大塚玲子のレビュー一覧

  • さよなら、理不尽PTA!

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    理不尽なPTAを、理想的な形に改革した事例・具体的方法等が詰まっており、とても参考になる。PTAの改革の検討時に必読の一冊。

    私自身も、育休で平日動ける時等を利用して何とかPTA役員に参加してきたが、その負担はかなり大きかった。労働の強制や、前年踏襲を基本として無駄ばかりな面も課題と感じた。
    (因みに、保育園での役員はかなり効率的で無理なく楽しく取り組めたのも本の中の事例と同じ)

    今は難病を患い、バリアフリーの問題もありPTA役員を引き受けるのは困難な状況のため、勇気を出して「役員免除を前提としてもらえるなら加入」と言うつもり。

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    2025年06月12日
  • さよなら、理不尽PTA!

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    読めば読むほど、今所属しているPTAと子ども会は理不尽だらけなので、今すぐ脱退したくなりました。
    SDGsで人権も大事にしようという時代になってきました、近い未来にすべてのPTAが適正化することを切に願います。
    ITの活用など負担を減らすアイデア参考になりました。

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    2021年12月28日
  • 子どもの人権をまもるために

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    たぶん3年くらい積ん読してたけど、早く読んどくんだった。
    子どもに関わる人は読んだ方がいい。

    「子どもの権利」って言ってもとっつきにくい感じがするが、
    こうして具体例を項目ごとに並べられ、
    しかもその分野の専門家が実例を挙げて書いているため、
    各分野の入門的な知識を得られる。
    実際、共著者の著作を改めて読みたくなったし。

    まぁ仕事柄、第二部「学校」をみんなに読んでほしい。
    この国でどれだけ「子どもの権利」がないがしろにされてるか、
    たくさんの人に知って欲しい。

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    2021年07月01日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    ネタバレ

    子どもにとってほしかったのは説明と責任がないことの確認。確かに。家族の形の多様化を認めることは認めにくいものを正しくないものにしないこと、が平気かどうか。

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    2020年02月19日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない。大塚玲子先生。定型家族、ふつうの家、そんな枠組みは現代社会に合っていません。配偶者間人工授精、非配偶者間人工授精、夫婦別姓、シングルマザーやシングルファーザー、養子縁組、精神疾患や虐待、LGBTなんていまや定形外でもなんでもなくて普通のこと。夫婦別姓や非婚家族のような定形外家族やふつうの家という言葉自体が早くなくなる社会になるべきです。

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    2020年02月15日
  • 子どもの人権をまもるために

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    子どもを巡る、保育、養護、療育、貧困対策、性の多様性、居場所作りなどについて各テーマごとにコンパクトにまとめられており、第一線で活躍しマスコミにもよく登場する筆者たちが現場発の生の声で語っている。

    今保育士の受験勉強の途中で、児童養護や福祉について学んでいるので、乳児院や養護施設、里親、虐待からの保護などいろいろディープな環境にある子どもたちの事情に興味があって読んでみた。

    正直読んでいて辛くなる。
    一般人に縁がありそうなのは保育園の待機児童問題くらいで、その他は不幸にして家庭や親に恵まれなかった子たち、または、生まれつきの障害や性的マイノリティーなどの苦労を負った子たちだ。

    しかしその

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    2019年08月22日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    一般的とされる親御(異性である、心身ともに健康、他の家族を外に持っていない等)さんではない親御さんを持つ子どもへの取材をまとめた内容。
    既に大人になっている子どもに取材されているので、ある程度冷静な感じで淡々とした進み具合だったから読みやすかったです。
    牧師さんの家で育ったお子さんの話が興味深かったです。牧師さん(神父さんかもしれない)が親御さんという友達が数名いたので、自分のこと、家のことをそういう風に捉えてる場合もあるんだと知って…驚いてます。

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    2025年04月25日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    子ども目線である事がいい

    そこが大切なんだと思う

    自分から聞きにいけない事を聞いてくれて
    書籍化してくれて
    ありがたいと思いました

    どんなに小さな子どもであっても
    1人の人間として嘘をついたり隠したりせず
    向き合う事が大切なんだと思う

    それはわが子じゃなくても
    どこの子でも(人でも)大切なことだと思う

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    2025年01月26日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    家族の形はいろいろあっていいはずなのに、定形外家族の事例を読んで、びっくりしてしまった自分がいました。

    親もいろいろですね。

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    2024年08月06日
  • 子どもの人権をまもるために

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    色々な分野で子どもと関わる人たちがそれぞれのテーマで書いたもの。こんなひどい状況におかれている子どもが存在するのかと、読んでいて涙が出そうになる部分も。小さなことでも、自分にできることは何があるかを考えるヒントにしようと思い読んだ。

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    2021年02月06日
  • さよなら、理不尽PTA!

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    子どもの入学をきっかけにPTAって何?と思い始めて読む。入会届と明記されていない紙が配られて、提出書類の一部にしか捉えてなかった。出来ない理由がある人は役員の前で理由を言って了承されないと辞退できなかった。役員決めの時期がくる度、当たりませんようにと思いながら行くのが嫌だった。それが全部解決される一冊。PTAを改革しようという意識までには至らなかったけど、ちゃんと自分で決めて入る入らないを選択したい人におすすめ。

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    2024年02月27日
  • 子どもの人権をまもるために

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    子どもの人権をまもるというテーマに沿って……かな? けっこうそうそうたる人々が稿を寄せている。宮田雄吾(大阪共立病院・大村椿の森学園)、山野良一(名寄市立大学・専門社会調査士)、駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表)、仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表)、熊谷晋一郎(東京大学・当事者研究)、大塚玲子(編集者・ライター)、内田良(名古屋大学・教育社会学)、大貫隆志(「指導死」親の会共同代表)、大原榮子(「メンタルフレンド東海」世話人代表・名古屋学芸大学)、前川喜平(元文部科学省事務次官)、白濵洋子(佐賀女子短期大学・学校保健)、内藤朝雄(明治大学・社会学)、山下敏雄(弁護士)、村田和木(

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    2023年07月22日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    ネタバレ

    両親がいて血のつながった子供がいる。
    それが「普通」というのなら、それ以外の形は間違いなのか。
    様々な家庭環境の中で育った子供側のインタビュー。
    大人の事情で生活が変わるなら、きちんと説明して欲しかった。多くの子供はそれがしこりとなる。
    幸福や不幸は自分が決めるので、可哀想と決めつけないで欲しいと言う。
    大人になった当事者たちの言葉たち。

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    2022年03月26日
  • さよなら、理不尽PTA!

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    PTAについていいところもなかったわけでは無いですが、無駄で非効率、誰もが喜ばない講演への参加要員などまさしくこの本のような状況で、本当に頼もしい人たちがいて嬉しく思いました。
    前例を廃止する勇気と自分もやったことだという呪いからの離脱が大切です。

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    2022年01月12日
  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない

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    "この社会には「子どもは親に対して、つねに感謝しなければいけない」という無言の圧力のようなものが強く存在しています。これは口封じのようなもので、子どもの苦しみをより増すところがあります。"(p.89)


    "「『私は親のことが大好き』というのと同じように、『私はね、嫌いなんだ』と言える世の中になれば、虐待された人のその後の生きづらさみたいなものも、ずいぶん減らしていけるんじゃないのかな」"(p.131)

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    2020年04月13日