水元均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キャッチーな言葉、判り易い数字の使い方、インパクトのある断定
などを駆使した説得力のある口調。講師のプロ、語りのプロという印象です。
本書が訴求するコンセプト、戦略、戦術=“商人ねっと”。
「バラエティから深みのある品揃えへ」
>こだわり:量販:価格訴求=20:60:20
「売り切る力=3・3・3の法則で視認率大幅UP」
>3倍のフェース、3倍のボリューム感orSKU、3倍の大きさのPOP
「見える化」「コトPOP」「ライブ販売」「超鮮度」「圧倒的な違い」
「値頃感より量頃感」「感性消費」「家計のニーズ」「夕方から再開店」
著者の言うとおり確かに、実績を残すのは「能力」よりも「考え方」であ -
Posted by ブクログ
スーパーマーケットの新常識の続編。今回も「コト」を重視した売り方の重要性を説くとともに、実際のこと販売事例が満載でした。こういうスーパーの方向性を理解した上で、メーカーももっと商品の先にある「価値」を見出した提案をしていくことが重要だと思いました。少なからず、水元先生が指導している企業に対しては、もっとうちの営業も積極的にコト販売提案を進めて、好事例が出ててきてほしいところなんだがなぁ。
以下、参考になった点。引用。
・震災以降顕著になってきた10の意識(安全、節水節電、メリハリ、無駄排除、持続可能、情報質、癒され、エシカル、絆、ハレ)に対応した売り方を考える。
・節約志向と賢約思考の違い。 -
Posted by ブクログ
著者の『スーパーマーケットのブルーオーシャン戦略』を以前読んだが、この戦略をうまくこの業界に当てはめたものだなぁと感じていました。
今回先輩からお借りして読みましたが、最近読んだ「戦略・戦術」、「アイデア」なんかでも出てきた要素が含まれており、
ブルーオーシャン戦略を読んだ時よりも理解力が深まったような感じがします。
競合店との差別化要素が何なのか?
価格以外でも十分に戦える要素はあるはずだけど、なんだか最低価格はミートしなきゃと思いがち。
価格だけでの勝負になるのであれば、資本力の大きなチェーンスーパーの寡占化が進むはずですが、日本には中小企業のローカルチェーンのスーパーが山ほど存在し -
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Posted by ブクログ
・競争が激化する小売業の中で、いかにブルーオーシャンを見つけて利益を高められるかが重要。
・商いの心得として儲け過ぎるべからずという思想が染みついているが故に、極端に利益が取れない業界となっている。もっと儲けることを目指すべきだ。儲けがあってこそ人材育成ができ、業界の発展がある。
・ブルーオーシャンの発見の為には、自社の強み弱み×「客の喜び」で考えること。他企業との比較で考えると、似通った売り方=レッドオーシャンになってしまうので注意が必要。どの軸で客の喜びを極大化するかを決めること、そして敢えて注力しない捨てる軸も明確にすることで、一丸となった取組ができる(戦略キャンパス)。
・目標の -