ジェルミー・ラプリーのレビュー一覧

  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    日本の教育を「外」から見るとどういう評価になるのか? 内からの評価との違いが興味深い。『FACTFULLNESS』の教育版といった趣もある。ただ著者のの狙いは、あくまでも視点を提供することであって、「ダメじゃない」と言い切ることではない。
    とっても丁寧な叙述で、感心することしきり。教育改革がホントに必要だったのか、客観的な裏付けは何もなかったってのも泣ける話。ぜひ文科省の連中にこの一冊を手にとって欲しいけどな。’

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    2021年04月09日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    日本の教育はなぜだめではないのか。それは、日本人の大人は社会人になっても学力が高いからです。要は、彼らは学校で身につけたい知識がきちんと定着していると言うことです。

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    2021年03月21日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    日本の教育は「わりと」うまくいっている。データをもとにしながら国際的視野で日本を見よう!と思わせてくれる一冊。

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    2021年03月08日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    多くの視点から日本の教育を世界と比較しているので、紙面の都合もあるが、1つ1つの視点はあまり掘り下げられていない。
    日本の学校教育の問題が指摘されているとき、日本特有の問題なのかどうかという国際比較の視点から捉えることが大切。

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    2025年10月22日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    タイトル通り「日本の教育はダメじゃない」ことを、データを通して伝えていき最後にはさまざまなステークホルダーにいる人に提言をしてくれている。通念的に語られている日本の教育のダメなところを一つ一つ取り上げながら、それに応えていくような問答的な内容なので読みやすい。日本の先生方いつもありがとう、おつかれさまですと思えた。

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    2025年04月13日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    ティムズ(TIMSS)は学校で習った内容をきちんと覚えているかを測る。ピザ(PISA)は学校で習った基礎内容を新しい目的に創造的に使えるかを測る。p.21

    社会階層が成績に与える影響、日本はフィンランドと同水準。OECD平均よりも低い。p.49

    大人(26歳~31歳)を対象にした学力調査ピアック(PIAAC)で日本は上位。大卒者に限定すると世界1位。p.56

    フィンランドのPISA3科目平均は2006年をピークに、2009、2012、2015、2018と一貫して低下し続けている。p.60

    日本はOECDの中で6番目に勉強時間が短い。社会階層が高い子でもOECD平均並み。p.77

    塾通

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    2024年05月18日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    ネタバレ

    日本の教育はすごいと思った。日本はどのテスト結果でも上位であり、大人になってからもその能力を維持している。
    しかし、日本の大学生はアメリカの大学生に比べて勉強しない。日本は大学での勉強が少ないのにもかかわらず、学力が高いのだ。
    そこで、日本とアメリカでは大学進学率が異なるのではないかと考えた。アメリカの方が低ければ、日本に比べて勉強への意欲が高い学生が多くなるため、勉強量が多くても納得する。
    ところが、大差をつけてアメリカの大学進学率の方が高かった。私の仮説は立証しなかった。やはり、勉強以外の様々な体験を積むことが大切なのだろうか。ますます疑問は深まるばかりだ。

    「カナダの子どもたちは、自分

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    2023年11月10日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    日本の教育に対して否定的なタイトルが多い中、全力で肯定する本!
    国際的な調査で見ると日本は結構上位!
    子ども達も先生方も頑張ってるんだ!って自信を持って楽しく学べるといいな☺️

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    2022年01月18日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1部  日本教育の通説を疑う
     第1章  学力は本当に低いのか?  
     第2章  教育の代償は大きいのか?
    第2部  日本教育を壊さないために
     第3章  もうそういうの、やめませんか?

    <内容>
    大変面白かった。教育現場にいるものとして、文科省のプランに疑問を感じつつ、やらされている身からすると、「そうだよ!」と腑に落ちる点も大変多い本だった。
    基本はPISA(OECD主導の世界学力調査)のデータを基にしている。それを適切に分析して、文部行政や経済界や政界(文部行政を主導している張本人)、マスコミの誤りを指摘している。結果、日本教育のよさを指摘しているが、いわゆる「日

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    2021年03月20日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    想像するよりもずっとずっと興味深く読める本になっている。子どもの教育に携わるすべての人に読んでもらいたい。たとえるなら、日本の教育版『ファクトフルネス』といった感じが丁度いい。

    日本の教育は確かにダメな部分もある。だけど、良いところも多い。にも関わらず、日本人は自国の教育に批判的な意見を持つ人が多いように思える。
    事実、周囲の人に聞いてみると良いところより悪いところばかり挙げられる。
    良いところに目が行きにくいのは、日本人だけではないと思う。だけど、それにしてもあまりに悲観的過ぎる気がする。

    良いところに気づくことで変えるべき点と変えるべきでない点が浮かび上がる。だから、すべてを否定するの

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    2021年03月17日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    日本の教育はダメであるという通説は教育業界に目を向けている人ほど強く抱いている信念ではなかろうか。本書はそうした通説(創造力がない、学力が低下している、学校が楽しくない、など)に対して国際比較のデータを用いて反論している。
    私たちは一部の悪い事例だけを切り取って大袈裟に全体を評価するバイアスがあり、そのことはどの社会課題にも言えるのかもしれない。「現実を正しく見る」というのは何も悪い点だけを論うのではなく、良い点に関してもしっかりと把握して、なぜ良いのかを論じることも同様に大切だと気づかされた。教育に関わる全ての人に読んでほしい一冊。

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    2021年03月10日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    教育や政治は、「日本はダメ」と簡単に言われがちであるが、そんなことはないだろう。一冊のデータとして、基本で読んでおいていい本だと思う。問題は、この本を読んで、更により良くすること、進歩していくことをどう位置づけるかだろう。

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    2025年05月06日
  • 日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす

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    報道の仕方で差が出ています。
    一点変わらないのは教育者の労働時間が長く過酷なこと。ここを変えていきたいですね。

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    2021年03月14日