トレバー・ノアのレビュー一覧

  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ネタバレ

    トレバーノアの生まれる前から20歳ぐらいまでが描かれている。私が過ごしてきた日常や当たり前とは何もかもが違い、驚いたり、悲しくなったり、感情がジェットコースターだった。唯一あるあるってなったのはクラスの子に片想いする話。

    読んだきっかけ
    友だちのインスタを見て。

    お母さんの逞しさ
    この本の根底にはずっとこれがあったと思う。イエス様に言及するたくさんのシーンを読んでいくうちに、信仰深いってそれだけ自分の力で一生懸命生きている証拠なのかなと思った。自分でできる限りのことはしている、でもうまくいかないから、神様に祈るしかない。実際お母さんの周りには、家族も警察も頼りになる人が全然いなかった。私は

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    2025年10月12日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ツイッターでバズっていた動画で著者を知りました。著者が、男性が弱さを語ったり表明したりできる様になる事の大切さや、有害な男性性について話す内容でしたが、聡明な人だなと興味が出ました。

    著者は現在アメリカで番組の司会者をやってたりする売れっ子ですが、この本は彼が生まれ育ったアパルトヘイトの影響下での南アフリカでの体験や、進歩的な価値観で彼を育てた信心深いお母さんとのエピソードが語られています。アパルトヘイト政策については学校でも習ったけれども、私は全然「知らなかった」と痛感しました。実体験として語られるアパルトヘイト政策の卑劣さに衝撃を受けます。

    映画化が決まってるそうですが、文章で読んだだ

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    2023年04月12日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ネタバレ

    怒涛の人生に衝撃。
    南アフリカはW杯のイメージくらいしかなかったから、1984年生まれでそういう状況だったというのが衝撃だったし、色々なことが感覚が違いすぎて驚きっぱなし。
    アフリカを語るのを見ることはあっても、アフリカの人の話をここまで詳しく聞くことはほぼないし、混血ながら現地にい続けたという特殊な状況はより稀少。
    元々彼に好意を感じていたけど、この先、彼の見え方がまた変わってきそう。

    教会ってシュワちゃんと一緒に競っていたボディビルダーが牧師で、座席はアリーナで、ロックバンドが演奏してるようなところもあるんだ笑
    天使にラブソングをがかすむんだけどw
    時間かければいいと思う感覚って文明の進

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    2023年03月14日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ウーマンラッシュアワーの村本が尊敬する南アフリカ共和国出身のコメディアンの自叙伝。もう度肝を抜かれるくらいスリリングに物語は展開して、一旦読みだしたら止まらなくなるかっぱえびせんみたいな本や。そしてあの理不尽なアパルトヘイト政策をリアルに感じさせてくれる知らなかった世界を教えてくれる内容でもある。アパルトヘイト政策を取り扱った映画「インビクタス」どころではないな、ほんま。

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    2021年02月06日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ネタバレ

    トレバー・ノアの半生、南アフリカのアパルトヘイト、そしてその地が如何に人種の坩堝あるのか。

    すべての視点はトレバー・ノアが目にしたままに語られる。しかし、文章は軽妙でありながらトレバー・ノア自身は淡々としており、彼の客観性に信頼を置いて読み進めることができる。
    パトリシア・ノア(ノンブイセロ)、彼の母親は、彼にとってパートナーであり、共に歩む仲間。
    アパルトヘイト、南アフリカの人種差別どころか女性というだけで聞く耳を持たない世界で彼女がトレバーに与えた最初の愛は“意味を持たない”名前だった。何も背負わせたくなかったから。
    彼女が生きる世界で、彼女は他人を憎まなかった。そして息子にもそのように

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    2019年04月03日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    クッツェーの小説も読んだし、インビクタスとか遠い夜明けとか映画も見ていたので、アパルトヘイトについてちょっとは知っているつもりだったけど、ちっとも知らなかったんだなと認識をあらたにした。
    クッツェーは白人インテリの富裕層で、底辺の黒人がどんな生活をし、どんな思いでいたのかをリアルに体験してはいないし、映画もアメリカ人が、つまり外国人が撮ったもので表面的なものでしかないということがよくわかった。
    まず、黒人白人だけでなくカラード(もともと南アフリカにいたコイサン族女性と白人の間に生まれた混血を始まりとし、文化的背景がない。準白人として扱われる。カラード居住区で暮らす。)という括りもあったこと。黒

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    2019年03月10日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    The Daily Showは最近知りましたが、司会者Trevorさんの面白い口調にハマっています。
    この本も是非読みたいと思い、購入します‼また別途にAudio bookもあるようなので手に入れて、文章と音声の両方で楽しみたいです‼‼‼

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    2018年12月09日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ネタバレ

    GG recommended:

