富田啓介のレビュー一覧

  • 一冊でまるごとわかる「里山」入門

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    生物を人為的にもちこむことの問題点を簡潔に述べてありました。
    どのような里山の自然をめざしたいのか、関係する人たちが共に考える必要がある(←意訳)というのに同意します。

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    2026年09月10日
  • あれもこれも地理学

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    『学問としての地理学を体系的に修得するというよりも、地理学の基本的な考え方や、地理学を通して見える世界を伝えること、そして、それを日常生活や社会の中で折に触れて活かせるようになってもらうことが授業の狙いです。
    この本の目的も、まさにここにあります。』とあるように、面白い本。

    小さな興味から地政学を学んでみたくて出会った本。
    数年ぶりに「いい本」に出会えた。
    時間地理学をベースにした、ライフログ・日記アプリが欲しいと思った本だった。

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    2020年05月15日
  • 一冊でまるごとわかる「里山」入門

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    斜め読み
    と言うかエッセンスは吸収した。

    里山というと 写真家 今森光彦さんを連想する。

    本著の著者は、富田啓介。
    著者略歴 では
    フリーランス研究者とある。
    初めて聴いた。
    僕もフリーランスエッセイストとか
    フリーランスフォトグラファーとか、。

    普段は、六甲山とか旧摂津国の山々の山歩きをしている。
    趣味山歩きとか、里山歩きとか言ってるけど、
    里山は奥が深い。

    ムラ ノラ ヤマの分け方も興味深い。
    狭義の里山で有れば、さと山歩きも間違いではない。

    ノラは、ノラ・ジョーンズではなくて、野良仕事のノラかな。

    101から102ページに松本城は、周辺の里山を荒廃させる原因になった とある。

    城好きで、国宝の松本城には2回ほど行った。
    中々厳しい指摘だ。

    時間を作って、深く読み込めば良いね。

    ベレ出版
    初めて知りました。

    著者の活動拠点は、愛知県瀬戸市とのこと。

    棋士 藤井聡太、写真家 浅井慎平の出身地だね。

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    2026年01月17日
  • あれもこれも地理学

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    著者が勤務する大学が私の地元と同じだから、たくさん愛知や愛知周辺の話題が出てきて面白かった。
    スマートシティや民族学、移民のプッシュプル要因など、学生時代に興味があった分野がまるっとまとめられていて、学生時代に読んでおきたかった。

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    2025年08月16日
  • あれもこれも地理学

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    これもブログの参考図書で見かけた本。
    文化や社会に関わる「人文地理学」について身近な話題から入って興味を惹きながら解説している本。
    各論スタイルなのでそれなりにボリュームもあるが、気軽に楽しく読めた。

    今の社会を説明してくれる、クラシカルなスタイルの地理学もそうだが(街中にあるビール工場の項)、社会の課題に取り組み地理学と題した第二章は、安易に、あるべき論に飛びつかないよう、賛否両論や現実の難しさも説明されている(コンパクトシティの項)。

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    2022年08月20日
  • あれもこれも地理学

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    読みやすくて面白かったです。人文地理学の各テーマの触りの部分を身近な話題に引きつけて解説しています。高校生が地理総合を学びながら読んでもいいですし、大学生や社会人が関心の幅や視野を広げるために読んでもいいと思います。

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    2022年06月15日
  • あれもこれも地理学

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    ネタバレ

    人文地理に興味がわいた。
    原料の重いものは原産地立地、製品が重ければ消費地立地。だからビール工場は都市に。消費動向に敏感なら都市周辺。人件費、技術なら地方都市。諏訪や函館の臨空工業団地の狙い。なかなか売るもの多し。海外輸入原料輸出製品の時代だから、臨海工業が発達する。それらを人の動きで分析。

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    2020年09月04日
  • あれもこれも地理学

