私市保彦のレビュー一覧

  • 二年間の休暇 下

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    これは名作だわ、さすがだわ。ドキドキワクワクが止まらないわ。とても100年以上前に書いたものとは思えない異才ぶりだわ、ひきつけられる文章すごい。学校もの、無人島もの、冒険譚、国籍・人種・年齢のダイバーシティマネジメントなんか今に通ずるものあるよね。色んな特徴を持った子供たちが組織力を発揮することで生き延びていく、リーダーってすごい。
    ドニファンみたいな子いるよなぁとか、ゴードンみたいな子いるよなぁとか、ブリアンに自分を重ねてみたり。でも実際には自分はモブの中の一人なんよなぁ。
    とにかく息をつかせぬ展開でなかなかハラハラドキドキ。2年間の休暇というタイトルも面白い、2週間の休暇予定が2年間も。

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    2025年02月15日
  • 二年間の休暇 上

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    ネタバレ

    最近ではこの物語の標題も「二年間の休暇; Deux Ans de Vacances」という著者がつけたタイトルどおりに翻訳された本が多いようですが、KiKi の子供時代にはもっぱら「十五少年漂流記」というタイトルで知られていました。  だから恥ずかしながらこの本が出版されたのを知った時、KiKi 自身はこの物語があの「十五少年漂流記」であることをちゃんと認識していませんでした ^^;  ま、それはさておき、子供時代に KiKi が読んだその「十五少年漂流記」は先日ブログでご紹介した「世界少年少女文学全集」の中の1冊で抄訳版でした。  ですから今回が「全訳版」の初読体験となります。

    以前、「ロ

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    2013年10月24日
  • 二年間の休暇 下

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    ネタバレ

    最近ではこの物語の標題も「二年間の休暇; Deux Ans de Vacances」という著者がつけたタイトルどおりに翻訳された本が多いようですが、KiKi の子供時代にはもっぱら「十五少年漂流記」というタイトルで知られていました。  だから恥ずかしながらこの本が出版されたのを知った時、KiKi 自身はこの物語があの「十五少年漂流記」であることをちゃんと認識していませんでした ^^;  ま、それはさておき、子供時代に KiKi が読んだその「十五少年漂流記」は先日ブログでご紹介した「世界少年少女文学全集」の中の1冊で抄訳版でした。  ですから今回が「全訳版」の初読体験となります。

    以前、「ロ

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    2013年10月24日
  • 海底二万里 上

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    この本が書かれた時代に空想してここまで書くこともすごいと思うし、
    海の世界の魅力をよく伝えていると思う。

    機械の説明やいろいろと専門的な説明は、ちょっと読むのがめんどくさくなるが、それでも、よく考えられていると思う。

    1つ1つの冒険も、海底の猟、地上での猟、そして原住民とのやり合い、船内で人がなくなったとき、宇宙のような海の世界。

    下巻も楽しみです。

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    2013年02月17日
  • 海底二万里 上

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    ストーリーと関係のない描写がすごい!
    実際に存在する生物の描写と、空想の描写が入り混じっている気がするのですが、海中の描写や船舶の事故など、これでもかっ!!というほど、細かく解説してくれます。

    上巻だけでも分厚い本なのですが、内容は
    謎の生物が、船舶事故を起こしている。
    この謎の生物にコメントを問われた博物学の博士である主人公が、
    誘われて探索隊に参加する。
    そして、その生物と対峙する。結果、難破してたどり着いたら
    その生物の上で、実は潜水艦でした。というお話です。
    その後、その潜水艦に同乗して色々あるということなのですが
    下巻を読むべきか、ちょっと考えてしまいます。(^_^;)

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    2025年05月10日
  • 海底二万里 下

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    圧倒的なボリュームだった。たっぷり二万里を満喫。海底火山の散策など自分もその場にいるような気分になった。

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    2025年02月12日
  • 海底二万里 上

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    細かい記載が多く(潜水艦のしくみや魚の種類等)、なかなか話が進まないなーと思って読んでいたけど、そういうのも含めてたっぷり楽しむ海洋冒険物なのかな。この本に関しては10代のうちに読んだらもっと没入できただろうと思う。珊瑚の墓地など美しく物悲しい場面が心に刻まれた。

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    2025年02月12日
  • 海底二万里 下

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    ネタバレ

    思っていた海底二万マイルと実際の話はかなり違がうことに驚いたけど、これはこれで凄い面白かった。
    冒険小説と言うよりネモ船長に連れて行かれる海底旅行譚と言うイメージ。
    解説を読まなければネモ船長の正体がわからないままというのも斬新…
    最後まで読めば正体が分かると思っていただけに、当時読んでた人は謎のまま終わってモヤモヤしなかったのかな?

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    2018年05月17日
  • 海底二万里 上

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    今まで読んだことなかったけど、予想していた以上に
    いろんな知識が入り込んでSFになっていた。
    現代の知識だと潜水艦があると知っているから、
    だいたいこんな感じなんだろうなぁ、と推測もつくけど、
    この本が出た当時は現代の潜水艦なんて存在しないだろうから、
    「こんなこと実現できっこない」というような
    感じだったのかなぁ、と思ったりもする。

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    2018年04月17日
  • 海底二万里 上

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    海洋SF。冒険。
    思ったより難しめ。岩波少年文庫ということで、勝手に読みやすい物語と誤解していた。
    冒険譚としては悪くない。☆2.5。

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    2017年05月30日
  • 海底二万里 上

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    自ら望んで潜水艦で探検しに行く話かと思っていたら、謎の潜水艦に軟禁されてしまう話だったとは。海の底の散歩が楽しそう。でも、いくら海底散歩ができても、潜水艦の中で何カ月も過ごすなんて、絶対嫌だ!3人は陸地に戻ることができるのかな。

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    2016年12月17日
  • 海底二万里 上

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    いわゆるSF物の古典
    面白かったのが現代のSFは利便性が上がる事について、テクノロジーの
    方向性が向いてるのに対して
    これは綺麗な物美味しい物を
    楽しむ為にテクノロジーの方向性が向いている
    、、、、、ような気がする


    時代の変化
    ちょっと淋しい気がする

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    2011年08月26日