    This coming-of-age memoir begins with comic Trevor Noah’s birth to a black Xhosa mother and a white Swiss-German father in South Africa. During the final years of apartheid, his family often hid him indoors rather than face difficult questions or potential arrest—as black/white marr

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    2018年11月20日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    黒人母と白人父の間に生まれ、育った稀有の世界的コメディアン。アパルトヘイトからマンデラ政権誕生が、その幼少期であり青春だった。こんな不条理な世にあっても、子供の世と青春は、羨ましいほどキラキラ、ワクワクしている。事あるごとにぶつかった、たくましく生きる母へのオマージュでもある。どんな状況であれ、子供時代や青春時代って最高なんだと思う。

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    2018年08月15日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    アパルトヘイトって、つい30年前のことなのか、と撤廃されてからの歴史の浅さに驚き。
    すごい前時代的に感じられるのに、近年までまかり通っていたなんて、、と思わず宙を仰いでしまう。生まれた時からこういうもの、と決まっていて周囲も受け入れていることを疑ってみるのは難しい。改めて、差別の歴史は根深いと感じる。

    そして社会からの圧力があっても決して屈しない、著者の母の強さに目を見張る。
    著者の達観した人生観にハッとさせられる箇所がいくつもあった。

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    2024年10月18日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    1990年頃までアパルトヘイトが行われていたことすら露知らなかったが,当事者として南アフリカで育った経験を元に書かれていたこの本は,とても勉強になった.
    白人が現地民をコントロールするために,分断が起きるように一部の民族にだけ特権を与えたり,言語を統一しようしなかったりする対応をしていたことも,そういう効果があるのかと感心した.
    一方で,見た目が違えど,同じ言語を使えば人は仲間に入れてくれようとする.それだけ言語というものは仲間意識を形成するのに重要なものなのだと感じた.

    また,自分の仕事に照らして考えてみると,
    自分が外国籍の人と話をするときに相手の言葉で話をしようとする努力がとても大事な

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    2022年03月16日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    長らく読みたい本リストに入ったまま放置してたけど、英会話の教材にさせていただいてるアメリカのTVショーのホストがトレバー・ノアで、「あれ?この人あの本の人じゃん」と思い出しようやく拝読幼少期の話と、母の話を知った上でいまの彼をみると奇跡を見ているようだし(それほどに悲惨な社会かあることを知らずに生きていた私はほんとうに恵まれてるなとも感謝するし)、日本ではあまり顕在化しない(見えない場所に蓋をされてる)人種差別を考える機会にもなった。また、訳も良い。ノアのもともとの軽快な語りをうまく受取った日本語だと思う。

    彼が言葉を自在に使えるようになった経緯が印象的だった。語学学習をきっかけに知った彼の

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    2021年06月13日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    ネタバレ

    笑い事にならないことをたくさん経験されていて、ここに係れたのはほんの一部なんだろうな、と思った。
    人生教訓を学び取る力がすごい。子どもの時から。すべてのたくさんのミスが生かされていると感じた。
    アメリカでのBLM運動、暴動、抵抗についてのコメントの深みを感じた。

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    2020年08月11日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    南アフリカ出身のカラードであるトレバーの半生を描いた本。
    単なる自伝にとどまらず、所々でアパルトヘイト時代の南アの社会背景が説明されておりとても興味深い。
    一番衝撃的なのは最終章で、トレバーの母の強さをあらためて感じさせる。
    「なによりも、人とのつながりを保つのは暴力じゃなく、愛だと気づいていた。愛は創造的な行為だ。誰かを愛すると、その人のために新しい世界を創りだすことになる。」

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    2019年03月23日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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     歴史の授業と、映画『インビクタス』から程の知識しかもっていなかったアパルトヘイト。この本を読まなければ、おそらくこの先意識的に知識を得ることはないだろう。人間の歴史の中でも大きなトピックスであっても、遥彼方の出来事にアンテナを張れるほど暇ではないから。
     
     この本を選んだ際も、特にアパルトヘイトに関心を寄せたわけではなかった。 カバーデザインがいい感じ。フィクションよりも自伝を読みたい。外国作品の方が、違った世界を見せてくれる。どうやら世の評判も良いようだ。そんなところだった。

     話の軸は、主人公の成長と、魅力ある母親の姿。やんちゃ坊主と肝っ玉母さん。万国共通の生き様なのだろうか。そこに

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    2018年07月25日
  • トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

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    南アフリカのアパルトヘイト下で、カラードとして産まれたトレバー・ノアの自伝。

    恋愛とか差別とかもあるけど、これは母と子の物語だ。ものすごくリベラルでものすごく息子を愛した母がいたから、トレバーは前を向けたんだと思う。

    歴史背景とかもさりげなく解説が入るのでいい。

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    2018年07月11日