アンディ・プディコムのレビュー一覧
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ビル・ゲイツが絶賛したマインドフルネスの本とのこと。正確には、マインドフルネスのための瞑想のやり方の本ですね。マインドフルネス、よく聞くようになった言葉だが実際のところ何なのかよくわかってなかった。瞑想をツールとしてメンタルメンテナンスに使い、心豊かになりましょう、ということか。スピリチュアル系のものは私の身近に以前からあるが、瞑想に関する本をしっかり読んだのはこれが初めてかもしれない。
これまでに著者が世界のいろいろなところで経験してきた瞑想のいろいろなやり方や、瞑想するとは何をすることか、実際にどのようになるか、その成果はどういったものになるのか。そして最後に、瞑想をした結果どうなったか、7人の実例を挙げて書かれています。
瞑想をしてみたいけどどうすればいいのかわからないという人、気が散って上手くできない、これで瞑想してることになるのか?などと悩んでる人にもおすすめの本。毎日10分で十分な効果があると思います。長ければいいというものではないし、たったの10分なら毎日続けられるだろうし。
アメリカでは心理セラピーが日本より日常生活に近いところに存在しているようだし、こういうのもその一種だろう。日本ではスピリチュアル的な、あるいは宗教色が強いものを他人に勧めるのは宗教活動的で難しいものもあると思うので、日本でどの程度浸透するだろう。実例に挙げてあるものを見る限り、病院に行かなくてもこういうことで軽減される人もいると思うけど。 -
Posted by ブクログ
書かれている内容が充実していることはもちろんだが、それよりも、“文章が上手い”。これは訳者によるところも当然あるのだろうが、僧の例え話など、イメージがしやすく、大変わかりやすい。マインドフルネスや瞑想といったものが、抽象的なものであるからこそ、“どれだけイメージしやすい説明ができるか?”が重要。なので、必然的に高い文章能力が必要とされる。本書は見事にそこをクリアしている。良書。
読み終えて。
「瞑想」と「マインドフルネス」を混同していた自分がおり、まず、ここをわけて考えることが重要だと思った。それに気づけたのがよかった。
個人的にふと思ったのが、つい、はやく本を読み終えたくて、要点だけを摘んで速読してしまうことがあるのだが、これはマインドフルネス的にはあまりよくない行為かもしれないなと思った。無駄と思えるような箇所でも、ざっと読み飛ばすのではなく、意識を傾けてじっくり読んでみることが時には必要だと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
【読んだ理由】
YouTubeで何度か紹介されていたので。
瞑想を取り入れたくて。
あっちこっちに気が散りながら、マルチタスク、同時並行、効率最優先なわたし。
マインドフルネスに憧れあり。
今この瞬間に集中して生きてみたい。
【読んだ後】
瞑想の概念が変わった。
62
「空はいつでも青いのだ」
その時の気分がどうであれ、心は本来、青空のように常に変わらないものだ。
頭を空っぽにしなければならない(空っぽを作り出さなければならない)のではない
瞑想とは、人為的な無心状態を無理に作り出そうとするものではない
青空すなわち「からっぽの状態」は、いつでもそこにある。
自分の心の中には、常に静かで澄み渡った場所がある。人はいつでも帰ることができる場所がある。
それは、人生にどんなことが起ころうと、落ち着いた安らかな気分でいられるということ。
70
よいものにしがみつこうとすることも、不快なものを懸命に取り除こうとすることも、すべて「抵抗」。
抵抗している限り、受け入れる余地は生まれない。受け入れられない限り、安らかな心は決して得られない。
『幸福はただの幸福だ。大騒ぎするものではない。悲しみもただの悲しみだ。大騒ぎするものではない。いつも心地よい体験をしたいという欲望を捨て、同時に、不快な経験をすることへの恐れを捨てることができれば、静かな心が手に入る。』
心地よい感覚を味わうことだけを望み、不快な感覚を常に恐れていないか?
80
瞑想←意識を研ぎ澄ますトレーニング
不快な感情を追い払えるとは言っていない。ただ、より意識を研ぎ澄ませていれば、不快な感情が湧いてくる隙がほとんどなくなる。ずっと不快な感情のことを考えていたら、当然、多くのすきを与え、それを自由に動き回らせることになる。だがそれについて考えなければ、それは勢いを失う。
不安になった時、不安になっていることに不安を感じる=反応
↓
一歩下がってもう少し視野を広げ、もとの感情をありのままに観察し、意識を向ける
↓
それはもう自分の出番は終わったとばかりに、どこかへ行ってしまう
160
あなたは身の回りに起きる様々なことで浮かれたり落ち込んだりし続ける。1日を通して変わらないことは、あなたの思考があなたの気分を左右しているということ。
意識していなければ、思考が全てを支配する。
↓
マインドフルネスは一日中、何をしている時でもできるもの。
マインドフルネスとは、自分が今している行為に100%注意を向けること。
(10分瞑想の時間だけがマインドフルネスタイムではない!)
