ジェルミー・ラプリーのレビュー一覧

  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育を「外」から見るとどういう評価になるのか? 内からの評価との違いが興味深い。『FACTFULLNESS』の教育版といった趣もある。ただ著者のの狙いは、あくまでも視点を提供することであって、「ダメじゃない」と言い切ることではない。
    とっても丁寧な叙述で、感心することしきり。教育改革がホントに...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育はなぜだめではないのか。それは、日本人の大人は社会人になっても学力が高いからです。要は、彼らは学校で身につけたい知識がきちんと定着していると言うことです。

  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育は「わりと」うまくいっている。データをもとにしながら国際的視野で日本を見よう!と思わせてくれる一冊。
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    ティムズ(TIMSS)は学校で習った内容をきちんと覚えているかを測る。ピザ(PISA)は学校で習った基礎内容を新しい目的に創造的に使えるかを測る。p.21

    社会階層が成績に与える影響はフィンランドと同水準。OECD平均よりも低い。p.49

    大人(26歳~31歳)を対象にした学力調査ピアック(PI...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育はすごいと思った。日本はどのテスト結果でも上位であり、大人になってからもその能力を維持している。
    しかし、日本の大学生はアメリカの大学生に比べて勉強しない。日本は大学での勉強が少ないのにもかかわらず、学力が高いのだ。
    そこで、日本とアメリカでは大学進学率が異なるのではないかと考えた。アメリ...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育に対して否定的なタイトルが多い中、全力で肯定する本!
    国際的な調査で見ると日本は結構上位!
    子ども達も先生方も頑張ってるんだ!って自信を持って楽しく学べるといいな☺️
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    <目次>
    はじめに
    第1部  日本教育の通説を疑う
     第1章  学力は本当に低いのか?  
     第2章  教育の代償は大きいのか?
    第2部  日本教育を壊さないために
     第3章  もうそういうの、やめませんか?

    <内容>
    大変面白かった。教育現場にいるものとして、文科省のプランに疑問を感じつつ、やら...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    想像するよりもずっとずっと興味深く読める本になっている。子どもの教育に携わるすべての人に読んでもらいたい。たとえるなら、日本の教育版『ファクトフルネス』といった感じが丁度いい。

    日本の教育は確かにダメな部分もある。だけど、良いところも多い。にも関わらず、日本人は自国の教育に批判的な意見を持つ人が多...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    日本の教育はダメであるという通説は教育業界に目を向けている人ほど強く抱いている信念ではなかろうか。本書はそうした通説(創造力がない、学力が低下している、学校が楽しくない、など)に対して国際比較のデータを用いて反論している。
    私たちは一部の悪い事例だけを切り取って大袈裟に全体を評価するバイアスがあり、...続きを読む
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
    報道の仕方で差が出ています。
    一点変わらないのは教育者の労働時間が長く過酷なこと。ここを変えていきたいですね。