山田稔のレビュー一覧

  • [超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本

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    今まで読んだFIREと本では現にサラリーマンに向けた参考になる本。
    途中よく分からない株の買い方(そんな上手いことできるのか
    )とか信用取引にも種類があるような記述ごあったが、自分はやるのは無理かなあ。
    ただ、定年退職と同時くらいに起業して必要経費とかを計上して節税する方法とか、そんなやり方とかもあるんだーと感心した。これもあと1.2年したら内容が噛み合わなそうなので、気になった方法とかのアップデートして参考にしたい。

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    2022年04月12日
  • 小さな町で

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    絡みつくような人間関係がその背景に存在していることを強く匂わせながら、幾つもの小さな物語が、いたって何事もなかったかのように語られて行く。その物語の中心に居るのは「田舎の」人々である。シャルル=ルイ・フィリップの「小さな町で」に登場するそれらの人々を語る時、どうしても括弧つきの「田舎の」人々と形容しなければならない気になる。おそらく自分の偏見が色濃く混じっているのだろうけれど、その「田舎」という言葉には、汗臭くなった同じ服を年がら年中着ているような人々、稼ぎの殆どを飲んでしまうような人々、貧乏なのに子供が大勢いるような家族、などが含まれる。都会に住む人々に比べ、個性の色濃い人物ということになる

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    2009年10月07日
  • 小さな町で

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    ネタバレ

    フランスの田舎町セリイを舞台に、町の人々の日常で起こる様々な事件集めた短編集。フィクションかと思ってたら実在の町みたいですね。イーノック・アーデンみたいな話やキリスト誕生パロディも。
    町にフォーカス、というのはジョイスのダブリン市民に似ているが、より田舎な町を舞台にしている分、より個々の性格やプライベートな事象に焦点が当てられている。あとなんかエグい話が多い。

    どうでもいいけど著者の名前のフランス王朝感すごい

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    2017年08月18日
  • 小さな町で

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    フランスの中央部に位置する人口二千人足らずの小さな町セリイを舞台に、そこに暮らす市井の人々のつつましやかな日常を、鮮やかに切り取って見せた短編小説集。家族の誕生や死、隣人との小さな諍い、時折起きる事件とも言えぬできごとを、乾いた筆致でさらりとスケッチした独特の作風は、小さなものを愛でる日本人によって殊の外愛され、他国に比べ根強い人気を持つという。映画の原作にもなった『ビュビュ・ド・モンパルナス』の名前だけは知っていたが、フィリップという作家は読んだことがなかった。

    ヨーロッパ随一と言われる一万ヘクタールにも及ぶトロンセの森に囲まれた小さな町は木靴職人や家具屋、桶屋という森から取れる良質の木を

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    2013年03月10日
  • 小さな町で

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     100年ほど前に書かれた短篇集。
     作者のフィリップが生まれたフランス、セリイを舞台にした町の住人たちのお話。
     山田稔さんが翻訳をしているから、まるで山田さん自身が書いたようなの作品だった。

     訳者解説にこの本について的確な説明があったので抜粋しておく。

     《 四百字詰原稿用紙に直してほぼ十枚、このわずかな枚数のうちに人生の断片が、いやときには一つの人生がみごとに描き出されている。これらを読めば、長く書く必要はないことをあらためて反省させられるだろう。
     貧困、不幸な恋、病気、老年、死 ──── こうした暗い題材を扱いながらも、フィリップはどこかにとぼけたようなおかしみ、人生そのも

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    2012年07月12日
  • 小さな町で

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    フランスの典型的小話〈コント〉の真髄。

    決してイイ話ではない話がオムニバスでサラサラと語られていく。

    時代と場所は違っても、かわらない人間の生活・心情がみえたように思う。

    作者の破天荒な人生を解説で知ると、ストーリーにも深みがでる。
    三年に一度くらいで読み返したい一冊。

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    2010年07月07日
  • [超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本

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    FIREを目指す会社員にとって基本的なことは全て網羅されており、『頑張らない起業』などは参考になった。

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    2024年02月16日
  • [超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本

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    FIREするための小技、テクニックの紹介がメイン。
    大きな視点でのプランについてはほぼ触れられていない。

    多少情報が古くなっているところもあるが、
    取り入れてみたい要素をピックアップしていくような読み方がオススメ

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    2023年01月21日
  • [超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本

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    他のFIRE本みたいに「ここに投資をすれば資産形成できる」ということは書いていない。
    日常生活をお得に暮らすための情報が、広く書かれており、参考になりました。

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    2022年06月30日
  • 残光のなかで 山田稔作品選

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    柔らかく優しい文章で心に沁みる短編8選です。

    著者は元京大教授でフランス文学者です。パリには3度都合3年以上滞在し滞在時の小説(散文)の著書が多く出版されて居ります。

    この小説は文章が柔らかく読む者にすっと入って来るギラギラした飾り立てのない簡素で優しい調子が全編共に感じられます。

    ”残光のなかで”:モンマルトルの墓地にゾラの墓を訪ね守衛に墓の場所を尋ねると彼はバカンスに出ているとの粋な返事に著者は愉快で爽快な気分に浸る。

    ”メルシー”:コーマルタン街のアパートに滞在している間毎朝フランスパンを近所のパン屋へ買いに出掛けるがそこの女将が馴染み客になっているのに挨拶もしてくれない無愛想さ

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    2021年05月03日
  • 驚きの日本一が「ふるさと」にあった

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    ふるさと回帰支援センターの「移住希望地ランキング」の上位5県は、長野、静岡、北海道、山梨、新潟。にもかかわらず、現実は、この5県いずれも転出超過となっている。他方、幸福度ランキングでは、富山、石川、福井の北陸3県がいつも上位に名をつらねているが、住んでいる自分らは今一つそれを実感できていない。驚きの日本一は、実感がないからこその証左でもあるということ。日本一の事実に呻らせられながら驚きながら、激しい違和感に襲われてしまう。

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    2020年09月19日
  • 小さな町で

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    これといって強く残るような作品はないのですが、ちょっとした暇つぶしにはいいかも。もとが新聞に書いていたコントのようなものだそうで、確かに、新聞を読むときのひと時のお供にはいいのかな、とも思いました。

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    2009年10月04日