by ブクログ -
時間をかけてゆっくり咀嚼して読んだ。
フランスへ研修旅行に行くより、この本を読む方がよっぽど有意義だと思う。
今後の自分の人生を考える上で大切な一冊となった。Posted by ブクログ -
気になってはいたけれど、手に取る勇気がなかなか出なかった本、ようやく読みました。
後悔しているとまでは言わないけどさぁ、日々大変な思いで生活してるんだわ~
私はそんな平凡なワーママですが、ハッとさせられるフレーズがたくさん出てきました。
ママ達にとっては、自分の気持ちが言語化され、俎上に載せて...続きを読むPosted by ブクログ -
感情に流されずに確固たる意志を持って妊娠出産育児に取り組めたらばこの本に出てくるようなつらい思いはしないのかもしれないですけど…でも妊娠ってそんな思い通りいくものではないし、幻想や価値観、身体の周期や色んなことで複雑極まる事象ですからね…。考えちゃだめだと分かっていても"効率"もちらつく。先のことは...続きを読むPosted by ブクログ
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母になる前に読んでおきたくて。
いつ母になるのかわからないけど(果たしてそんな日が来るのか……)その時何を思うんだろう。この本のことを思い出すだろうか。Posted by ブクログ -
思ってても口に出さないことってたくさんある。
思ってても口に出さないことランキングがあったとしたら、女性部門第1位に輝くのではないかと思うのが「母親になって後悔してる」である。
女性としては歳を重ねるにつれ、母親になれる可能性は刻々と先細りする訳だけど、歳を重ねるにつれて子を持つことへの恐怖は膨ら...続きを読むPosted by ブクログ -
面白くて一気に読んでしまった。読みにくさは個人的には感じませんでした。
語ることをタブー視されている、母親になったことの後悔、それを敢えて語ることの重要性。
母親たちの生の声が胸に突き刺さりました。
このような内面を抱えながら母であり続けることは悪いことではないむしろ普通のことなのだという慰めにもな...続きを読むPosted by ブクログ -
分かりにくい文脈、女性だから語られるシンプルで素直な意見、欧米人にある合理性を重んじる論理を感じる。人間誰しも平等に選択肢を持つべきもの、当事者である女性でしか論じられないテーマの様な気がする。
アンビバレンス #regrettingmotherhoodPosted by ブクログ -
生物学的に妊娠・出産の能力は女性にある。だからといって、全ての女性が母親になりたいと思っているわけではない。母親になる/ならないというのは個人の自由な選択であるはず。
だけど、母親になることを望まないという意志への疑問や批判を持つ人は多い。
母親でない、それだけで属せないコミュニティがある。居場所...続きを読むPosted by ブクログ -
出してはいけないものを出している人たちの言葉を読んで、見てはいけないものを見ている気分。私は自分が、女性は母親になるべきで、母親は子ども持つことが幸せなのだ、という社会通念に洗脳されていることに気づく。
だけどここに書かれてある数々の言葉は、明らかに私の中に眠る声。母親になどなりたくなかった、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
世界中の母親が同じような思いをしているんだと知ることができた。「母親」というステレオタイプの理想像を求められるのはしんどい。後悔しているのは子どもが可愛くないからではなく、「母親」の理想像を押し付けられるから。同感。日本で少子化が進んでいるってことは、ある意味、女性たちが生き方を選べるようになったと...続きを読むPosted by ブクログ
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強烈な題名である。しかし、とても読んでみたくなった。
【母であることに気持ちが揺れるのが普通だと私は信じているが、少しでも「ネガティブ」と解釈される可能性があることを書くときはいつでも、次の免責事項を付け加えるという痛々しい衝動に駆られてしまうーもちろん私はわが子たちを何よりも愛しています、と...続きを読むPosted by ブクログ -
どの仕事にも向き不向きがあるように、母親という役割にも向き不向きがあって、ただ仕事と違って、辞めることはかなり難しい。そんな中で、ネグレクトや虐待の問題が生じているんだと思う。
子供でも気軽に入れる寮みたいなものがあって、社会で育てる仕組みがあれば、いいのかなと思った。
向いてないこと、嫌なこと...続きを読むPosted by ブクログ -
私は子どもを持ちたい?持ちたくない?ということを考えていてタイトルに惹かれ読んだ。
社会からの圧力で動かされるのではなく、自分の考えに従って選択してというメッセージ。
ノンマザーの方を魅力的に感じるような内容だったが、それくらい後押しをしないと、自分の意思に従ってノンマザーという道を進める人はまだ...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく読みやすいわけではなく、またなぜ後悔しているのかの原因がすっきり明示されているわけでもないとおもうが、女性にも男性にも読んでほしいとおもう。
謝辞の最後にあった、
「異なる感情を持つ人と人が対話をする精神」で。
ただただ、異なる感情を持つ人がいること知り、
それを自分のもつ価値観で悪と一方的...続きを読むPosted by ブクログ -
「母親になって後悔している」という本を読みました。
この意見に同意するか反対するかは置いておいて、じっくり色んな人に読んで欲しいと思った。
~以下、内容に関する個人的なメモ~
•子どもを愛しているけれど、母親になったことは後悔している、と考える母親がいる
•もし今の知識を持って、妊娠する前に戻れたら...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルだけで敬遠され嫌悪も抱かれそうだけど、全ての女性に読んでほしい。そして自分の置かれている社会的状況、親子関係、夫婦関係を今一度見直してほしい。自分も周りもそれが母親として当たり前、ではなく考えてほしい。女性として母親になる、ならない意味を。
今ある聖母信仰がある限り、母親になりたくない人たち...続きを読むPosted by ブクログ -
母親になったらもう誰かの母親であるという役割からは降りることができない。その事実に後悔の気持ちがある人達がいる。
自分の選択に変わりはないが、やってみないと後悔するかもわからない選択をすることになる。
後悔の感情はそこまで表に出すべきなのか。
確かに母親は良い母親像から縛られることになり、それ...続きを読むPosted by ブクログ -
母の日の前に読んでおきたいと思い手にした一冊。
自分は母親ではないから特に意識したことはなかったけど、たしかに「母」という役割は社会的期待が大きすぎるな…と思った。
子供を愛していないわけではなく、お母さんであることに耐えられないという人たちの意見を知ってより世の中のお母さん方への尊敬の念が高まった...続きを読むPosted by ブクログ