小倉日向のレビュー一覧

  • いっそこの手で殺せたら

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    ネタバレ

    目について帯に惹かれて購入しました。
    性被害をテーマに踏み込んだ内容だが全体を通して読みやすかった。
    私刑がテーマになっていて考えさせられる一冊でした。
    人の心に大きく傷がつくのに罪に問われなかったり
    軽く扱われてしまったりきっと被害者、家族は人生を通して苦しみ通すんだろうなと感じた。

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    2026年01月18日
  • いっそこの手で殺せたら

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    「面白かった」という表現を使うのは、あまり適切ではないテーマだったけど、面白かった。良かった。

    再犯を繰り返す悪人には制裁が必要だと思う。
    大事な人を救いたい、被害にあった人を救いたいという想いで、復讐することに私は同感する。
    倫理の心がない人間には、やられた人の痛みを知らさないとダメだ。

    「自分がされたら嫌なことを他者にしない」
    この言葉を一人一人がもっともっと心に刻みながら行動に移せたら昨今の嫌なニュースも減るのになと思う。

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    2024年06月18日
  • いっそこの手で殺せたら

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    いっそこの手で殺せたら
    って考えた事は今のところないですけど、今後はわからないですよね、自分の家族がって考えたら。
    影響受けやすい僕はきっとこの手のニュースを見たら今まで以上に悲しくなって怒ると思う。
    とにかく久々におすすめしたい本です。

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    2024年06月01日
  • 極刑

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    娘を殺され、被害者家族の会で知りえた下衆どもを闇に葬る現代の必殺仕事人のような主人公。
    主人公の詳細は深くは描かれていないが、いずれ明らかになるのか・・・
    加害者を闇に葬るのは爽快だが、単純にそう思うだけでなく何か考えさせられるものがあるような感じがします。
    主人公は姿を消したのですが、次作を期待したい作品ですね。

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    2023年06月18日
  • いっそこの手で殺せたら

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    元教師でライターの筒見は、妻と中学生の娘と何不自由なく暮らしていた。しかし、ある日、妻が勤め先から帰ってこなくなったことをきっかけに、とんでもない事件に巻き込まれていく。

    性被害の復讐、必要悪は赦されるのか。

    性犯罪によって心に消えない傷を負う被害者に比べ、加害者の罪の意識はあまりにも軽い。
    自らの手で復讐したいと思う気持ちも理解できるし、それが自分ではなく、家族や大切な人だったらと考えるだけで胸が締めつけられる。『いっそこの手で殺せたら』と思ってしまう気持ちも、決して他人事とは思えない。

    「レイプは魂の殺人とも呼ばれる犯罪だ。誰かの人生を奪うにも等しいことをした連中に、果たして生きる価値や権利があるのだろうか。」

    この一文が心に深く突き刺さった。被害者が背負う苦しみの大きさと、加害者が犯した罪の重さを改めて考えさせられる。

    本日、『こども性暴力防止法』が2026年12月25日に施行されるというニュースを目にした。本書で描かれるような悲しい事件が少しでも減ることを、心から願いたい。

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    2026年10月24日
  • いっそこの手で殺せたら

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    ネタバレ

    性被害者の復讐劇
    うーん…気持ちは痛いほどわかるんだけどね
    難しい問題や

    物語の構成としてはちょっと無理あるかなーって思った
    面白くはあるんだけど

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    2026年08月27日
  • いっそこの手で殺せたら

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    この本を通して心を開いてる、開いてない関係なく人に話せない悩みなどは自分にもあるなと思った。
    私の中の持病の1つである複雑性PTSD。
    人から与えられたトラウマで出来た持病。
    その人に向けた殺してしまいたいほどの気持ちを何度抱いたものか。
    その人が今も息を吸って生きていると思うと恐怖と絶望が大きい。共感できる部分が多い素敵な本でした。

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    2026年08月16日
  • いっそこの手で殺せたら

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    ネタバレ

    日本から消えない性犯罪。その毒牙にかかる被害者。被害者は本人だけでなく、家族でもある。
    タイトル通り「いっそこの手で殺せたら」と感じる人は多くいるだろう。

    ただ、最後の春香の願いは何だったのだろう?まだ被害者がいるから手を貸せ?

