村上豊のレビュー一覧
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童謡、青葉の笛を絵本にしたものです。
青葉の笛という歌が大好きなので、この本を見たとき、ためらわずに買いました。
それにしても、こんないい歌、今も音楽の教科書に載せてもいいと思うのに・・・。Posted by ブクログ -
遠い昔読書感想文を書いた一冊。
終戦直後(たぶん)のストーリーで、
親はいなくてもたくましく、したたかに生きる子供たちを面白く、時にはシリアスに書いてます。
もし今の子供たちが彼らと同じ境遇に置かれたら……?といつも思ってしまいます。Posted by ブクログ -
自分が子どもの頃読んで、心に残ってる本。戦後、親を亡くした子ども達が、物はないけれど毎日楽しく、のびのびと生活していた様子が描かれています。今の子ども達にしてみれば、かえって羨ましい話かも?!Posted by ブクログ
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日本を代表する、人間を騙す動物。
きつねとたぬきがばけくらべをすることになりました。
さて、どちらが勝つかな?
という昔話。落語ばなし。Posted by ブクログ -
ちょうど一緒に『陰陽師』を購入したので、二冊並べておくと妙な類似感。おなじ村上豊の挿絵だからね。天狗の里の詳しい描写とか、お家争いの内実とか、クールな筆致で話がすすんでいくのが、近ごろの過剰な描写に慣れている身には新鮮。ラスト、九郎丸が元服してからがアッサリで、ちょいと物足りなかったかな。Posted by ブクログ
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青葉学園の夏休みが終わり、秋が来ました。のぞきをした兄ちゃんにそれと知らず口止めおやつをもらったり、二千円猫ババして町に遊びに行ったり、悪ガキたちは怒り笑い色々考えて、また少し成長します。原爆により子も孫も失った老夫婦の悲しい言葉をしっかり噛み締めて、同じく原爆で亡くなったそれぞれのおとうさんおかあ...続きを読むPosted by ブクログ
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「少年時代」や「夏休み」が追いかけていた麦わら帽子や田んぼのカエルのいた夏。児童施設「青葉学園」の夏休み、新しく姉と弟が入ってきた。二人は仲良く学園に溶け込んでいく。魚とりや桃とり、クズ鉄を拾って売りに行ったりいたずらしたり…。おもちゃも何もなくても、目いっぱい笑い、目いっぱい怒り、泣きます。そして...続きを読むPosted by ブクログ
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熊谷次郎直実が一の谷の戦いで平敦盛を討ったときの物語。無冠の太夫敦盛はその時17歳だったとか。名を”小枝”(さえだ)と言う笛を通して、二人の人生を印象深く表しています。読んでおきたい一冊。
小学校の国語教科書(光村)に紹介されています。Posted by ブクログ -
村上さんも随分長いこと、陰陽師の挿絵を描かれてるなぁと本を手に取って思っていたら、昨年亡くなられていたとは。
この飄々とした感じのイラストはもう見られないのか、と思うととても残念です。
それにしても鼻にそんなに異物が混入してたら大変だったろうな、和尚さん。毎回踏むほうも大変だ。Posted by ブクログ