黒木章人のレビュー一覧

  • イングリッシュマン 復讐のロシア
    これぞ冒険小説。面白かったな。ただ思っていたよりはハラハラドキドキ感は少なかった。それと題名から想像した物語の展開が違っていたのが多少、残念だった。
    軽く読めてストレスフリーで、主人公よりも感情移入しやすい登場人物の扱いも、読者をまさかと驚かせる展開に好みは分かれると思うけど、面白かったな。
    この作...続きを読む
  • ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
    ブロックチェーンを技術側面からというよりもビジネス側面からの視点で整理されている一冊。
    技術者には物足りない内容と思うが、ビジネスと技術の両方の側面から理解すべきテクノロジーコンサルティングの観点からはとてもよく理解できた。オススメです。
  • アウトロー・オーシャン(上):海の「無法地帯」をゆく
    陸で生活する人々は生涯知ることがないであろう、海上の無謀っぷりを追ったルポルタージュ。内容は衝撃的でどんどん読み進めたくなるのだが、無駄に長い文章が若干読みにくい。特に著者の下記の発言には驚いた。『自分は頭が良い特別な存在』という姿勢が文章の端々から滲み出ているように感じる。

    「天下の『ニューヨー...続きを読む
  • イラク・コネクション
    ジェイソン・ボーンなのか、ジャック・リーチャーなのか、そんなのを足して二で割るようなマット・ドレイク。どんなものでも調達し、どんなところからでも見方を調達する相棒の存在は、どこかしら特攻野郎Aチーム風味も感じます。

    でもさぁ、意外に簡単に味方が亡くなってしまうところは、結構衝撃。『ええっ!』という...続きを読む
  • 極東動乱
    元アメリカ海軍士官の著者2人が書いた壮大なフィクションアドベンチャー。

    舞台は極東アジアの中国・日本・北朝鮮・そしてアメリカ太平洋艦隊。
    ある凄腕テロリストが北朝鮮に潜伏し、影の仕事を請け負っていた。
    そんな彼にある仕事が舞い込む。
    それは、極東地域の緊張を高めて軍拡させること。
    その仕事を彼は快...続きを読む
  • 極東動乱
    本物の経験者が執筆者だからこその説得力。また、今の時代性か実はノンフィクションですと言われても違和感のないリアリティ。ハリウッド映画化としてのそのまま脚本と
    として使えるのではないか。配役は個人的にはもう脳内決定している。
    小説を読み終えたというよりアクション映画を観終えたという読後感。

    以下ネタ...続きを読む
  • 極東動乱
    ★3.5

    ドローンが実戦で使われている、いまのロシアによるウクライナ侵略。実は、TV報道にはあまり出ませんが、ネット空間でのサイバー戦も激しく行われていたっポイです。

    そんな現実にもある状況を描いたのが本書。本書は、サイバー戦から始まり、実戦へと移っていくんですが、こういうことあるよね。そう言え...続きを読む
  • シリア・サンクション
    内戦下のシリアでC I Aチームがテロリストの新型化学兵器の被害に遭い、その兵器を開発した科学者が米国に接触してきた。彼の確保の命令を受けた国防情報局のマット・ドレイクは、シリアに潜入しあらゆる武装勢力との戦いに身を投じる。さらに大統領選を控えたホワイトハウスで不穏な動きが。米政府の陰謀とシリア内戦...続きを読む
  • アウトロー・オーシャン(上):海の「無法地帯」をゆく
    海上は特にEEZ範囲外のいわゆる公海は、一応その船舶の掲げる国籍の司法が支配する場所ではあるが、そこではならず者国家に近い国籍を金で取得してげ、無法の利を貪る企業、海賊が多くいる。現在補給は会場でも行え、小規模な漁船は何年も寄港せず操業を続け、その中では貧しい社会から半ば日本の職業訓練性である話のよ...続きを読む
  • アウトロー・オーシャン(下):海の「無法地帯」をゆく
    ここでは、シーシェパードが日本の捕鯨船を追うシーンが多く出るが、政治的駆け引きと最新鋭の装備を使い追いかけっこをする。
  • ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
    ブロックチェーンの取り巻く過去、現在、未来について具体的かつ実践的に書かれた良書。
    ブロックチェーンで何ができるか、なぜ取り組まないといけないか?どんな課題にぶつかっているか?がわかりやすく書かれている。インターネット創成期と同じような変革を予感させる内容で読み物としても面白い
  • ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
    主にビジネス活用の視点からブロックチェーンについて解説した本。
    技術的な内容はほとんどありませんが、エコシステム的な話は大変参考になりました。
    ちょっと固くて抽象的で読みにくい部分がありますが、パラダイム的な話になるとしょうがないのかなと。
  • アウトロー・オーシャン(下):海の「無法地帯」をゆく
    陸上での生活と違い、海上はまるで何世紀も前の奴隷のような暮らしを強いられている。しかも現在進行形で…。船員は乗船する時点でパスポートと携帯を没収され、社会から完全に隔離されてしまう。もし全船員がスマホを所持することができて、問題があれば写真や動画をインターネット上に即座にアップロードし、被害者の声を...続きを読む
  • イングリッシュマン 復讐のロシア
    多彩な経歴を持つ著者が描くアサシン物語。
    主人公はフランス外向人部隊に所属するイギリス人。
    高い戦闘能力と判断力を持つエージェントだが、本書冒頭で描かれるマリでの作戦を機にフランスで隠遁生活を送っていた。

    しかしある時、本国イギリスでグレーな仕事を行っていた友人が誘拐されてしまう、裏で暗躍するのは...続きを読む
  • シリア・サンクション
    ★3.5

    文体が若干固くて、物語にちょっと入りにくかったです。でも、描かれている内容は、中々素晴らしいもの。主人公が、ジェイソン・ボーンとジョン・マクレーンが合体したみたいな人物で、微妙に思ってしまいましたが・・・
  • アウトロー・オーシャン(上):海の「無法地帯」をゆく
    久しぶりに骨太のノンフィクション作品を読んだ。海、特に領海外での実態を生身の取材によって描いた作品。正直読んでいて決してよい気分にはならない。むしろ気分を害するといってもいい。それくらい、過酷な実態を書かれており、ここに描かれている実態が事実なのだという迫力もある。

    たとえば、日本の捕鯨船を追うシ...続きを読む
  • シリア・サンクション
    シリアにてスパイ活動に従事していたDIA工作員が主人公。
    失敗した作戦がトラウマになり、腐っていたがDIAから呼び出しがかかり、またシリアに向かうことになる。

    そのシリアではアメリカ軍特殊部隊隊員が処刑を待つ捕虜になり、その隊員を救出する作戦に従事することになっていた。

    しかし計画は初めから頓挫...続きを読む
  • シリア・サンクション
    #ランボーで1番に出てきそうな小説。

     CIA中央情報局、DIA国防情報局、DNI国家情報局、大統領官邸・・・なかなか区別がつかないけれど、アメリカの特殊作戦がどのように展開されるのかの一端が垣間見える。すべて理解できたわけではないし、また、シリア情勢にアメリカがどう絡んでいるのかも同様、理解には...続きを読む
  • ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
    ブロックチェーンは、インターネットの発明と同じくらいに革命的なこと。
    ブロックチェーンを金融業界がどう取り入れるのか、さらなる展開として何が起こるかについて解説している。
  • ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命
    難しかった。ただ、ブロックチェーンはインターネット登場以来の大きな革新技術なのだろうというのは感じた。