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    周辺から高速道路や新幹線で大都市に集まる=ストロー現象。
    植民地支配で、自給用農地を輸出用プランテーションに変えられてしまい、安い労働力として働くしかなくなった。
    フードマイレージ=距離と重さを掛けた数値。少ないほうが環境に負荷が少ない。
    フェアトレード=適正な賃金、環境に持続可能な作物を買う。
    長久手市は人口増、隣の瀬戸市は人口減。
    人が住んでいる居住地をエクメーネという。全陸地の9割。
    済んでいないところをアメクメーネ。1割。
    中華圏にルーツをもち現地の国籍を持つ人は華人、国籍が元のままの人は、華僑。
    人種とは、生物学的特徴に基づく人類の区分。ネグロイド、コーカソイド、モンゴロイド、オーストラロイドに分けられる。最終的には、ほとんどの地域でコーカソイドが進出した。
    民族のほかに、人も使う。ケルト人、スラブ人など。
    ヨーロッパの民族はゲルマン民族、ラテン民族、スラブ民族。
    中国は漢民族が90%。日本、朝鮮などが単一民族国家に近い。
    ロシアにおけるシベリア中国におけるチベットや内モンゴルは、実質的には植民地。
    民族自決から多文化主義へ。

    原材料産地指向鉱業=鉄鋼など。
    臨海指向型工業=原材料を輸入する場合。
    用水指向型工業=富士市の製紙。
    電力指向型工業=アルミなど。日軽金の神原工場は自前の水力発電を持っていた。
    市場志向型工業=ビール、水、お茶など。
    労働力指向型工業=人件費が安いところ
    四大公害病、イタイイタイ病、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそく。

    近郊農業の経済規模はかなり大きい。茨城は3位、千葉が4位、愛知が7位。工業県でも農業県。

    アジアでは自給的集約的農業がおこなわれていた。
    ヨーロッパでは混合農業=穀物と飼料作物の栽培と家畜の飼育。典型的なヨーロッパの田園風景はここから生まれている。
    北海沿岸や五大湖周辺は、最終氷期のとき表土が削り取られて小麦をたくさん作れない。ピーターラビットの風景。酪農と自用の畑。
    牧畜は、家畜を飼育する農業一般をさす。使役するだけに飼うのは牧畜とは言わない。酪農は乳製品の生産を目的とするもの。

    イソップの田舎のネズミと都会のネズミ。田舎と都会の差を現わしている。
    日本では集落は大字で表される単位。大字の中に複数の集落がある場合もある。
    アメリカのホームステッド法=64ヘクタールの土地を何年か耕せば自分のものになる制度。

    メガシティー=人口が1000万人を超える。東京、北京、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど。
    それが繋がっているのがメガロポリス。京浜阪神間、ボストンワシントン間。
    世界の都市人口率は55.3%。日本では91.6%。田舎に住む人は減っている。

    都市の魅力にひかれて集まる現象はPULL要因。
    田舎では生活が立ちいかないので集まる現象はpush要因。
    先進国がpull要因、発展途上国がpush要因、というわけではない。

    観光の始まりは、外国人や資産家のための避暑地別荘地。軽井沢上高地七ヶ浜など。
    エコツーリズムとグリーンツーリズムは違うもの。グリーンツーリズムは、農業体験など観光ではなかったことを楽しむもの。

    世界ジオパークが9地域、日本ジオパークが43地域。

    足尾銅山鉱毒事件。被害を受けた谷中村などは50キロも離れている。もともと肥沃な土壌だった。
    日立鉱山はお化け煙突を作って、村落と共存を図った。

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    2020年07月06日
  • はじめて地理学

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    ペルー海流は寒流で雨が降らない=ナスカの地上絵が保存された。

    コムギは地中海性気候(夏に乾燥して冬は湿潤)が適地。
    秋に巻いて冬育てて初夏に収穫。
    コルク、オリーブ、ユーカリなども。

    100メートルで約0.65度下がる。

    偏西風、貿易風はコリオリの力が働く。
    低緯度から高緯度に向かうと、自転の速度が遅くなる方向に行くため、西風が吹く。貿易風は高緯度から低緯度=東風になる。

    川上町のアイスパピリオン=寒さを体験できる。

    ホットスポット=マントルから直接マグマが噴き出す場所。
    ハワイ島。プレートが動いても場所は変わらない。マウイ島、オアフ島、カウアイ島、ミッドウエイ諸島。

    地震は地形をつくる=断層山地。その間が平野になる。濃尾平野と養老山地。

    断層盆地断層湖=盆地の中の湖=琵琶湖、諏訪湖、青木湖など。土砂が流れ込まないので埋まらない。古代湖とも呼ばれる。ガラパゴスの湖バージョン。

    浸食平野と堆積平野=日本の平野

    樹木は、常緑樹か落葉樹か、広葉樹か針葉樹かで分けられる。
    針葉樹が先、広葉樹はそのあと。
    常緑広葉樹は照葉樹林=チャノキなどと硬葉樹林=オリーブ、コルクなどに分けられる。
    日本にある常緑広葉樹はほとんどが照葉樹林

