ターシャ・ユーリックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Insight- 自己認識。「自分」を贔屓することなく正しく見つめられること。
をテーマに書かれた本。内容は基本的に著者の心理コンサルタントとしてのビジネス経験や過去の偉人伝から自己認識に
関する事例を紹介し、それを分析・解説するという感じ。
だから内容はプライベートいうよりはビジネスや組織論に重点を置いている。
また、学究的というよりは実用重視なので、すぐに取り掛かれそうなものが多いが、少し奥行きは浅く感じた。
面白い視点は自己認識と言っても「内的自己認識」と「外的自己認識」があり、どちらかに比重が重くても正しい自己認識は得られず、両方がバランスよくできていないといけない。
あとはある -
Posted by ブクログ
おすすめ本として、本棚に入れていた。分厚い、分厚すぎるから、ポイント読みをした。
自分のことは分かったつもりでも分かっていない。自分自身のことはみんなあんまりよく分かっていない、でも理解できると人生が変わる。自己理解とは、内的なものの外的なものがある。
内的な自己理解では、なぜよりも、何がを意識する。何が自分の心を動かすのか自問する。日記があんまり…みたいに書いてあったのはあまり納得できない。自己理解では、ネガティブに捉えすぎないことが必要なんだよね。
外的な自己理解を深めるためには、信頼できる人を作り、その人の愛のある批判を素直を受け入れること。夫ですら、素直に意見を聞こうとしない、批 -
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Posted by ブクログ
自己認識は大事だよ、と言うことが書かれた本でした。
自分は間違ってない、自分こそ正しい!とは思ってないつもりなのだけれど、本当かな、と自問自答。自己の認識なんて、結局独りよがりだったりするのかな、と思ったりしました。
かといって、他人から見た自分が全て正しいわけでもない。自分を好意的に見る人と敵視する人とでは評価が違うだろうし。むむむ。。。この手の話は考え始めると思考がぐるぐるします。
自分を正しいと思わず、自分の個体としての考え方を理解し、群れの中では周りと足並みを揃えながら振る舞いを微調整してやっていく、というのが自分の中の最適解だな!と結論付けて今日のところは落ち着きました。 -
Posted by ブクログ
人の認知は当てにならない。正しいと思っていることもためにならないことも多い。そんなことが書かれている。
書籍としてみると、重い、説明のために記されている例示が長い。最後の方に何をすれば良いのかがまとまっている。そこを続けて自己改革をするなら、この部分の理解は必要。
何故と問うのは良くない。内省は負のサイクルに陥りがち。日記を毎日書くのは勧めない。などなど、これまで良いとされていたことが否定されている。
本書の途中で3Dアニメ映画の制作会社であるピクサーの話が出てくる。なんでも問題が顕在化せずに映画ができないという事例やその兆候がかなりあったようだ。大きな損失にもなりかねない。この例は -
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Posted by ブクログ
「自分」は社会的な関係の中で存在している。
だから自分というのは日常的な生活で感じるこの自分ということではなく、自分と他者との関係を現象させる構成要素としての自分ということ。関係のありようを客観的に観察されなければ自分は見えてこない。
観察の主体は一つは自分であり、加えて自分とかかわる他者がある。
自分が主体の場合は内的自己認識、他者の場合は外的自己認識。
内的自己認識を歪める最大の要因は自分自身である。自己防衛し自分の整合を保つために様々な意識が作用してしまうし、過度に自己を責め立ててしまう。
自分で自分のエネルギーを奪ってしまうようであれば自己認識は害毒でしかない。
自己認識が自分自身に -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己認識への自問は稀
内的自己認識・外的自己認識 相関無し
22歳の中佐のワシントン、ネセシティ砦の戦いの失敗
自然にできる人へのインタビューでは答えは見つからない
自分自身と、他人からどう見られているかを
理解しようとする意志とスキル
インサイトの7つの柱
①価値観
②情熱
③願望
④フィット:力を尽くせる環境
⑤パターン:あらゆる状況で思考や感情や行動の傾向
⑥リアクション
⑦インパクト:自分の行動の周囲への影響
何を達成したいか=目標ではなく、
人生に何を求めているか?
ダニング=クルーガー効果
最も能力のない人が最も自信を持っている傾向
2歳から認識しはじ -