朝日新聞書評から。
これからの時代の技術として5Gが騒がれているのでどういうものなのかと読んでみた。
業界が畑違いなので理解しにくい内容も多かったが初めてITに関する半専門書を読んだ。
・5Gの利点は超光速通信、低遅延、多数同時接続
・5Gの周波数帯にもローバンド、ミッドバンド、ハイバンドがあり、
...続きを読む超高速を実現するのはハイバンド。一方で、2019-2020にサービススタートしている規格はローバンドで4Gとの差別化はあまり出来ていない
・周波数が高い電波帯のため、電波距離は短い。基地局がより多く必要
・スマホなどの端末の利用よりも産業構造全体に影響を与えうる技術
・BtCよりBtB向け
・ゲーム、自動運転、工場無人化、医療ヘルスケア、モバイルヘルス、AR/VR、都市安全、IoT、地方社会の情報化
・これまでのモバイル勃興史は5世代ある
1980-第一世代アナログ式音声(通話)、1990-第二世代デジタル式(メール)、2000-第三世代(iモードブラウザ)、2010-第四世代(高精細動画yourube)、2020-第五世代
・それぞれの世代で覇者が生まれ散っていった
3-NTT・ネットブラウザ、4-アップル・iphone・SNS
・5Gの得意分野は高精細画像、IOT、ケーブルレス、遠隔操作、ARVR
・PDCAからOODAへ
・国中に光回線が引いてある日本は基地局を設置しやすく普及のアドバンテージはある
・5Gに何ができるかではなく、5Gで何をできるかを考えることが新しいビジネス発掘につながる
・すでに次の6Gの開発(2030年代に向けて)が始まっている