菅賢治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
60歳を機に日本テレビを退社した著者が、これまでの企画について語ったもの。肩ひじ張らない自然体の仕事スタイルです。
奴隷同士がお互いに首を絞め合う残業チキンレース、不機嫌な職場から離脱するための解法が窺えます。
◯正直言うと、企画書にはウソばっかり書いてました(笑)。まぁこれは後付けですが、企画書通りのことをやって当たった番組なんてありません。
企画書なんてものは単なる通行手形。企画を通すための手続きにすぎません。それを今の若い連中はあまりわかっていないようです。企画書の向こう側を見る力が圧倒的に低いと感じることがままあります。
◯部下とか同僚と飲みにいっても、実は仕事の話だったら、「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ガキ使」を初期から見続けているので、制作秘話や裏話など、興味深かった。ただ、伊藤Pや加地Pの本を前に読んでいたので、もっとガ―スーの、テレビマンとしての仕事全般についての考え方も読みたいな・・・とも思いながら読んでいた。
でも冒頭で「居酒屋でオヤジの口上を聞くような」と書いているように、肩ひじ張らないスタンスでとガ―スーが考えている以上、まあこれはこれでありかな・・・と思っていたら、最後の方ではしっかり、ガ―スーのテレビマンとしての仕事についての考え方が書かれていて満足。
加地Pの本でも思ったが、やっぱり、世間に名を知らしめる人というのは、仕事に対する考え方がとてもしっかりしていてブレてない