石田仁のレビュー一覧

  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    分かりやすい入門書だと思う。
    最近この課題について学びたいと思い手を伸ばした。
    最早これに関しては趣味がそれぞれ違うのと同様にそれぞれあると私は個人的に思っている。
    人の趣味をそれほど深く関心持つだろうか?趣味が違うことを気にするだろうか。
    私自身バイセクシャル、アセクシャル寄りでフワフワしている性自認だが別にそれほど深く考えたこともなかった。
    しかし人に寄っては非常にデリケートでありセンシティブなものであることも事実である。
    接し方、対応が人に寄って十人十色であることは百も承知だが、少しでも深く理解をしたいと思う。

    0
    2024年06月15日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    一点惜しむらくは、他のレビューにもありましたが、LGに関する事項が多く、BTへの言及が相対的に少ないという点です。
    が、例えば、ある人の割り当てられた性が女性で、性自認が男性で、性的志向が男性と自己認識している人がいた場合、この人は異性愛者でしょうか、ゲイでしょうか、という問いなどは、今まで自分も疑問に思っていたのですが、ちゃんと答えてくれた本は自分にとってはこれが初めてでした。

    これらジェンダーに関する調査研究の入門指南をしているところも凄いなと思いました。
    この中で「13人に1人はLGBTは本当か?」などという疑問も取り上げられていて、興味深かったです。

    それに関連して言えば、自分(独

    0
    2023年02月11日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    LGBTについて、現時点でのあらゆる問題点を簡潔に記載した本である。LGBTについて卒論を書くためにはまずこれを読んでLGBTについて現時点での理解ができる基礎的な知識を持っておくべきであろう。

    0
    2021年09月06日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    LGBTについて、それぞれが何の頭文字かくらいしか知らなかった人間として、とてもいい入門書だった。後書きのなかで、本来は、もっと複雑で難しい問題を、それぞれのトピックについて2ページという制限の中で説明していることの限界は、あるのかもしれない。ただ、性に関する哲学的な議論から、医療や政治といった具体的な社会問題までが一冊でまとまっていることは、ありがたかった。本屋さんに行っても、性的マイノリティに関する本は、テーマが細分化していて分からんという人で、網羅的、俯瞰的に見られる本を手元に置いておきたい人には、おすすめ。

    冒頭では、「性」がいかに多様で、グラデーションを成しているのかということにつ

    0
    2024年04月17日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    LGBTについて基礎から学ぶには適切な一冊だと感じた。ただ、残念なのは、LG(特にG)に情報が偏っている点だ。LGBTの歴史的な経緯や人数比率からそうなるのは仕方ないことだが、BTについて知りたいと思って読んだ場合には、消化不良を起こす感じが強い。

    0
    2021年06月24日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    大学で担当してくれた先生が書いていた。性別を「グラデーションとして考える。」というものは新しかった。そしてまだまだ自分の知識の浅さを思い知らされた。読んでみて、少しは視野が広くなった気がする。

    0
    2021年03月25日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    入門書としてわかりやすく読みやすい。
    心情、学校での過ごし方、社会的問題、調査方法などとても幅広く書かれている

    0
    2020年06月10日
  • はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで

    Posted by ブクログ

    幅広く、これまでと今現在の概念・論点の紹介がされていて、まずは「知る」ことができた。
    ちゃんと読むと結構な情報量だが、パラパラと見出しを見ていくだけでも、性的マイノリティを取り巻く環境のなにが問題と言われているか、つかめるのではないか。

    改めて、法的にも教育的にも情報文化的にも、私が生まれ育った国が保守に逆行しつつあるのが心配になる。性的マイノリティの当事者からしたら今でも十分にディストピア。

    0
    2019年02月10日