鶴光太郎のレビュー一覧
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著者は、以前からジョブ型雇用の普及を推進してきた立場とのことだが、最近のジョブ型雇用ブームには誤解が多いと言う。
ジョブ型だから解雇自由というのは完全な誤解だし、ジョブ型=成果主義というのも誤解で、ジョブ型雇用は職務に賃金が結びついているので成果主義の要素が元来無い。Job Description(ジョブ定義書)があればジョブ型ということでもなく、メンバーシップ型雇用でもJDは有用であり得る。
そして、ジョブ型雇用はテレワークの要件でもない。テレワークが進まないのはジョブ型とは関係なく、環境・制度の準備ができていなかったただけ。テクノロジー遠最大活用すれば、対面と変わらぬレベルでのコミュニ -
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性格スキルBIG5
①開放性(好奇心)
②真面目さ(計画性 勤勉性 責任感)
③外向性(社交性)
④協調性
⑤精神的安定性
なるほど
意識してる項目ですが改めてまとめるとこういうことになるんですね。
著者は②真面目さをグリッド(やり抜く力)として重要視されてます。
コラムにも上がってましたが僕もスポ根アニメで根性を学びました。
今僕のヒーローアカデミアを見て涙が出てきたり息子のバスケの試合を見て大声で応援できるのもこの原体験があるからかもしれません。
やっぱり今の若い子には根性は伝わらないような気がします。
ただうちの子達は根性ありますよ(笑)
息子は急性胃腸炎で吐いて倒れるまでクラブ休ま -
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岸田政権時代の2023年の「経済財政運営と改革の基本方針2023(いわゆる「骨太の方針2023)」には、「三位一体の労働市場改革」という政策が提言されている。当時の岸田首相の政策のメインキャッチフレーズの一つが「新しい資本主義」であり、そのための「新しい資本主義実現会議」という組織までつくり、その場で議論・答申されたのが、「三位一体の労働市場改革の指針」という文書であった。
「骨太の方針2023」は、その「三位一体の労働市場改革」を政策として取り入れた。その内容は、「リスキリング推進」「職務給(ジョブ型雇用)導入促進」「円滑な労働移動促進」であり、「転職すれば賃金が上がる」という謎の論理(上が -
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昨今の働き方改革ブームもあり本書を手に取ってみました。読後の印象を一言でいえば、「優等生の書いた模範回答」的な印象でした。著者は国の委員も歴任されていて、労働経済や人材活用についてかなりの幅と深さの知見を持っていることは文章の隅々から伝わってきましたし、著者が提案する内容はいちいちその通りだろうな、とは感じたのですが、裏返すと面白さ、あるいは目から鱗、という瞬間はありませんでした。また基本的には労働政策や社会保障、税制の制度設計に必ず落ち着くので、企業人の立場からはやや退屈でした。望むらくはマネジメントの視点から人材覚醒の事例なり、リーダーシップ論なりを少しでも良いので紹介してくれたらありがた
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性格スキルとは5つの項目
人前で発表する機会に「性格スキル」は多いに「成長」できる要素があると感じた。それは特に自分の中の「想像力+審美眼」「やり抜く力」「社交性+明るさ」を成長させるものだ。これからの日本は特に子供の頃から一方通行の教育だけではなく子供自身が大いに発表できる機会と教育が必要だと感じた。グローバル社会・ビジネスに不可欠な外交性+日本独特の開放性が必須だと思うからである。
子供への教訓は3つ(大人への教訓にも繋がる)
1、解らないないのに解ったふりをするな
2、解らないことは決して恥ずかしいことではない
3、解らないことを誤魔化すことが一番恥ずかしい -
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マクロ経済学と日本経済 日本評論社
入門マクロ経済学 中谷巌
60年代ケインズ経済学、
70年代マネタリストからの批判、
70年代後半から80年代初頭 合理的期待形成学派(新しい古典派)、
80年代実物的景気循環理論、ニューケインジアンとの対立、
90年代後半~新しい新古典派総合=DSGE
ニューケインジアンの価格硬直性=メニューコストの存在、総需要外部性を仮定すると、価格粘着性が発生する、価格設定時期のずれによるもの、協調の失敗=ゲーム理論の囚人のジレンマと同じで、価格を下げないナッシュ均衡が生じる。
DSGEとは、通時的な最適化、合理的期待形成、市場の不完全、価格調整コストを組み入れ -
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ネタバレデービットアトキンソンが新生産性立国論などで語っていた
①IT技術を使えていない生産性の低さ
②小、零細企業が多いことによる企業としての規模の小ささ(≒設備投資の余力のなさ)
③ ①+②によって、利益確保するために従業員への給与を削減することで対応
④ ①+②+③によって、日本のGDP低下
自分で日本の経済情報をここまで調べて、且つ、グラフ化するのは容易ではないですね。そういう意味でも、日本経済で何が起こっていたのかを理解できる1冊でした。
で、結局、ここまでなんですよね。
本書でも日本経済再生に向けた提案をいくつか出されてますが、どれも既視感ある内容で且つ、効果が乏しく感じました。この辺 -
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<目次>
はじめに
第1章 性格スキルは学歴や職業人生を左右する
第2章 ビッグ・ファイブが人生を決める~5つの能力の影響
第3章 性格スキルを伸ばす家庭環境と教育
第4章 性格スキルを鍛える職場と就業支援
第5章 性格スキル向上への挑戦~少人数大学教育<ゼミ>の現場から
おわりに
<内容>
性格スキルとは、非認知能力のことである。しかも個人的形質ではなく、スキルなので人生の中で伸長させることが可能だとする。この本はそんな視点で書かれている。前半は主にアメリカで研究された「性格スキル」の話が続く。
ちなみに性格スキルは、」「ビッグ・ファイブ・と呼ばれる①開放性(好奇心・想像力など)