    針葉樹林はタイガと呼ばれる。
    降水量が制限要因になるもの=砂漠、気温が制限要因になるもの=ツンドラ

    日本は生物多様性のホットスポット。イギリスとの違い。
    北海道は大陸と一体化したが、本州四国九州は別だった=津軽海峡が深い。
    大陸島=かつて大陸と接続した経験のある島=イギリス、北海道。
    海洋島=長期間孤立している=ハワイ諸島、ガラパゴス、小笠原、南西諸島、

    気候変動は太陽の黒点活動、公転軌道、地軸の傾き。

    温暖化の問題点。生物はゆっくりした環境変化に対しては移動や適応によって対応可能。急激なものには不可能。他の生命を脅かす。

    植生遷移=背の低い1年草本、多年生草本(草原)、陽樹林(雑木林)アカマツコナラクヌギ、陰樹林(カシ類、シイ類)


    赤道めがけて北から風が吹く。コリオリの力で東風になる=貿易風
    緯度60度付近で上昇気流が生じる。それをめがけて南側から風が吹く。コリオリの力で西風となる=偏西風。

    下降気流が発生するところは雨が降らない。南北30度程度の地域。サハラ砂漠、アジアの乾燥地帯、メキシコの乾燥地帯など。

    海は気候をマイルドにする。ロシアのオイミャコンは40度まで下がる。大陸レベルで海風陸風が起こる。夏の南風と冬の空っ風。

    カリフォルニアはカリフォルニア海流の影響で寒い。
    ヨーロッパは、北大西洋海流が暖流なので暖かい。アイスランドの首都レイキャビクが緯度の割に暖かくオーロラを見るのに適している。

    暖かい対馬海流が蒸発して、偏西風で新潟に雪が降る。
    富士山の山頂が寒いのは、地面がないから。
    空気は、地面が温まってから温まる。
    高いところは、気圧が低い=期待が膨張する=温度が下がる=断熱膨張。

    都会ではアスファルトなどに熱が貯えられるので、夜でも寒くならない。

    鳥取砂丘は砂漠ではない。砂漠は降水量がわずかのために食性が乏しい土地のこと。

    天井川=土砂が堤防内にたまるので、さらに堤防を積み増ししてできる。周囲の土地より水位が高い。

    降水量が植生の制限要因になったところ=砂漠、熱帯草原、温帯草原。
    気温が制限要因になったところ=ツンドラ

    島は、大陸に接続したことがある大陸島と、無い海洋島。北海道や本州、グレートブリテンは大陸島。

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    2018年04月10日
  • はじめて地理学

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    意外と知ってる話も多かった。
    高校の勉強ってバカにできないな。

    平均気温の変遷とその時期の国の安定性に相関があるというのはめちゃくちゃ興味深い。眼から鱗。
    それに限らず、緯度と海流による気候差は各地での歴史的な事象にも関わってくるやろうし、色々と勉強になることが多かった。


    p.18 街頭→街灯
    p.99 東岸と西岸が逆
    既に修正されてるかもしれんけど、きっとこれちゃんと連絡すべきなんやろうな

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    2020年05月07日
  • はじめて地理学

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    沖縄の那覇の8月の平均気温は28.7度。これに対して大阪は27.8度。印象的には思ったより大阪は暑いということ。加えて同じ日の最高気温で言うと、那覇が31.5度に対して大阪は33.4度。なんと圧倒的低緯度である沖縄よりも大坂の方が暑い。思わず嘘でしょうと口をついて出そうになる。実は気候は緯度だけではなく様々な要因から成り立っているため、こういうことも起きるのだという。からくりを知れば「むべなるかな」。地理学とは、自然や社会の中に潜む謎を明らかにすること。学生の頃学んだ無味乾燥な地理とは全然違う地理学の醍醐味・楽しさにどっぷり首までつかることができた。

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    2018年11月11日