藤岡靖洋のレビュー一覧

  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    ジャズ、コルトレーン(John Coltrane)が好きなので、常にカバンに入れて持ち歩いています。。

    何も考えずに、読めるので・・小説でもなく、エッセイでもなく、ハウツーでもなく、・・・それでいて肩肘はらずに楽しめる良書です。

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    2013年07月15日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    ネタバレ

    藤岡靖洋さん『コルトレーン ジャズの殉教者』(岩波新書)を読む。

    スピリチュアル関係がそもそも苦手で、『アセンション(神の園)』とか『オム(阿吽)』とか何のことやらわからんし、有名な「私は聖者になりたい」という発言もうさんくさくて、私にとって、どうにも仲良くなれない代表選手がトレーンだ。

    そのトレーンの生涯の代表作といえば『至上の愛』。パート1「承認」、パート2「決意」、パート3「追求」、パート4「賛美」からなる組曲で、これも眉唾もののタイトルだなあなんて思っていたら、何のことはない、当時トレーンは4人の女性と関係をもっていたが、心機一転その関係を清算して、アリスとやっていくことに決めたの

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    2011年05月24日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    ネタバレ

    先日、彼と同い年になってしまった。
    大好きなサックス奏者。
    読む時は彼の曲聴きながら読んだ。
    音楽の探究心、アフリカ系の黒人民族意識、薬物依存脱却からの宗教精神的覚醒。
    同時期の巨人達同様彼も例に漏れず、ドラッグにやられてしまいその影響か早逝。
    生い立ちから経歴、作品の解説までいろいろ知ることができた。
    生きていたら多分今日におけるジャズも変わってたんじゃないかなとか妄想。
    生誕100年なので何かまた映画とかやらないかな〜と期待。

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    2025年09月18日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    ネタバレ

    コルトレーン研究書としての白眉とのことで、読んでみた。よくまとまって読みやすかった。

    ”同郷の好”という地縁(モンク、ガレスピー)をノースカロライナ州の地図で示してくれていたり、作品に込められている人種差別に反対する意図など、知らなかった知識もフンダンに。

    ただただまじめな求道者、JAZZの殉教者というだけでなく、親の子としての幼少時代のことや、3人のキーマン(マイルス、モンク、ロリンズ)との関係から見た人物像、そして「飛翔」「驀進」と題された第3章、第4章と、「至上の愛」、”シーツ・オブ・サウンド”を生み出すまでの怒涛の進撃っぷりがコルトレーンサウンドの如く一気呵成に語られる感じ。

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    2015年10月27日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    コルトレーンあんまり好きじゃないけど興味を持ったので読んだ。これ読んでコルトレーンって結構音楽に対していろんなメッセージやらテーマを詰め込んでいたってのがわかったんだからソロがあんなに激しいてのは分かった。しかし、どうしても自分はソロが長くて、アルトのような音をするコルトレーンのジャズが好きにはなれないな・・・。

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    2015年01月04日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    マイルスのグループにいた時期と、カインドオブブルーの時期と、バラッドの時期と、至上の愛の時期というのが、時系列で頭の中で整理できていなかったので、非常に勉強になりました。活動時期が非常に濃縮されていたんですなあ。

    筆者、大阪の呉服屋にして世界的なコルトレーン研究家。趣味人的な旦那衆の厚みこそが大阪の誇るべきものや。こういうお方を大切にしてなんぼやで(インチキ臭い大阪弁で締める

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    2014年05月15日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    読んでいるとコルトレーンを聞きたくなってくる。60年代ブリティッシュインベージョンの起こる前からジャズの一番すばらしかた時代を駆け抜けた革命家。「至上の愛」は難解と言われる事が多いが、聞きこむほどにそのスピリチュアルな激しさに心を打たれる。

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    2012年02月20日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    人物像、歴史がわかりやすく書かれてあった。時代が前後して書かれてありましたが、それも苦にはならなかった。色々と新しいことが書かれている。

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    2011年03月30日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    最近出た岩波新書。 ジャズはまずマイルス・デイヴィスを中心に聴き、マイルス関連本は5冊くらい読んで軸足を作った(つもり)。確かにマイルス史観があると、コルトレーンの生涯も対比させて読むことができた気がする。

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    2011年05月14日
  • コルトレーン ジャズの殉教者

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    コルトレーンの生涯史。読みやすく、楽しめた。時代背景や楽曲に込められた意味、コルトレーンの思想が描かれていて、聞いてみたくなりました。
    「バラッド」と「Live at Village Vanguard」はCDがあり、「バラッド」はお気に入りなのですが、本人の思い入れはそんなにないようで、そんな話をしることが価値がある。
    よってもって、聞くべきは「至上の愛」と「ジャイアントステップス」という事です。
     音楽聞くのに知識は必須ではありませんが、このような知識は深みを増してくれる。
    しかし”ジャズの殉教者”というタイトルはどうかと思いました。ジャズに生涯を尽くしたのでしょうが、そのために亡くなったの

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    2011年05月07日