NHK「ろんぶ~ん」制作班のレビュー一覧

  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    先日篠山紀信さんが亡くなった。
    この本を読んでいたら1970年代アイドルを表紙に起用するスタイルを最初に始めたのが篠山紀信さんだったと書いてあった。
    紹介されていた論文のタイトルは
    1970年代の「アイドル」文化装置としての雑誌『明星』-田島悠来

    アイドル文化の起源について300ページ近い超大作らしい。

    ニュースの死亡記事があってこの論文に興味をもったが、他の論文もみな目の付け所が面白い。
    その切り口があったかぁ!と膝を打つ。

    個人的に好きだったのは漫画『カイジ』で「運」との向き合い方を考える
    「運」という物語と主体との関係-土井孝典
    という論文。
    カイジについて考察しながら主人公が運と

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    2024年01月12日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    面白いテーマの論文を一般人向けにわかりやすく説明した本。アイドル、猫、ラーメン…身近なテーマに論文的に切り込むとこうなるのか!と新たな発見が満載だった。
    NHKでろんぶ〜んという番組があったことも知らなかったし、今までの人生で論文に触れたのも卒論ぐらいだったので、新しい世界に足を踏み入れた気分だ。
    内容も論文内容を連連と書いているのではなく、わかりやすい言葉で要約されているし、書いた人のインタビューや背景も掲載されているので親近感が沸いた。
    個人的にラーメンかカレーかどちらが真の国民食か決める論文の話が1番好きだった。
    また、ロンドンブーツ一号二号の田村淳さんの寄稿が巻末にあったが初めて彼の文

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    2023年12月09日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    本の元になったテレビ番組は全く知らなかったのですが、タイトルを見て「面白そう」と思い、読んでみました。

    個人的には、最初に紹介されている論文の内容が今一つだったので、「期待外れかも…」と思いつつ読み進めたのですが、2つめ以降は面白い論文が続いていて、興味深くよむことができました。
    どの論文も、とっかかりは「ウケねらい」のように見えるかもしれないのですが、内容としては非常にまっとうで(でなければ、論文にならないので、当たり前なのですが)、学問に対するハードルを下げる意味では、こういう論文は、もっと紹介、利用され、評価されてもいいかもしれない、と思いました。

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    2021年01月17日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    ネタバレ

    そのままだと読みづらい論文をわかりやすく解説してくれます。
    テーマが変わっている論文をピックアップしているので、好奇心をより刺激されました。
    実験をして分析をして結論を書いている論文からフィールドワーク中心の論文まで多種多様です。
    大学は卒業してしまいましたが、また入り直してゼミで卒論を書きたくなりました。

    意外だったのはコメントを寄せている田村敦さん。
    あまり人柄を知らなかったのですが、コメントが面白く着手されている事業にも興味がわきました。
    この人のエッセイとかあれば、読んでみたいな。

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    2020年07月31日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    疑問を持てる人は、知の扉を開ける。「ラーメンの残り汁でエンジンは動くか」「漫才ロボットの作り方」等ギャグのような事を真剣に研究した論文を紹介。

    石油の代替エネルギーを探していたことから始まった
    「ラーメンの残り汁でエンジンは動くか」
    研究を始めた方の前に、すでに実用化している企業があり、驚きました。どんなことにも疑問を持って調べ、探求している人は進歩していくのですね。

    Webニュースから自動即席漫才を作ろうと試みる
    「即席漫才ロボットの作り方」
    対立語(野球とサッカー)や言い間違い(母音と子音が似ている投票と凍傷)など漫才によく使われる技をいかにネットから拾って台本にするかが実験されていま

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    2020年03月29日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    NHKの「ろんぶ~ん」という番組で紹介された論文を1冊の本にまとめたものです。この番組は全然知らなかったです。終わってしまったみたいで残念。

    僕は仕事柄、食品や健康に関わるような論文をいろいろ読んでいますが、この本で紹介されているのは、アイドルや幽霊など、普通では読まないような変わった研究を中心に分かりやすく紹介しています。

    食に関わる研究もいくつか紹介があり、仕事で関わったことのある先生の研究も紹介されていて、懐かしかったです。

    知的好奇心を"くすぐる"ような研究がたくさん紹介されていて、良書だと思いますが、その一方で、知的好奇心が"満たされる"

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    2025年11月25日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    どんな人でも何かしら好きなことがあるはずです。そしてかなりの確率で、それについてもっと知りたい、研究したいと思っている事も。

    たとえこの先AIが人間の仕事を奪ったとしても、好きなことの研究に時間が費やすことができるなら、幸せな世の中になるかもしれません

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    2021年08月22日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    ただ単に変な論文の紹介というだけでなく、我々の身近なことにも関連している内容だし、説明も平易な文章で書かれているので分かりやすい。「アイドル」「ギャンブル」「幽霊」の章はもう少し詳しい内容も読んでみたい。

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    2020年07月25日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  ラーメン
    第2章  猫
    第3章  漫才
    第4章  アイドル
    第5章  ギャンブル
    第6章  食欲
    第7章  幽霊

    <内容>
    世には様々な研究者がいて、様々な論文が挙がっている。そこに注目したNHKの番組「ろんぶ~ん」から面白いものを抜粋したもの。目次を見るとわかるが、なかなか惹かれる。いずれも真面目なものだ。巻末のMCの田村淳の文もイケている。「問いを立てられる人こそ、すばらしい!」。いい言葉です。自分の学校では課題解決学習をしているが、生徒がなかなか問いを立てられない。こんな本を紹介しつつ、まず好奇心を喚起しないといけない…。

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    2020年02月11日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    ろんぶーん、という番組の事は知らなかった。
    見てみたかった。残念。
    Eテレって子供だけの物じゃないよね。
    結構攻めてる。面白い。
    田村淳さんの特別寄稿もよかった。
    時系列的にはこちらが先だったみたいだけど、
    母ちゃんのフラフープの方を先に読んじゃった。
    淳さん自身も論文を仕上げておられるし、
    言葉の重みが違うな、と思う。

    官能評価学という学問が存在するのは初めて知った。
    食感について学びたい、と栄養学分野に進学した娘は、ひょっとしてこういう研究がしたいんだろうか。

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    2024年05月12日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    NHK Eテレ「ろんぶ〜ん」の書籍化。書籍化に当たり新しい要素はあるかなあと期待しましたがほぼ番組の構成通りで新規要素は無し。とはいえ本となりゆっくり読めるのはいいですね。

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    2022年12月31日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    独学大全にて、論文は凄いぞとの記述があったので興味が湧いて読みやすそうな本書を手に取った。研究者の論文は勿論のこと、高校生物理班の副実像の研究や、大学生の震災学(幽霊の話)が印象的だった。また、猫文化の歴史、漫才ロボットの話が面白かった。

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    2022年02月23日
  • 奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!

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    放送は全部見ていたが、本はイラスト中心となり、また取材者が語りかけるような文体がナレーションとはまた別の味わいを出している。
    この本の見どころが最初のページに集約されているのも素晴らしい。
    「すべての事物は研究されている」
    「それは研究者が人生をかけるほど楽しい”知の結晶”なのです。」
    逆に言えば、どんなことでも、今からでも研究対象になる、だれでも探求・研究ができるということに気づかせてくれる。
    この本に記載された研究内容だって、確定事項ではない。数年すれば、または視点を変えれがいくらでも上書きされる、というのが研究の醍醐味なんだろう。
    そんな本書で一番ハマったのは次の章。
    「漫画『カイジ』で

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    2021年05月08日