トレバー・ノアのレビュー一覧
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ツイッターでバズっていた動画で著者を知りました。著者が、男性が弱さを語ったり表明したりできる様になる事の大切さや、有害な男性性について話す内容でしたが、聡明な人だなと興味が出ました。
著者は現在アメリカで番組の司会者をやってたりする売れっ子ですが、この本は彼が生まれ育ったアパルトヘイトの影響下での...続きを読むPosted by ブクログ -
怒涛の人生に衝撃。
南アフリカはW杯のイメージくらいしかなかったから、1984年生まれでそういう状況だったというのが衝撃だったし、色々なことが感覚が違いすぎて驚きっぱなし。
アフリカを語るのを見ることはあっても、アフリカの人の話をここまで詳しく聞くことはほぼないし、混血ながら現地にい続けたという特殊...続きを読むPosted by ブクログ -
ウーマンラッシュアワーの村本が尊敬する南アフリカ共和国出身のコメディアンの自叙伝。もう度肝を抜かれるくらいスリリングに物語は展開して、一旦読みだしたら止まらなくなるかっぱえびせんみたいな本や。そしてあの理不尽なアパルトヘイト政策をリアルに感じさせてくれる知らなかった世界を教えてくれる内容でもある。ア...続きを読むPosted by ブクログ
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トレバー・ノアの半生、南アフリカのアパルトヘイト、そしてその地が如何に人種の坩堝あるのか。
すべての視点はトレバー・ノアが目にしたままに語られる。しかし、文章は軽妙でありながらトレバー・ノア自身は淡々としており、彼の客観性に信頼を置いて読み進めることができる。
パトリシア・ノア(ノンブイセロ)、彼...続きを読むPosted by ブクログ -
クッツェーの小説も読んだし、インビクタスとか遠い夜明けとか映画も見ていたので、アパルトヘイトについてちょっとは知っているつもりだったけど、ちっとも知らなかったんだなと認識をあらたにした。
クッツェーは白人インテリの富裕層で、底辺の黒人がどんな生活をし、どんな思いでいたのかをリアルに体験してはいないし...続きを読むPosted by ブクログ -
The Daily Showは最近知りましたが、司会者Trevorさんの面白い口調にハマっています。
この本も是非読みたいと思い、購入します‼また別途にAudio bookもあるようなので手に入れて、文章と音声の両方で楽しみたいです‼‼‼Posted by ブクログ -
GG recommended:
This coming-of-age memoir begins with comic Trevor Noah’s birth to a black Xhosa mother and a white Swiss-German father in South Afri...続きを読むPosted by ブクログ -
黒人母と白人父の間に生まれ、育った稀有の世界的コメディアン。アパルトヘイトからマンデラ政権誕生が、その幼少期であり青春だった。こんな不条理な世にあっても、子供の世と青春は、羨ましいほどキラキラ、ワクワクしている。事あるごとにぶつかった、たくましく生きる母へのオマージュでもある。どんな状況であれ、子供...続きを読むPosted by ブクログ
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南ア出身の人気コメディアン トレバー・ノアの自叙伝。傑作。アパルトヘイト下、貧困と差別の中での母親との暮らしを18のエピソードで綴る。副題は、アパルトヘイト下では、白人と黒人との性交は犯罪とされていたことによる。
白人でも黒人でもない著者の葛藤。信念を持って人生にポジティブに立ち向かう母親。南アの...続きを読むPosted by ブクログ -
1990年頃までアパルトヘイトが行われていたことすら露知らなかったが,当事者として南アフリカで育った経験を元に書かれていたこの本は,とても勉強になった.
白人が現地民をコントロールするために,分断が起きるように一部の民族にだけ特権を与えたり,言語を統一しようしなかったりする対応をしていたことも,そう...続きを読むPosted by ブクログ -
長らく読みたい本リストに入ったまま放置してたけど、英会話の教材にさせていただいてるアメリカのTVショーのホストがトレバー・ノアで、「あれ?この人あの本の人じゃん」と思い出しようやく拝読幼少期の話と、母の話を知った上でいまの彼をみると奇跡を見ているようだし(それほどに悲惨な社会かあることを知らずに生き...続きを読むPosted by ブクログ
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笑い事にならないことをたくさん経験されていて、ここに係れたのはほんの一部なんだろうな、と思った。
人生教訓を学び取る力がすごい。子どもの時から。すべてのたくさんのミスが生かされていると感じた。
アメリカでのBLM運動、暴動、抵抗についてのコメントの深みを感じた。Posted by ブクログ -
南アフリカ出身のカラードであるトレバーの半生を描いた本。
単なる自伝にとどまらず、所々でアパルトヘイト時代の南アの社会背景が説明されておりとても興味深い。
一番衝撃的なのは最終章で、トレバーの母の強さをあらためて感じさせる。
「なによりも、人とのつながりを保つのは暴力じゃなく、愛だと気づいていた。愛...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史の授業と、映画『インビクタス』から程の知識しかもっていなかったアパルトヘイト。この本を読まなければ、おそらくこの先意識的に知識を得ることはないだろう。人間の歴史の中でも大きなトピックスであっても、遥彼方の出来事にアンテナを張れるほど暇ではないから。
この本を選んだ際も、特にアパルトヘイト...続きを読むPosted by ブクログ -
南アフリカのアパルトヘイト下で、カラードとして産まれたトレバー・ノアの自伝。
恋愛とか差別とかもあるけど、これは母と子の物語だ。ものすごくリベラルでものすごく息子を愛した母がいたから、トレバーは前を向けたんだと思う。
歴史背景とかもさりげなく解説が入るのでいい。
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