最近、外食・弁当に飽きて、違う味が食べたいと思って買った本。
一品一品が、カレーシチューが作れるレベルの私でも作れるのが有難かった。
よく、料理本を見た時に思う「レシピに書いてある調味料は具体的にどれ買えばいい?」問題も、本書のp.14-15を見れば、メーカーを隠さずに調味料の写真付きで載ってい
...続きを読むるので、この本片手にスーパーに行けば、料理の知識が全くなくても必要な調味料が揃って良い。
本書で紹介されていた「基本的な調味料」は必要経費と思って一番小さいサイズで買ったが、後悔のない良い買い物だったと思う。
本書のコンセプトは「休日等に一週間分まとめて作ってしまってタッパ―に入れ冷蔵庫で保存する」というものである。
が、個人的には作ったらすぐ食べたくなるタチなので、無駄なあがきはせず、その都度作って食べるようにしている。
基本、コンロ一つ、鍋一つで、手早くできる料理ばかりなので、一人暮らしの人に合っているように感じた。
本書の長所は、変に凝った作り方がなく、レシピを見れば本当に作れるところだと思う。
(料理素人感想として)惜しいのは、ざく切りとか、乱切りとかの切り方が分からない場合は、別個に調べるか見よう見まねで切る必要があるところだと思った(知らんがな)。
最後に、作ってみた一品について、特に美味しくて気に入ったのは「ゆで鶏きゅうり(p.22)…時間はかかるが一番美味しかった」「かぼちゃの煮物(p.30)」「塩だれ春雨キャベツ(p.44)…これは何回も作っている」「なす南蛮(p.49)…これもリピート調理している」「パプリカとツナのマリネ(p.83)…同じくリピート中」の5つ。