てらさわホークのレビュー一覧
-
てらさわホークと 高橋ヨシキが飲み屋で飲んでいる延長で、映画について語りまくる。
二人の映画の知識の多さ、引出しの多さが楽しい。
アメリカ映画への愛は深い。
巨大な権力が、民衆の自由を奪う事に怒りを覚えている二人なのだなというのが印象深かった。
悪趣味なモンド映画好きでも、中年になった真面目さが...続きを読むPosted by ブクログ -
読む前は、映画にまつわる面白エピソード満載の対談本かと思っていたが予想に反して現代社会について真面目に語りつつも、挟み込まれるお2人の深い映画への多様な形の愛は予想通りに素晴らしかった。
Posted by ブクログ -
とても信頼のおける人達が話しているんだな、ということが伝わってくる帯に目がいって購入。一つ一つの映画を突き詰めてマニア的に語る、というよりは昨今の映画をとりまく環境やその危機的状態について取り上げては片っ端からぶった切っていく対話形式の本なので、そこまで映画に対する造詣が深くない人でも楽しめると思う...続きを読むPosted by ブクログ
-
映画にまつわる要素を元にした鼎談集。始めから駄話するぞ、問題提起するぞと構えるのではなく、話した結果、下世話な話から社会問題(その逆も)へと話題がドライブしていく様子がとても魅力的でした。
印象的だった箇所
「弱者同士が連帯しないのはなぜなのかな、といつも思うんだ。ほとんどの人はみんな弱者なんだか...続きを読むPosted by ブクログ -
予算わずか140万ドル。倒産の危機に瀕したスタジオとドラッグで人生を棒に振りかけた役者が、無名のヒーロー映画『アイアンマン』で起死回生のヒットを飛ばす。
ここから、厳格な管理体制を敷くディズニーの下で、
無謀なプランだったはずの「マーベル・シネマティック・ユニバース」は拡大していく。
ときにス...続きを読むPosted by ブクログ -
MCUの舞台裏が、作品のクオリティだけを見ると信じられないほどドタバタであることがわかるのがよい。ドタバタを粘り強く調整するのは作品づくりにはつきものなんだけど、あのMARVELですらそうなんだと、ある意味では勇気づけられる。内容面では、「アベンジャーズ」1作目のNY決戦を、911と重ね合わせた読み...続きを読むPosted by ブクログ
-
時期としてはエンドゲーム直前に出たということもあり、そこまでの21作品のレビューがまとめられている。正直公開前に見たかったが、今読んでも面白かった。
裏事情を知った上でその作品を思い出すと、確かにと読みながら思う瞬間が多々あった。Posted by ブクログ -
MCU各作品について制作の裏事情や背景がきれいに整理・解説されててとてもよかった(描写や展開がおかしなところへの批判も含め)。
パティ・ジェンキンス版のソーやエドガー・ライト版のアントマンも、ちょっと観てみたかったな。Posted by ブクログ -
あくまで映画批評が中心で、図版やスチールの使用は一切ないため、いわゆるアメコミユーザーに向けたファン書籍ではありません。
原作コミック、公開当時の記事やキャストのメディア上での発言、スタッフ・製作陣のキャリア解説、オーディオコメンタリー、背景となる(主に)アメリカの社会情勢など、多彩なメディ...続きを読むPosted by ブクログ -
マーベル映画の作品ごとの良質な解説や制作裏話が楽しめます。会社としての一貫したビジネスのストーリーはあまり書かれていないので、あくまで作品の批評がメインです。あらすじが絶妙にまとまっているので、最新作を観る際の予習にも最適でしょう。
MCU(マーベルシネマティックユニバース)の一連の作品は相互の関...続きを読むPosted by ブクログ