升井純子のレビュー一覧
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高校生の就職活動をメインとした話。
印刷屋さん、和菓子屋さん、学校の先生、そしてやがて就職先となるところで働いてる方、彼女をとりまく大人が温かいと思った。Posted by ブクログ -
四流男子高校生ケージュン。バイトを始めたら銀行口座を作らなきゃならなかった。銀行なんて行ったことない。身分証明って何、おれはおれよ? 家庭環境は選べない。でも誰にでも明日はある。ケージュンは、そんなことも知らなかった…。
ちょっと痛い。短いし、浅いかもしれない。でも、今の子どもがここにいる気がする。Posted by ブクログ -
高校卒業後の進路。就活のお話。
その時点で自分が何をしたいかなんてなかなかわからないよね。
しかしその時々で人生を左右する決定を任されるわけだ。
山川君との関係はもっと書いてもらわないとよくわからない。Posted by ブクログ -
悪い先輩にそそのかされ、バイト先のレジで空打ちをやっちゃう高校生くんのお話。
自意識過剰ぶりが高校生男子っぽくてとても良い。
「わかってんのにできない。わかってんのにどうしようもない」
という気持ちには共感できる。
共感できるんだけどね~、もうちょっとしっかりしなさいよ、とは思ってしまったわ…。Posted by ブクログ -
講談社児童文学新人賞受賞作。
読み終わって、ようやくタイトルがわかる。
「空打ち」とは、レジでずるをする、バーコードを通したこと、にするものだった。
先輩に空打ちを強いられる高校生たちの青春物語?かな。
今っぽい文体というか、ブログのような文章で30分ぐらいで読めてしまう。Posted by ブクログ