宮川裕章のレビュー一覧
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人が人を評価する社会からAIが人を評価する社会になる。
「情報が漏れたりする危険はあるけれど、便利さを求める社会のうねりは誰にも止められない」中国人の王さんの言葉ですが日本でもそう考える人は少なくないと思います。
日本人は正解がわかれば対応は早いです。
AIの答えがデファクトスタンダードになればそれ...続きを読むPosted by ブクログ -
マネーフォワードやウェルスナビ、海外のキャッシュレス化の紹介を通じて、ここ数年のフィンテックによる金融の大きな変化が感じられた。
デジタル通貨だろうが、現金だろうが、自分の資産をどう活用をして、どうやって豊かな人生を実現するかを考えるのは自分自身。
AIが提示した結果に対して、疑いを持てるようなお...続きを読むPosted by ブクログ -
20世紀フランスの歴史の暗部をたどるルポ。
一次大戦の不発弾処理で今も犠牲が出ていることや,ナチ占領下の対独協力,ノルマンディー上陸作戦後に皆殺しにされた村,アルジェリアからの撤退で見捨てられ,虐殺の憂き目に遭った現地協力者たち…。
知られざる歴史,思い出したくない,否定したい歴史がある。
今と未...続きを読むPosted by ブクログ -
戦争は良いことなんてひとつもないと心底思う。人を殺すのと同じ。フランスは華やかな憧れの素敵なパリだけじゃなく、たくさんの見えない過去を持っている、当たり前だけれど。ナチスに自ら協力しユダヤ人を絶滅収容所に送ったペタンや、アルジェリア戦争のことはこの本を読むまできちんとは知らなかった。見えないふりを、...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトル通りの内容で、記者さんの渾身の取材結果が原子力問題を直視するための材料を提供してくれている。
ただ、出版当時から時間が経ち、取り巻く状況はかなり変化しているので、アップデート版が読みたい。Posted by ブクログ -
非常に勉強になった。フィンテックが市中銀行を脅かしている。これからは、市中銀行がなくなり中央銀行だけになるかもしれない。
便利な反面、情報を企業に握られ操作される時代が来ている。便利さと引き換えに自分が操られていく可能性の高い社会の到来である。
貨幣の歴史から見て現行の貨幣も電子化されていくのだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
AIによるスコアレイティングや、各国の中央銀行によるデジタル通貨構想など。ビックデータやブロックチェーンの技術。便利さと引き換えにした個人情報の提供などフィンテックの技術で変わり行く世界が各国や企業の実例などを交えて語られています。お金と情報が密接に絡み合いひとの行動を変えていく。お金でさえもその存...続きを読むPosted by ブクログ
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ドイツ第七代首相ゲアハルト・シュレーダーは、ドイツのエネルギー史で重要な役割を果たした首相だ。
ドイツではその前任のコール政権(一九八二~九八年)時代の一九九一年、再生可能エネルギ―普及を目指す重要な法律が施行されている。再生エネ事業者が発電した電力を、電力供給事業者が買い取るよう定めた「再生エ...続きを読むPosted by ブクログ -
AIの台頭はあらゆる既存世界のルールをひっくり返していく。
その中で最も生活に影響があるのが「お金」だ。
今の人は生まれた時からお金を使っているから、お金そのものの存在について「なぜ?」という疑問すら持たない。
所詮は人間が作り出したルールに過ぎないのに。
それを疑問にも思わずに「信用」しているだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
フィンテックについて書かれた本。
毎日新聞記者が書いているから、新聞記事的な記載。
そんなに突っ込んではいないけど、だいたいの現在の動きが分かる。
銀行以外のIT職種が金融業種のライバルになるというのは、GAFAのプラットフォーマーたちがライバルになっている他の職種と同様。
メガバンクが脅威に...続きを読むPosted by ブクログ -
借りたもの。
フィンテック(金融"Finance"と技術"Technology"を組み合わせた造語。金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動き)によるお金の概念、価値に対する変化を、著者の体験や開発者のインタビューなどを通して「リアルタイム」で描写したもの。
ディープラーニングによる消...続きを読むPosted by ブクログ