磯淵猛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイギリスの紅茶輸入国が中国からインドに変わっていった歴史が印象的だった。1784年にイギリス政府によって高い税率をかけられていた紅茶は4代目トワイニングによる紅茶の税を下げ大量に売ったほうが税収が良くなる、という直訴をきっかけで安くなりイギリス国民に広く普及した。しかし、安価になった紅茶は生活に根づいたものの中国からの輸入に縛られていた。1840年にイギリスは中国にアヘン戦争をしかける。中国は負け、イギリスによって中国茶は買い叩かれ、質より量を求められ、価値が下がっていった。一方で、1839年にはインド・アッサムで紅茶生産が始まり、流れは決定的になる。1886年、イギリスにおけるインド紅茶の輸
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Posted by ブクログ
ポワロさんのドラマを観ているうちに紅茶に詳しくなりたくなって、ひとまず手に取った一冊。
私はいつからかコーヒー派なのですが、30代にもなって紅茶を「色のついたお湯」としか認識できないのが恥ずかしく、せめて味わい方を学びたい!と勉強中なのです。
内容としては、筆者が何度も訪れた中国やスリランカでの貴重な体験談がメインとなっています。さぞ長い歴史があるのだろうと思いこんでいましたが、紅茶が世界史にあらわれたのはせいぜい400年前とのこと。それが文化として世界各地に根付いているのが面白い。
文中で何度も、紅茶は嗜好品であり、たくさんの可能性を秘めていると述べられているのに勇気づけられました。なんな -
Posted by ブクログ
多分オレンジペコーのことで合ってると思うんだけど、いきなりOPタイプと略されるとわかりづらい。…ってだいぶ後にちゃんと出てきた!遅いよー(^◇^;)
スリランカとかよく知らない国や世界の今の紅茶事情は知らないことだらけで新鮮。
アメリカにお茶が来てるとは思わなかった!コーヒーや炭酸のイメージ笑
日本産の紅茶としてはこれでいいではなく、そのお粗末な部分を指摘して欲しかったのでは?これから進化じゃなくて進化した状態を目指してるんだろうし、消費者側のこちらとしても高いお金を出すなら洗練された物を飲みたい。そこをこの本じゃなくてちゃんと相手側に全部伝えてるのかしら?アドバイスを求めてる人にはきちん -
Posted by ブクログ
ネタバレ紅茶の歴史や飲み方・淹れ方などについて
結構細かく書いてある本
新書なのでカラー写真とかは全くないですが
学問のように紅茶の過去を知ることで
未来を考察する手立てに使える本です。
紅茶の淹れ方などのノウハウよりも
中国の紅茶に関するあれこれの方が
今まで知られてなかった部分だと興味深く読みました。
キリン午後の紅茶シリーズを手掛けてきた著者が
今後のドリンクについて
世界中での動向を基に
色々な発展が可能だろう、と書いてある本でした。
アルコールを飲まない私には
アルコール渡航者のカクテルなどには全く関心がないのですが
世間一般的にはティーカクテルと聞くと
美味しそう~ってなるのでし