目的と集中と意識を保ちながら、ある行動からある行動へと移っていく◎
次はこれをしなきゃあれをしなきゃといった、何かをしながら別のことを考えている心ここに在らずな状態が、多くのストレスを生む。
「自動操縦」の状態で日々をこなしていく
⇔マインドフルネス
瞑想トレーニングとは、誰かのために、自分が本当の意味でそこにいられるよう心を訓練すること。
いつも自分の考えに沈んでいては、幸せを感じたり、誰かとの絆を感じることなどできない。
33
「からっぽ」=「幸福」ではない。
人はなぜか幸福こそが人生のあるべき状態であり、そうでなければ何かが間違っていると思い込んでしまう。
45
マインドフルネスのトレーニングをし、日々瞑想することでより良い精神状態を手に入れられれば、他人ともよりポジティブに関われるようになる
瞑想とは、どれだけ忙しくても、大勢の人と一緒でも、生活にマインドフルネスを取り入れ、より注意力を高めて日々を生きられるよう、その手助けをするもの。
57
生きるためには考える能力が必要。考えることは心の本質。道路は車が走るために作られているように、心は思考や感情を体験するために存在する。あらゆる思考が悪いなどと誤解してはならない。ただ、それらとの関わり方を知る必要があるのだ。自問しなければならないのは、思考のうち有用で生産的なものがどれだけあって、無用で非生産的なものがどれだけあるかということだ。
58
瞑想とは、コントロールを手放して一歩下がり、受け身の姿勢で注意を集中することを覚え、その一方で心を落ち着けて自然な意識を保つプロセス。
思考とは、ひとりでに浮かんでくるもので、どれだけ努力しても防ぎようのないもの。
一歩下がり、心を解放して自由にさせてやった時、はじめて本当に頭が空っぽになったと感じられる
62
「空はいつでも青いのだ」
その時の気分がどうであれ、心は本来、青空のように常に変わらないものだ。
頭を空っぽにしなければならない(空っぽを作り出さなければならない)のではない
瞑想とは、人為的な無心状態を無理に作り出そうとするものではない
青空すなわち「からっぽの状態」は、いつでもそこにある。
自分の心の中には、常に静かで澄み渡った場所がある。人はいつでも帰ることができる場所がある。
それは、人生にどんなことが起ころうと、落ち着いた安らかな気分でいられるということ。
70
よいものにしがみつこうとすることも、不快なものを懸命に取り除こうとすることも、すべて「抵抗」。
抵抗している限り、受け入れる余地は生まれない。受け入れられない限り、安らかな心は決して得られない。
『幸福はただの幸福だ。大騒ぎするものではない。悲しみもただの悲しみだ。大騒ぎするものではない。いつも心地よい体験をしたいという欲望を捨て、同時に、不快な経験をすることへの恐れを捨てることができれば、静かな心が手に入る。』
心地よい感覚を味わうことだけを望み、不快な感覚を常に恐れていないか?
80
瞑想←意識を研ぎ澄ますトレーニング
不快な感情を追い払えるとは言っていない。ただ、より意識を研ぎ澄ませていれば、不快な感情が湧いてくる隙がほとんどなくなる。ずっと不快な感情のことを考えていたら、当然、多くのすきを与え、それを自由に動き回らせることになる。だがそれについて考えなければ、それは勢いを失う。
不安になった時、不安になっていることに不安を感じる=反応
↓
一歩下がってもう少し視野を広げ、もとの感情をありのままに観察し、意識を向ける
↓
それはもう自分の出番は終わったとばかりに、どこかへ行ってしまう
160
あなたは身の回りに起きる様々なことで浮かれたり落ち込んだりし続ける。1日を通して変わらないことは、あなたの思考があなたの気分を左右しているということ。
意識していなければ、思考が全てを支配する。
↓
マインドフルネスは一日中、何をしている時でもできるもの。
マインドフルネスとは、自分が今している行為に100%注意を向けること。
(10分瞑想の時間だけがマインドフルネスタイムではない!)
