藤井純一のレビュー一覧
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ネタバレ北海道日本ハムファイターズの前社長、藤井純一氏と言えば、あの斎藤佑樹投手をドラフトで引き当てたことで一躍有名となりました。
藤井氏は日本ハム株式会社の営業マンとしてキャリアをスタートさせます。藤井氏と言えば、ファイターズの社長、というイメージですが、実はそれ以前に、日本ハム株式会社がスポンサーを務めるJリーグのセレッソ大阪というチームの社長も務められていました。セレッソ大阪というチームができる以前から既に大阪にあったガンバ大阪というチームといかに差別化を図り、地域に根ざしたチームとなっていったのかが、社長として組織改革を行った藤井氏により語られています。
その後、セレッソでの手腕を買われ、北海道に移転後も赤字だったファイターズの社長として経営改革を任せられます。藤井氏が1番初めに行ったこと、それは社員の意識改革です。他人任せや無駄な仕事を排除し、社長自らが社員一人ひとりがきちんと報酬に見合う働きをしているかをチェックしたのです。そうすると、初めは煙たがっていた社員もどんどん新しいアイデアを出し、当事者意識を持って働くようになって行きました。
2つのプロスポーツチームのトップとして成功を収めた藤井氏の改革は、いつも1つの鉄則に忠実であったからです。その鉄則とは何なのでしょうか。藤井氏の改革マネジメントは私たちにも多くのヒントを与えてくれるでしょう。 -
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★もう一声ほしい★前著よりは収益向上のための具体例を詳細に記している。ただやはり知りたいのは、強さが必ずしも集客増につながらず、経営に貢献するとは限らないプロスポーツビジネスのバランスの難しさへの思いだ。
これとは別に、選手には実質的に年俸に関して拒否権がなく(簡単に移籍できない)、プロ野球は極めて不平等な雇用契約にも思える。経営側はその気さえあればFAになるまでは、かなり大胆に人件費をコントロールできそうだ。FAの選手をあまり取らないのもその一環だろう。変な大盤振る舞いさえしなければ健全経営はできそう。そこでファンのつなぎとめる工夫はいるが。 -
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前日本ハムファイターズ監督で、セレッソ大阪の社長経験もある筆者のファイターズ改革の記録。チケット販売に関する部分は、アルディージャフロントスタッフから聞いたこともある一般的な話だか、集客サービスは独特なモノ。特に、日本のプロスポーツビジネスとしては珍しい、顧客第一主義に基づいた施作の数々は、兼ねてより自分も感じていたことであり、共感できる内容である。リッツカールトンほてるのように、クレドを作成し従業員全員に配布しているのは凄いと思った。
少しでも利益をあげるために、あえて代理店をなるべく使わない方針は新鮮であった。これにより、代理店手数料を抑えられるとともに、顧客と直に接する機会を増やすことで、新たなビジネスチャンスを増やせるとのこと。
この本購入の最大の目的でありタイトルにら関わる、ファイターズのオペレーションシステムについては、重要機密であるのだろう、全く具体的な内容は書かれておらず期待はずれですらある。
「マネーボール」を参考と言っておきながら、まず「マネーボール」で否定している高卒ルーキーの採用や育成に力をいれている部分にはまったく触れずじまいだった。
多分、日ハムで成功しているのは、「マネーボール」を自分たちに合うようにオリジナルなモノにしているからであろうとは思わせる内容にはなっている。アメリカのやり方を基本にはしているが、日本に合うようにかなり手直しをしているという感じだ。 -
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日本ハムの代表取締役社長が語る球団経営・運営成功の秘訣。確かにセリーグと比べてパリーグは独自色が強い経営をしているようで、テレビでもよくお客さんが入っているなと感心させられることが多い。かつて客のいない川崎球場の映像が目に焼き付いている自分にとっては、ソフトバンクや日本ハムのスタジアムの客席が埋まっているのをみると、地域密着でうまくいっているなあと感心させられる。
著者はJリーグチームの社長も経験しており、広報活動などはそこらへんから学んだ点も多いのではないかと想像する。試合、スポンサー、マーチャンダイジング、放映権の各収入源を得るためのチーム努力が書かれていて、スポーツビジネスに関心がある人には参考になる。ベースボールオペレーションシステムについてもうちょっと書き込んでほしかったが、そこは企業秘密の部分もあるのだろう。ちょっと出し惜しみ感があるように見えたので3☆だけど、限りなく4☆に近いです。