テイラーアダムスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日常色々曇り空な状況の中、微妙な距離感のある実家に帰省しなければならなくなった主人公が、鬱々しながら実家に向かう道中で事件に巻き込まれる…のだけれど、もし彼女のメンタルが安定していたら(なおかつお金があったら)トラブルを避けられたのではないかと思ってしまう。
事件に巻き込まれたのはあくまでも不幸な偶然なのだけれど、私って不幸!って思いながら生きてると、本当に不幸になっちゃう言霊的なものってあるような気がするので、不運を呼びやすいっていうか、トラブルに見舞われやすいような。
まぁトラブル回避してたらそもそも事件が起きないのですが。
暴力沙汰には無縁で生きてきたであろう女子大生が血なまぐさい争いの最前線に立たされ、しかも外は豪雪で身動き取れず救援も望めない。
そんな四面楚歌の状態では山のような難局に陥るのは当然で、普通の人に過ぎない主人公がどうやって敵に打ち勝つのか、きっと読者は主人公と一緒にハラハラしながら結末へと向かっていくのが正解なんだとおもうんだけれども、残念ながら自分は主人公のどん臭さにイライラして手に握ったのは汗ではなく拳でした。
状況が一向に好転しない→ちょっとだけ好転したと思ったらまたピンチ→更なるピンチ→またちょっとだけ前進→ピンチで後退…的な展開が延々続くので、フラストレーション溜まるたまる。途中すっ飛ばして結末読んでしまおうかと思ったくらい。読書中何度「いい加減にしてー!」って本を壁ドンしそうになったことか。
結末が知りた過ぎて一気読みしてしまったので、まんまと作者の思い通りになってしまった気がします。
めちゃめちゃ物語に没入したので、面白かったと言うより、めっちゃ疲れたー(←褒めてる) -
Posted by ブクログ
ネタバレ話題の「パエリア」を読んでみた。
いやオモロかったが、ハラハラドキドキしっぱなしで心臓に悪いことこの上なし。そのハラハラ感も、主人公の行動がフラグ立ててるのから、想像の横から攻めてくるのから、そやろけどそこまでやらんでも…から、次々に繰り出してくるもんやから、原題予定だった「NoRest」そのもの。
前半は、腹芸のジワジワで心拍あがって、後半は絶望的な戦いを挑む主人公らにドキドキで心拍あがって、少ない登場人物、狭い行動範囲、短い時間という制約の中で、よーこんだけ詰め込んだなぁ…と感心。
ラストあたりでは、「もうエエて、もうエエ加減助けてあげてよ」と少々食傷気味になるまで、執拗な展開を仕掛けてくるんだが、読み終わるとそれもまた良かったなぁと思える。
作者はスティーブン・キングを意識しているようだが、思い出すのは、そういや「クージョ」が本作に緊迫感だったかなぁ。
初期キング作、特にサスペンス系が好きな人にはマッチする作風だと思う。
映像化されると、ちょっとひいてしまいそうなシーンもあるので映画は観に行かないだろうなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を見て、原作を購入。
主人公の設定、結構違っててびっくりした。
主人公ダービーの正義感が全くブレることなかったし、終始勇敢です。
兄アシュリーの変化が私の癖に刺さる。
ダービーのこと最初は無感情だったけど、キスがきっかけ?か恋愛感情が芽生えてる。今までその感情が無かったみたいだね。
でも、犯行を知られてるし殺るか殺られるかの関係でしかない。
それが最高に刺さる。
そして、弟ラーズのことを可愛がるけど、本能による暴力性が誰にでも剥き、弟も傷つけてる。
弟のは生まれつきのものだけど、兄はおじの影響っぽいね。
戦闘シーンや残忍な部分が分かりやすく書かれていて緊迫感がひしひしと伝わる。
ダービーはヒーローでしかない。