目的と集中と意識を保ちながら、ある行動からある行動へと移っていく◎
次はこれをしなきゃあれをしなきゃといった、何かをしながら別のことを考えている心ここに在らずな状態が、多くのストレスを生む。
「自動操縦」の状態で日々をこなしていく
⇔マインドフルネス
瞑想トレーニングとは、誰かのために、自分が本当の意味でそこにいられるよう心を訓練すること。
いつも自分の考えに沈んでいては、幸せを感じたり、誰かとの絆を感じることなどできない。
230
睡眠がいつも完璧でないのはわかっているけれど、波があってもかまわない、と思えるようになった。
235
日々の習慣(歯磨きなど)を「今ここ」に在るための支点として利用する
→一日の中であちこちに短いマインドフルネスの時間が点在するようになる
→それらの時間は、自分が他の考えに入り込んでいないかチェックし、その時していたことに自分を連れ戻す「再集合」の時間となる
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Posted by ブクログ
◼️コメント
初めて実践したマインドフルネス本。最初なだけあって効果の程にはかなり感動した。自分の感覚に集中することで、自分は今この瞬間を生きている生き物であることを実感できた。また雑念が生まれる瞬間に気付けるようになったのも収穫として大きい。音に集中するマインドフルネスと呼吸に集中するマインドフルネスは今でもよく使っている。非常にオススメ。
◼️メモ
・瞑想とは今この瞬間をじかに体験すること
・「からっぽ」は幸福感や充実感に近い。
・感情は移ろうものである。
◼️マインドフルネスのコツ
・生まれては消える思考を眺める(集中対象があればそっちに意識を戻す)。生まれるのは止めようがないので過ぎ去るのを待つ。思考を捕まえて考えこんだりしない。道路のそばに座って行き交う車を眺めるようなイメージ。ほっとけば勝手に過ぎ去っていく。続けてると思考が生まれる瞬間に気付けるようになる。
◼️エクササイズ
1.何もしない
2.五感を意識する
3.肉体の感覚に集中する
4.心地よさ、不快感に集中する
5.自分の感情に気付く
6.頭からつま先までをスキャンする
7.食べながら「今、ここ」を意識する
8.歩きながら「今、ここ」を意識する
9.走りながら「今、ここ」を意識する
10.眠りながら「今、ここ」を意識する
◼️10分間瞑想
・リラックスして呼吸を観察する
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Posted by ブクログ
ネタバレいい内容なんだけど、長い。
体感だが瞑想・マインドフルネスってすごいよ!ってのが4割、著者の修行体験談が4割、肝心の実践方法が2割という風に感じた。
全体を通して概念的な話でふわふわしていたりスピリチュアル味が強かったりする。また原作が英語なので独特な言い回しや話の展開の仕方がされており読んでいて少し疲れる(訳者の腕は素晴らしいと思った)。
☆自分メモ☆
・マインドフルネスはからっぽを得る手段
・生活を変えるのではなく、生活の感じ方を変える
・からっぽ≠幸福、からっぽ=感情より深くにある満足感
・考えはひとりでに浮かんでくる
・道路は車が走るため、心は感情を体験するため
・無理に沈めた感情はいつか浮いてくる
・導師の話『道』: わたしは交通量の多い道路の傍らにいる。行き交う車は感情を表している。わたしは時おり、かっこいい車に惹かれて追いかけたり、醜い車を追いやったりしようとする。でも自分が車(感情)を追いかけているのに気づいた時、わたしは元の場所に戻る。
・導師の話『青空』: 空は雲がかかったり雷がなったりすることがある。それでも飛行機から見れば雲の上はいつも青空。心も一時的な悪い感情に隠されていたとしても、奥底は腫れている。
☆エクササイズ☆
1 何もしない
2 聴覚か視覚に集中
3 体の感覚に集中
4 心地よさ、不快感に集中
5 自分の感情に集中
6 全身をスキャン
☆実践☆
1背筋を伸ばし楽に座る
2 5回深呼吸
3 エクササイズ
4 呼吸に集中する
5 心を自由にする
タイパよく情報を得たいせっかちな私には少し長ったらしく回りくどい本だったが、その点もマインドフルネスの世界観を教えてくれていたのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
この手の本では、主張を支える根拠がほとんどなかったり、あったとしてもレトリック過剰な精神論でしかないわりに、強く断定的な言葉遣いで書かれていたりすることがよくある。
一方で、この著者の言葉にはごまかしがなく、根拠が著者の体感でしかない場合はそれが正直に語られている。こうした筆致がビル・ゲイツ氏の琴線に触れたのだと愚考する。
素人意見だが、少し気になるのは、"Headspace"の訳語として「からっぽ」が適当かという点。本文中で「からっぽ」とは「心の底にある充実感」と書かれているが、日本語の「からっぽ」ではspaceという言葉の意味が抜け落ちてしまっているのではないか。とは言ったものの、よい代替案は浮かばない。