小倉日向のレビュー一覧

  • いっそこの手で殺せたら
    いっそこの手で殺せたら
    って考えた事は今のところないですけど、今後はわからないですよね、自分の家族がって考えたら。
    影響受けやすい僕はきっとこの手のニュースを見たら今まで以上に悲しくなって怒ると思う。
    とにかく久々におすすめしたい本です。
  • 極刑
    娘を殺され、被害者家族の会で知りえた下衆どもを闇に葬る現代の必殺仕事人のような主人公。
    主人公の詳細は深くは描かれていないが、いずれ明らかになるのか・・・
    加害者を闇に葬るのは爽快だが、単純にそう思うだけでなく何か考えさせられるものがあるような感じがします。
    主人公は姿を消したのですが、次作を期待し...続きを読む
  • いっそこの手で殺せたら
    妻が突然姿を消し、犯人からある記事を執筆せよとの指示が届く。果たして妻は生きて帰ってくるのか、犯人の目的とは、というストーリー。ありえない設定がいくつかあったが、続きが気になって一気読みしてしまった。
  • いっそこの手で殺せたら
     このタイトルの意味を知るのは結構後半になりました。冒頭から、なぜ?、どうして?、と思いながら読み進めることになります。
     性犯罪者の再犯率は結構高いと聞いていました。しかもその数字は検挙されて表に出ているだけの数字なので、実際には泣き寝入りしたり、検挙できなかったり、事件化されなかった分も含めると...続きを読む
  • いっそこの手で殺せたら
    難しい…

    前半は、主人公は
    何が起こったのかわからず困惑だよね。

    読者は、プロローグがあるので、
    なんとか想像できるけど。

    後半は…

    賛同して良いのか否か。

    心のどこかでハムラビ法典もありかもと
    思っている自分は、賛同なのかも。
    ※あくまで故意なら

    性被害だけではなく
    実際に犯罪に巻き込...続きを読む
  • いっそこの手で殺せたら
    感想
    死によって終わらせる。自分の死でも他人の死でも。目の前の問題は強制的に決着がつく。しかし残された人の思い。それが新たな火種となりうる。
  • 極刑
    犯罪被害遺族の男が、卑劣な悪人に制裁を加えるお話

    以下、公式のあらすじ
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    娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。
    一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。

    龍樹の陰の"制裁"を。卑劣な罪を犯し...続きを読む
  • 極刑
    加害者がどのような罰を受けるのが被害者にとって1番良いことなのか、色々考えさせられる。
    前半は主人公によるスカっとする私刑が続くが最後の事件は現実的な結末であった。続編を読んでみたい。
  • 極刑
    一気読み。
    半田龍樹が、どういう答えを出すか。心の揺れ。

    罪を犯しても反省もなく相手が悪い、何で俺が…、そこにいるのがいけないんだ、「正しい」方法だ等と自分勝手な考えばかり…。

    逃げ続ける彼らに、言い逃れができないほどの証拠を叩きつける。

    龍樹の風貌から、最初は、強気な態度をみせる。
    彼の丁寧...続きを読む
  • 極刑
    愛娘を殺された主人公が、陰で犯罪者たちに制裁を加えるミステリー。
    被害者を自殺に追いやったレイプ犯。
    車で多くの子どもたちの命を奪った暴走者。
    女性たちを虐待しながら逆恨みを抱く男。
    自身の不満と劣等感を解消するためにネットに暴露を繰り返す男。
    彼らを執拗に追い詰める主人公の行為と、彼が営む居酒屋で...続きを読む
  • 極刑
    娘を殺された半田龍樹は、新たな「被害者」や自分と同じような「被害者遺族」を増やさないよう、犯罪者たちを自らの手で裁くようになる。

    司法を逃れたり、刑期を終えて出所しても全く悔恨の情のない者たちを、追い詰めてゆく龍樹の執念は、常軌を逸しているとも言えます。「娘が生まれた意味(=娘が殺されたことが社会...続きを読む