ライナー・レフラーのレビュー一覧

  • 人形遣い
    ドイツ発の警察物。事件分析官=プロファイラーが主人公となるが、決して万能ではない。・・・どころか、いささか偏屈な主人公のキャラがよく描かれている。パートーナーとのぎくしゃくした関係が徐々に固まっていく辺りはよくある横糸ではあるが、丁寧に描かれているので違和感はない。
    そして、人形遣いのキャラ、そして...続きを読む
  • 人形遣い
    【ネタバレ】ドイツ人著者によるドイツが舞台のサイコパスミステリー。Aと思わせておいてB、Bと思わせておいて・・・という鮮やかなどんでん返しには見事に騙されました。本国では続編も出版されているそうなので、この先が楽しみです。
  • 人形遣い
    グロ耐性あるけどなかなかきつい描写も多い。
    プロットもシンプルやけどこれでいいと思う。キャラは個性あって尚いい。
  • 人形遣い
    ドイツの作家「ライナー・レフラー」の長篇ミステリ作品『人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)(原題:Blutsommer)』を読みました。
    「フォルカー・クッチャー」の作品に続き、ドイツミステリです。

    -----story-------------
    有能だが変わり者の事件分析官「アーベル」と彼...続きを読む
  • 人形遣い
    ドイツのケルンで起こる連続猟奇殺人事件。被害者は老若男女を問わず、切り刻まれ、臓器の一部が抜き取られるなど惨たらしい仕打ちを受けています。心に傷を持つ気難しい刑事局の事件分析官アーベルは、この事件に手を焼いたケルンの刑事警察に招かれ、若い女性事件分析官クリストとともに、犯人との対決を繰り広げることに...続きを読む
  • 人形遣い
    久しぶりの創元推理文庫。400頁超の推理小説を久しぶりに読んだので、最初は目の動きと認知に要する時間??にだいぶギャップがあって疲れました。。。
    読めてた筈の早さで目を動かしてたら、全然目が文字を拾えてなくて前の文章に戻る、みたいな。何か名称があるのかな、あれ。

    読んでから大分日が経ってしまったの...続きを読む
  • 人形遣い
    ハンナの怒りのスイッチがどこにあるのかわからない。えっ⁉ここ、怒るとこですか?みたいな…。怒りの導火線短すぎるやろw プライドのたけー女だな。
    アーベル元妻のリザの方が同性から見てもぜーったい、いいよ。しかし悲しいかな、元さやに戻ることはもう不可能なようで…。アーベル、逃した魚はあんたが思う以上にで...続きを読む
  • 人形遣い
    初ドイツミステリー。途中で犯人は分かった それに付随する嫌なエピソードも想像通り。ただそのまま終わらず二転三転するのだが..犯人の背景・動機?は最近ではありきたりで 先日読んだ「アレックス」「イレーヌ」に比べると深みやじんわり心に入り込んでくる怖さは感じられなかった。主人公二人が心を交わすのが唐突で...続きを読む
  • 人形遣い
    重すぎず暗すぎず、適度にスリリングで一気読み。事件も人間関係も真新しさに欠けるが、エンターテイメントととして気楽に読める作品。ただかなり薄味だったので、すぐに記憶が薄れそうだ。

    イギリスや北欧のミステリに比べるとかなり大味。様々な要素や設定で中途半端さが目立ち、謳い文句ほど中身が伴っていない印象。...続きを読む
  • 人形遣い
    ものすごく飛び抜けたものがあるわけではないし、キャラクタは思わせぶりなのに深いところには踏み込んでいないし。
    でもだから? シレッと読み終わってしまった。
    シリーズの1作目と考えたら掴みは十分。訳者のあとがきも思わせぶりだし、次も出たら読むと思う。
  • 人形遣い
    カバーに、“事件分析官アーベル&クリスト”とあるので、シリーズとして続くみたい。“事件分析官”とは、プロファイリングとさらに科学的な分析も行いながら捜査に加わる刑事のようです。「クリミナル・マインド」に、ほんのり「リンカーン・ライム」を加えた感じかな。主役のコンビは、有能だが変わり者の分析官と、彼に...続きを読む