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    2026年06月28日
  • いっそこの手で殺せたら

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    想像してください。

    仮に自分の娘が強姦に遭いました。

    加害者は今も元気に暮らしています。

    加害者に話を聞くと、悪びれている様子もなく、かつて自分はモテていたと武勇伝かのように語っています。

    さて、あなたは彼に何を思いますか?



    強姦は心の殺人とも言われています。

    被害者やその遺族は一生苦しみ続けるのです。

    乗り越えようともがくも、ついには過去の悪夢に耐えきれず、自ら命を断つ人もいます。

    子どもを狙う犯罪者は再犯が8割以上だという説もあります。

    まだ幼い少女が、欲望をむき出しにした男の毒牙にかかったにも関わらず、加害者はのうのうと生活している現実を、被害者はどう受け止めたらいいのでしょう。

    この本では、もし将来自分の娘が被害者になったら、自分の息子が加害者になったら、自分の妻が若かりし頃に被害に遭っていたら、自分はどう感じ、どう選択するのかを、眼前に突きつけてきます。

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    2026年05月10日
  • いっそこの手で殺せたら

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    あまりにも年月が経ち過ぎて、かつ当時未成年であった犯人達に法の基において罪を償わせることが出来ないと悟った時、芳晃の思考は、、 
    そこには当事者や親族にしか分からない苦しみがあるが故の結末でした。
    復讐の手段が、染井為人の『鎮魂』を彷彿とさせる内容で、犯人達が罪を償わされたことに満足を覚えたが、ン〜痛そう。

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    2025年10月13日
  • いっそこの手で殺せたら

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    最初は謎だらけ。でも物語が進むにつれて、少しずつ真実の輪郭が見えてくる。

    展開としてはベタかもしれない。でも、それでもやっぱり面白い。惹きつけられる。

    何が正義かなんて、結局誰にもわからない。ただ、一生消えない心の傷を背負った人の気持ちは、その人にしかわからないし、「悪いやつを殺したい」みたいな単純な感情では済まないものがある。

    ラストの父の行動は、感情任せじゃなかったと思う。これまでの出来事を経て、彼なりに理性的に導き出した「自分がやらなければならない」という結論だったのだろう。
    法的にどうかはともかく、物語の結末としてはとても自然で、納得感のある着地だった。

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    2025年06月17日
  • いっそこの手で殺せたら

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    プロローグでの犯人が、本章での主人公かと思わせるような著者の巧みなミスリード。
    教師を辞め、教育評論家となった主人公が、誘拐により妻を人質に取られ、性被害問題について週刊誌に発表することを強制される。
    誘拐の裏にある組織が浮かび、社会派ミステリーの様相となる。
    中盤で、プロローグの犯人は明らかになるが、最後まで読み応えのあるエンターテイメント。

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    2025年03月01日
  • いっそこの手で殺せたら

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    性被害の重い話で、若干都合が良いところもあるけど、先が気になりグイグイ読めた。
    被害者が苦しみ続けるのに対して、加害者側が反省もせずに、のうのうとしているのは許せない。
    法が裁いてくれないのなら。これは有りだと思う。
    エピローグに胸のすく思いがした。

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    2024年11月16日
  • いっそこの手で殺せたら

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    妻が突然姿を消し、犯人からある記事を執筆せよとの指示が届く。果たして妻は生きて帰ってくるのか、犯人の目的とは、というストーリー。ありえない設定がいくつかあったが、続きが気になって一気読みしてしまった。

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    2024年06月09日
  • いっそこの手で殺せたら

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     このタイトルの意味を知るのは結構後半になりました。冒頭から、なぜ?、どうして?、と思いながら読み進めることになります。
     性犯罪者の再犯率は結構高いと聞いていました。しかもその数字は検挙されて表に出ているだけの数字なので、実際には泣き寝入りしたり、検挙できなかったり、事件化されなかった分も含めると更に高くなります。
     逮捕された犯罪者は服役して刑期を終えると、またやり直すことができますが、被害者やその家族や関係者はずっと暗い過去を背負って生きていくことになります。
     もし、自分の家族や大事な人が被害に遭ったとしたら、もう自分の未来は考えずに、司法に委ねるよりは「いっそこの手で...」と思うはずです。
     日本の性犯罪再犯防止対策は先進国の中でも周回遅れと言われています。AIでもなんでも使えるものは全て使って、未然に防いでほしいと思います。

