小原圭司のレビュー一覧

  • 本当の依存症の話をしよう ラットパークと薬物戦争

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    「依存症」と「人との繋がり」。生きる中でのでのつらさ寂しさをどのように工夫して暮らしていけるか、考えるきっかけになる本。

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    2023年07月19日
  • ギャンブル障害回復トレーニングプログラム(SAT-G)活用ガイドブック

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    全国の精神保健福祉センターで活用されているギャンブル依存症のプログラムの書籍版が出た。個別でも集団でも行われ使いやすく効果もある。プログラムの解説やできた経緯についても丁寧に解説されている。本書を購入すれば、資料が使えるのと使い方のロールプレイの動画も見れる。現在エビデンスのある久里浜の「標準的治療プログラム」にも活用されているもので、治療選択肢が増えるのはありがたい。

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    2022年03月31日
  • 本当の依存症の話をしよう ラットパークと薬物戦争

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    ①スチュアート・マクミランの薬物依存啓発マンガ2作品と、依存症を専門とする精神科医 ②松本俊彦・③小原圭司による解説をまとめた、啓発的なモノグラフである。
    ①ではラットを用いた薬物依存モデル「ラットパーク」実験により依存症の経過がコミュニティによる影響を大きく受ける可能性があること、また法的な薬物規制がかえって依存症を増やしてしまう危険性について描かれている。
    ②は①をうけた解説であり、依存症の本当の問題は薬物の依存性ではなく、コミュニティとのつながりの欠如や孤立が本当の原因であり、また薬物や依存症患者を懲罰的に規制する制度はむしろ依存症を増やすことになり、世界的には「排除から包摂へ」というア

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    2022年01月02日
  • メンタルヘルス・ファーストエイド こころの応急処置マニュアルとその活用

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    会社の研修でメンタルヘルスファーストエイダ―に登録してもらったが、本書はそのテキストである。
    様々なメンタルヘルスの問題を正しく認識するとともに、「りはあさる」によって支援のするという一貫したフォローアップの技法が記載されている。

    「りはあさる」とは
    リスク評価:声をかけリスクを評価し、その場でできる支援を開始する
    話をよく聞く:批判せずに話をよく聞き、コミュニケーションをとる。
    安心につながる情報提供をする
    専門家のサポートを受けるように勧める
    セルフヘルプやその他のサポートを進める

    といった、支援の開始からひと段落までの対応方法の頭文字である。
    今回、MHFA研修を実施頂き、本書の編者

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    2021年10月03日
  • 本当の依存症の話をしよう ラットパークと薬物戦争

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    依存症とは孤立の病。

    脱法ハーブなどの危険ドラックが流行り、事故などを起こしてニュースで騒がれていたとき、「なぜ早く規制しないのか」と疑問に思っていた1人だった。
    規制すればするほど、悪い方に行くなんて…全然知らなかった。
    無知とは罪だと思った。

    多くの人に読んでもらいたい。

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    2021年04月29日
  • メンタルヘルス・ファーストエイド こころの応急処置マニュアルとその活用

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    社内のメンタルヘルスに関して学ぶのにとても適したテキストだと思います。
    疾患や状況毎に詳しく記載されているので、とてもわかりやすく、対応しやすいかと。

    ファーストエイドのアクションプランは、とても覚えやすく、対応に困らないと思います。
    (やはり、根本は傾聴よね。。と、自分は思いました)

    【りはあさる】
    「り」→声をかけ、リスクを評価し、その場でできる支援を始めましょう(声かけ、リスク評価、支援開始)
    「は」→決めつけず、批判せずに話を聞き、コミュニケーションをとりましょう(はなしをよく聞く)
    「あ」→安心につながる支援と情報を提供しましょう(あんしんにつながる支援と情報)
    「さ」→専門家の

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    2022年02月14日