ボブ・ゲイルのレビュー一覧
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表紙はウルヴァリンメイン感出してきたけど、本編は1巻同様なかまの助けはほぼなくスパイダーマンが自力で頑張っており、不憫に思えてきた。そんなところもかわいくて大好きです。Posted by ブクログ
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JRJR描くスパイダーマンの異様な安心感。新設定の語り直しが一段落したのかストーリーも読みやすくヴェノムやゴブリンと大物が再登場するのも豪華。暴れるだけに見えたメナスにようやく背景が示され出して興味を引く。Posted by ブクログ
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新章『ブランニュー・デイ』で仕切り直した世界において、宿敵たちとの攻防が描かれる巻。『ブランニュー・デイ3』と本作の間に挟まる話もあるのだが、少なくともブランニュー・デイを読んでいれば特に問題はなさそうだ。
帯にある通り、旧来の宿敵ヴィランたちが動き出すだけでも面白く感じるところだが、「シビル・ウ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ワン・モア・デイ」事件を経て設定の多くにリセットがかかったスパイダーマンの新章開始。
全体的に激しいストーリーではないものの、作中でピーター本人も自認する「不幸に次ぐ不幸の連続」が初登場となるヴィランやらヒロインやらを紹介しつつどんどん起こっていく。何も悪いことをしていないのにどんどん状況が悪化...続きを読むPosted by ブクログ -
クリス・バチャロさんのアートの好きな方にはイチオシです。
今回はローガンことウルヴァリンがちょっと登場しスパイダーマンとの掛け合いが見れます、一見二人の仲は悪いように見えるけど、あれでローガンはスパイディのいない所では彼を誉めてるらしい…ツンデレか?Posted by ブクログ -
ピーターは逃れられぬ死を受け入れることにより超越者になりえたはずなのにMJのメフィストとの契約により“原罪”を犯してしまう。
聖書における“失楽園”をヤスパース由来の実存主義になぞらえて描いた衝撃作という感じなのだろうか。
[スパイダーマン:ブランニュー・デイ]というシリーズへの転換に当たるブリ...続きを読むPosted by ブクログ -
ノーマンのひどすぎる仕打ち、殺しても死なない悪党に出した二人の答が爽やか。なまじ恋女房MJ不在の分ハリーとのブロマンス的友情が光るが、ピーターも(この時期あちこちでカミングアウトしてるだけに)正体明かしてみてはとは思う。アメリカン・サンのアーマーデザインは正直今いち……(わざとなのかもしれないが)。Posted by ブクログ
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メナスの丁寧な伏線回収が面白い。あれだけゴブリンなのに名前はメナスなんだ……。ピーターの親友悪友として輝くハリーとの、人生うまくいかない同士の友情が泣かせる。併載の短編も裁判劇からホラ話まで短編ならではの味で楽しい。Posted by ブクログ
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メナス周辺の話はもっと先になるのか、そこまで長期的な展開にする必然性はちょっと疑問。挿話的な短編はバチャロの大胆なアートが雪景色に映えて抜群で、本編よりもまとまりがいい。Posted by ブクログ
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とても印象的な青い表紙で描かれた一冊。小プロが翻訳している『アメイジング・スパイダーマン』誌のうち、刊行順としては「アメリカン・サン」からしばらくたった後の話だが、時系列的にはその後の話であり、そのまま続きとして読むことができる一冊。
衝撃作である「ワン・モア・デイ」によって改変された世界における...続きを読むPosted by ブクログ -
「投票日」の名をタイトルに冠し、「ブランニュー・デイ」以来のストーリー展開の世界観になっていたNY市長選挙が終わりを告げるとともに、様々な謎の結末が描かれる完結編。
解明される謎自体はあまり衝撃度が高くなく、わかってしまえば納得しやすい順当さがある。NY市全体を巻き込んでいる割に事態が狭い範囲で進行...続きを読むPosted by ブクログ -
新章の始まり、ブランニュー・デイも3巻となり、これにて「始まり」は「終わる」とのこと。確かに1巻から出ていたことのうち、小さな問題はいくつか終着点を迎えたと思われる。
ただ、大きな問題が様々に残っているのでどうにももやもやする。続き物である点を考えればそこは特に問題ないのだが、どの程度邦訳されてい...続きを読むPosted by ブクログ -
スパイダーマン史のなかでも事件性の高い「ワン・モア・デイ」。
最後に起こる現象はアメコミにはありがちな面もあり、また賛否両論を呼びやすいものだとは思うが、この作品はどちらかと言えばもう少し評価されても良い印象を受ける。
というのも、メイおばさんの死に責任を感じて防ぐために必死になるピーターを描き...続きを読むPosted by ブクログ -
不覚にも最後の二人のやりとりに涙が出てきた。過程と結果の悪声だけが日本でも知られている話ではあったけど、ピーターとMJの愛の物語の終着駅としてはかなりグッとくる話だった。あとやはりオンゴーイング・シリーズでのこういうビッグ・エピソードというのはそこに至るまでの流れをきちんと読んでいて自分の中での積み...続きを読むPosted by ブクログ
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軽めでいて何もかもうまくいかない「いかにも」なスパイディ節はブレブールトの覚え書き(スパイダーマン分析としてなかなか読ませる)通り原点回帰を志向したのか、読者に向けたアオリ文まで復活。続き物を強く志向してて1巻の段階で評価はしづらいとこがある。Posted by ブクログ