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    2024年06月08日
  • いっそこの手で殺せたら

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    難しい…

    前半は、主人公は
    何が起こったのかわからず困惑だよね。

    読者は、プロローグがあるので、
    なんとか想像できるけど。

    後半は…

    賛同して良いのか否か。

    心のどこかでハムラビ法典もありかもと
    思っている自分は、賛同なのかも。
    ※あくまで故意なら

    性被害だけではなく
    実際に犯罪に巻き込まれたなら
    復讐は頭によぎるよね。

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    2024年06月04日
  • いっそこの手で殺せたら

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    感想
    死によって終わらせる。自分の死でも他人の死でも。目の前の問題は強制的に決着がつく。しかし残された人の思い。それが新たな火種となりうる。

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    2024年05月29日
  • 極刑

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    犯罪被害遺族の男が、卑劣な悪人に制裁を加えるお話

    以下、公式のあらすじ
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    娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。
    一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。

    龍樹の陰の"制裁"を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。
    黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。
    人間のダークサイドを容赦なく抉り、読後はなぜか救われる衝撃のデビュー作。
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    言葉巧みにドラッグレイプを繰り返す広告代理店の男、飲酒運転の末に子供たちを轢き逃げして出所後も懲りないボンボン息子、DV男、正義を気取ってネットでの加害者の情報を暴露する愉快犯、通り魔、児童ポルノ販売など
    反省の色もなく、同情の余地のない輩達

    娘をわいせつ事件で亡くし、犯人に極刑を求めなかったが故に妻とも別れることになった半田龍樹
    彼は娘を殺して服役中の犯人に面会を繰り返す、その真意とは?
    また、普段は居酒屋を営みながら、悪人達に制裁を加える目的とは?



    龍樹が娘を殺した犯人に極刑を求めなず、ただ対話をする意味
    娘が生きた、または殺された意義
    犯人が死ねばゼロになるだけだが、犯人が更生したら、将来被害に遭う子たちを救った事になる
    でも、ここで私刑になってればその被害は起きないわけで
    理由としては論理性に欠ける気がする
    でも、本人もそんな事はわかってる

    よの中の悪人への制裁
    自分が正義だとは思っていないし、その行いが罪であることも理解している
    いくらそんな事をしても自分の心が救われる事はない
    そんな事はわかっているのに、なぜ続けるのか?


    ミステリと言うにはトリック要素がほぼない
    悪人達の情報にしても、容易によく過去までよく調べられていて制裁を加える際にもご都合な展開
    その辺、ご隠居が関係してるのかなと、序盤は思ったけど……

    なので、必殺仕事人的なクライムサスペンスというジャンルかな

    重きを置いているのは、龍樹の虚無感や徒労感
    犯罪被害者家族のやるせなさでしょうか

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    2023年11月15日
  • 極刑

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    ネタバレ

    加害者がどのような罰を受けるのが被害者にとって1番良いことなのか、色々考えさせられる。
    前半は主人公によるスカっとする私刑が続くが最後の事件は現実的な結末であった。続編を読んでみたい。

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    2023年10月08日
  • 極刑

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    ネタバレ

    一気読み。
    半田龍樹が、どういう答えを出すか。心の揺れ。

    罪を犯しても反省もなく相手が悪い、何で俺が…、そこにいるのがいけないんだ、「正しい」方法だ等と自分勝手な考えばかり…。

    逃げ続ける彼らに、言い逃れができないほどの証拠を叩きつける。

    龍樹の風貌から、最初は、強気な態度をみせる。
    彼の丁寧な言葉遣いと、光のない目、死んだような目をみて震え上がる。

    直子の言葉、考え方、感覚が理解できないこともあった。そばにいてほしい人であったが近づいてはいけないとも思う。

    動画を拡散させたり、削除におわれたり大手メディアが、全く反応しなかったり、誰も信じるはずのない言い訳、捜査員の独断によるものなど、反対に世間は騒ぎになる構図、最後までどうなるかページをめくる手が止まらなかった。


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    2023年05月02日