隅田浩司のレビュー一覧

  • 戦略的交渉入門
    かなり実践的な交渉学の本。交渉学は比較的概念的な話が多い印象だが、この本は例えば、相手が不快な対応をとってきた時の対処法など対策が散りばめられている。
  • 戦略的交渉入門
    戦術を知ることによって相手からのディフェンスに繋がるということにはなっとく。彼を知り己を知れば百戦殆うからずという言葉があるが敵を知った気になっている可能性がおおいにあるなとおもった。交渉を行う際に徹底した準備と先入観にとらわれず相手の発言を正確に捉えることに重きをおくことが大切だと気づかされた。
  • 戦略的交渉入門
    交渉=対立や勝負ではなく、「互いに賢明な合意を目指すための価値創造」と捉える視点は目から鱗だった。一方で、利益の最大化:Great for meを忘れがちなのが人間(特に日本人)。Good for you, Great for meの精神を忘れずにいたい。
  • 戦略的交渉入門
    どんなに時代が変わっても、大切であろう交渉力。

    はじめは断られたら心が折れそうになるが、交渉力を鍛えておけば、いずれそれも軽減する。

    交渉力は、不可能を可能にすることもあると思う。

    本番の前の準備の仕方で、結果は決まる。

    入門に最適である。




  • 戦略的交渉入門
    交渉学の基本は一通り網羅されてると思います。

    相手の出方に惑わされないためには、感情を切り離すこと、そして事前の予習で譲れないライン、妥協できる幅を明確にしておくのが大事だと感じました。
  • 戦略的交渉入門
    これは面白い本でした。交渉のありようについては、常々、あれこれ考えてきたのですが、科学的に分析し、実践していこうということですね。もっと勉強しないといけないですね。
  • 戦略的交渉入門
    著者は田村次朗氏と隅田祐司氏。

    感想。今年読んだ本で最も満足度が高い本。

    備忘録。
    •交渉の結果「賢明な合意」ができているかが重要。
    •賢明な合意→当事者双方の正当な要望を可能な限り満足させ、対立する利害を公平に調整し、時間が経っても効力を失わず、また社会全体の利益を考慮に入れた解決。
    •交渉は...続きを読む
  • 戦略的交渉入門
    交渉における前準備の重要性、目指すべき方針(ミッション)、陥りがちな状況、心境、対応が具体的な事例とともに体系的にまとめられている良書。ビジネス上の交渉でも、日常のやりとり(ただし、会話でなく対話の場面)でも、すぐに実践できることが多く書かれている。
  • 戦略的交渉入門
    交渉プロセスは、相手の機嫌を損ね、雰囲気を壊すこともあるものである


    ■読みながら考えたこと
     交渉相手の表面的な態度に惑わされず、冷静に、相手の言っていることや主張に注目せよ、という意見は分かる。正しいが、感情的にそこまで整理できないときもあるなぁと思う。「社会的役割、所有物、専門知識、個人的魅...続きを読む
  • 決定版 ネゴシエーション3.0―――解決不能な対立を心理学的アプローチで乗り越える
    難書というか、普段みなれない言葉のためにイメージがつきにくい

     アイデンティティ 自己同一性 自分とは何者か
     コンフリクト 衝突、対立
     トライブ 民族、部族、氏族
     弁証法 ヘーゲルが用いた議論をするための方法
     神聖なもの とても重要な関係

    困難な交渉を解決に導く「コンフリクト・マメジメン...続きを読む
  • 戦略的交渉入門
    交渉学についていろいろな知見を引用して説明されており、今まで気づかなかった自分自身の交渉心理をにあらためて知ることになった。
  • 戦略的交渉入門
    営業からキャリアが始まらなかったからか、意外と勉強してこなかった交渉関係。
    会社ではなく個人としてキャリアを重ねるならいずれにせよ必要だなということでまずはこのシンプルそうなものを。
    分かりやすくまとまっていた。特に準備部分をまずは模倣してみる。
  • 戦略的交渉入門
    交渉に関して一通り書かれている。
    気になる項目は他の本で深掘りしていきたい。
    すぐに実践することとしては、常にBATNAを用意すること。
  • 戦略的交渉入門
    何事をなす上で、必ずやらなければいけない交渉への知識向上を目指して一読。
    ハーバード ロースクール出身の著者による交渉学の概要、実際のプロセス、心理的な戦術や自身が留意すべき事項など、交渉学全般について理解が進む入門的な内容でした。
    日経文庫にもう一つある交渉に関する書籍よりも、かなり洗練された内容...続きを読む