香原斗志のレビュー一覧

  • 教養としての日本の城
    本書は「各地の城址を訪ねる」ということの御案内に留まらず、判り易く目立つ形で残る建築、或いは存在が伝わる巨大な城ということを入口に「近世の文化の変遷」を説くような、なかなかに興味深い内容を展開していると思う。
    「城」とでも言うと、色々な史跡が在って、その内容は様々である。が、「城」とでも言えば「大き...続きを読む
  • 教養としての日本の城
    日本の城がヨーロッパからの影響を受けたかどうかという観点から論じた本。例えば安土城がヨーロッパの影響を受けた証拠があるかというと、そういうものはないのだが、推論としては魅力がある。
    いろいろな想像を掻き立てる本である。
  • カラー版 東京で見つける江戸
    現在も残る江戸の建造物や構造物を手がかりに当時の様子を想像できるような解説がなされている。都内には意外と残っている木造建築が多く、丁寧に見ていくとおもしろいと感じた。
  • カラー版 東京で見つける江戸
    思ったより残ってるのね。護国寺とか見てない。それなりに行ってみたいところがわかったからよかった。外出禁止が解けたら行こう。
  • カラー版 東京で見つける江戸
    東京23区内を歩き回って、江戸時代からある堀や門、寺社建築などを紹介していく本。網羅されているわけではないと思いますが相当な数の建物類が紹介されてます。作者が実際に現地に行って見ているのが分かる丁寧な作りで、こんなに建物があるのなら幾つか見に行きたいですね。
    と言ってもこの本、地域別ではなく種類別(...続きを読む
  • 教養としての日本の城
    写真がたくさん掲載されており、理解の助けとなった。私自身多少の知識があり、そこに少し肉付けできたので良かったと思うが、いついつこういうことがあったという事実の列挙が多く、話しが頭に入ってこなかった。
  • カラー版 東京で見つける江戸
    <目次>
    第1章  江戸城を外から眺める
    第2章  意外に見つかる武士の町の名残
    第3章  震災、戦災を生き延びた寺社
    第4章  東京は江戸の土木遺産
    第5章  東京の中枢に残る江戸城内を歩く

    <内容>
    「GQ JAPAN」のWEBに連載していた記事を、加筆訂正し出版したもの。きちんと調べて、歩い...続きを読む