道上尚史のレビュー一覧

  • 韓国の変化 日本の選択 ――外交官が見た日韓のズレ
    「韓国の変化日本の選択-外交官が見た日韓のズレ」道上尚史 ちくま新書2022年860円。クソ韓国!外交での取り決めを裏切りやがって!韓国正義の歴史観を押し付けてくるな!と怒りつつもとっくの昔に日本を超えた進んだ行政サービス、海外での成功したビジネスを冷静に受け止めて無視せず干渉しないと
  • 日本エリートはズレている
    中等とインドの意識の違いの解説に長けている。やっぱりJapan as 1stは終わったし、周りはもっと頑張っていることを自覚し努力する気になる点で良書
  • 韓国の変化 日本の選択 ――外交官が見た日韓のズレ
    韓国で計12年勤務した外務省出身の外交官である著者が、変りゆく韓国と停滞する日本を見て、これからの立つべき位置を提案する。①中韓に対してキレるのではなく、アンテナを高く張り、中韓の問題点と発展の秘訣を注視し把握する。②中韓はグローバル化に乗り出して苦労して行政を強化し、大幅に国力を伸ばしたことを正直...続きを読む
  • 日本エリートはズレている
    各国の外交官を務めた著者が日本人の特にエリートに警鐘を鳴らす一冊。

    中国・韓国・UAEとの比較文化論が面白く、またエリートでなくとも色々と身につまされる部分があった。
  • 日本エリートはズレている
    本当は『日本はズレている』としたかったんじゃないかと思います。
    でも、そうしてしまうと、批判が大きいことが想定されるので、批判を避けるために、『日本エリートはズレている』としたのだと思います。

    日本は、いい意味でガラパゴス化している部分もあるとは思うのですが、近年の世界全体の動きの中では、悪い...続きを読む
  • 日本エリートはズレている
    著者は現ドバイ総領事で韓国(2回)、中国の在外公館勤務を経られた外交官。過去のご著書『日本外交官、韓国奮闘記』は二度読み返した記憶があり、その著者がこの書名で何を書かれているか興味あり手にしてみた。
    立場は民間企業のサラリーマンで著者とは比ぶべくもないながら、私自身も中国で3年、韓国で8年半、そして...続きを読む
  • 日本エリートはズレている
    日本人の、日本と世界の現状を客観的に見ることができていない、認識の甘さが痛烈に指摘されている。
    特に、UAE、中国・韓国といった、著者が勤務してきた国々との比較において、日本のズレた「上から目線」に警鐘を鳴らす。

    ではどう変える(変わる)べきか、という点には今一歩踏み込まれていないが、少なくとも今...続きを読む
  • 韓国の変化 日本の選択 ――外交官が見た日韓のズレ
    ”韓国人は日本をどう思っているのか“ や、 “なぜ反日運動が起こるのか“ に焦点を当てた内容。

    とくに1,2,4章は、外交官である作者の数十年に渡る経験から綴られた内容となっている。

    日韓関係がテーマの書籍は、作者の思想や感情が反映され偏ってしまうことが多いが、
    本書は作者が外交官であることから...続きを読む
  • 日本エリートはズレている
    日本の国力が落ちている現状を認識する必要がある。日本は田舎のネズミ。世界との関係性についての現実認識の弱さ。