今木智隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
RISU算数というタブレット算数教材を提供している会社の創業者が、RISU算数にて収集した30億件のデータ(どういう数え方だ?)をベースに解析した、算数が得意になる子の学習法がまとめられている。
本書が参考になるかどうかは、読者が元々どのような常識を持っていたか、に左右される気がする。
例えば、「宿題は無意味だから、負担になってるなら親が代わりにやってしまえばいい」「習い事は極力減らせ」「夜遅くまで勉強させるのはご法度。寝るべし」「女子は算数が苦手、は迷信」「検算の習慣こそ最も大事」「つまづいた単元は完璧に理解するまで徹底的にやり、先に進むな」「ご褒美はあげてもいいが効果は無い」・・・等が、人によっては意外!と思うような主張だろうか。
これらをRISU履修者のデータを解析することによって導き出しており、その説得力はなかなかのものだが、個人的にはどれも「そりゃそうだよなあ」と思うようなことだった。というのも、恐らく多くの塾講師らが出版してきた書籍に似たような主張を散見してきたからだと思う。
第3章の優秀児に共通する親子の勉強への取り組み方についてはよくまとまっていて参考になるとは思う。 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ勉強本と違い、データに基づいていて面白かった。ただこういうタブレット学習をしている子達だけのデータということは頭に入れて読んだ方がいいかもしれない。
遅くまでとか長時間勉強しても、宿題(わかってること)を何度もしても無駄、習い事は減らすべき(うちは色々させてしまってますが、確かに平日入れると疲れるし時間もなくなるし、他にも何もできなくなる)、夏休みは総復習でなくいつも通り、毎日10分でも続けることが大事というような、そうだろうなと思ってることが裏付けされていた。
ただ、女子向けの算数の勉強方法はない(そもそも算数に向いてないというのがウソ)とか、国語が得意な子が算数も得意ということはないという何となく信じてしまってたこともあった。
その他印象的だったこと。
まず1ヶ月で習慣化する。4ヶ月で応用の壁が出てきて子どもより親が耐えられず教材を変えたりしてしまうが、自分で乗り越えたという体験が大事。
低学年は位・目盛、高学年はおよその数・四捨五入が苦手。単位は丸暗記。苦手は位・単位・図形に集中してる。
最近聞いた中受の先生の話では、とりあえず検算はまだいいと言ってたが、この本では必ず、徹底、習慣化と書かれていた。ま、点数に結びつけるには手っ取り早いのだろう。
乗り越え力、わからない問題も粘り強く挑戦できる子が強い。(自分は苦手なので耳が痛い。)
ともかく、わかってることばかりしても仕方ないので、短時間勉強で余った時間は睡眠、本人の興味に充てるというのは私の主義と合っていて読みやすかった。 -
Posted by ブクログ
2021.4.9開始〜2021.4.21
●一言要約
勉強することに抵抗がないような子(その入口となる理系に苦手意識を持たない子)を育てるためのハウツー本。
●目的
①自分の子どもが数字に対し前向きになるにはどうすればいいか知りたい。
②その具体例を知りたい。
③ 夫婦間での共有方法を知りたい。
●考えたこと
●明日へのアクションプラン
★「宿題をしなさい」ではなく「宿題手伝おうか?」
ひとりでできるなら宿題の意味はない。できないところはサポートして勉強への苦手意識を作らないようにする。
宿題が効果的に作用するのは高校生くらいから。
★たとえ謙遜でも子どもを卑下しない
「うちの子は出来が悪くて」を子どもは真に受け、自分はできないのだと無意識に思い込んでそのように振る舞ってしまう。
★得意にさせるにはまずモチベーションを上げること
苦手に注目するよりも、できたところに注目して得意を伸ばすことが勉強全体のモチベーションアップにも効果的。
★子どもの目の前で問題を解いてみせない
目の前で問題を解いて示すことは「教えること」ではない。
教えなきゃいけないのは、解き方ではなく考え方。
★女の子には「この100円で好きなものを買っていいよ」などお買い物ごっこの性質を利用した計算練習をする。
★女の子には、図形は実物を見て一緒に考えてみる。
★「ご褒美」を使用する場合は、「問題を終えること(これが終わったらおやつ)」ではなく「実力(全部○になったらおやつ)」に着目して設定するべき。→誤魔化してしまうことがある。
★勉強にもイフゼンプランニング(ゲームする前に勉強)
★「算数って、なんのために勉強するの?」と聞かれたら、「自分でちゃんと考える方法を身につけるための基礎なんだよ」と答える。A=B=CだからA=Cなど、論理的思考を理解するための礎になる。