平沼光のレビュー一覧

  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    先日ネットで見つけたのですが興味を持って読みました、調べたところその本の著者である平沼氏が今年(2021)5月に本を書かれていたので早速読んでみました。歴史の好きな私には最適なタイトルでした、覇権国が変遷してきたのを資源争奪の観点から見るのも面白いですね。

    イギリスの場合は石炭と蒸気機関、アメリカ...続きを読む
  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    日本の基礎研究は海外のイノベーションで活用されていることや環境に対する取り組みはコロナが始まる前から世界で始まっていた。世界的の潮流が分かりやすく描かれていた。2014年の都知事選で小泉純一郎と細川護熙タッグでいまこそ脱原発し、自然エネルギーに転換すべきと訴えていたのが記憶によみがえった。
  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    世界史の内容は半分くらいでタイトルとのギャップは感じたが、近年のエネルギー、資源についても学ぶことができたので私としては良書。資源の考え方、見方がよく定まってない人、知識がない方におすすめ。
  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    石炭から石油を作る人造石油という技法、日本統治時代に発見できなかった満州の石油など、当時を象徴するかのような事実に触れて胸熱。

    この本には明確に書かれないが、シェールガスとシェールオイルの生産本格化により、世界1位の原油生産国となったなったアメリカが中東に関心を寄せなくなり、カタールは輸出先を求め...続きを読む
  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    なんで大航海時代まで欧州はわざわざ高い金を払ってまで西アジアの商人からスパイスを買っているのか疑問だったが、航海技術が未発達だったこと、西アジアの商人がスパイスの原産地であるインドや東南アジアについての情報を隠していた、という説明はストンと理解出来た。

    再生可能エネルギーとかサーキュラーエコノミー...続きを読む
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    ・現在のエネルギー事情がよくわかる。
    ・世界と比較して何故日本が遅れていのか?どこが遅れているのかという点についてわかりやすく説明されている
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    現在の再生可能エネルギーの状況を踏まえて、日本が進むべき道を指し示す内容。
    特に311以降、大きく変わった原子力の位置づけ、資源の少ない日本であるが、
    まだまだできる余地の多いことを実感。
    この分野に関して、知らないことも多く大変興味深く読むことができた。
    今後のエネルギーについていろいろ考えさせら...続きを読む
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    やはり日本は遅れているんだなあ、環境負荷の面でまずいのはもちろん、ビジネス的にもまずいんだなあ、という気持ち。
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    事実やデータに基づき何故特に欧州で再エネが普及して国内では普及しないのかということが様々な視点から述べられていて勉強になった。地産地消事業に携わっている人が読むとより一層ためになると感じた。
    日本では系統の効率的な運用やFIT制度による太陽光への偏重など制度上の問題などで再エネの普及が進んでいないこ...続きを読む
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    日本が覇権をとるのは難しそうだ。
    スペインやドイツの取り組みは興味深いが、この本だけからなぜうまくいっているのかを理解することは難しい。
  • 資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー
    スパイスの話はとても興味深かった。欧州列強の移り変わりなどは特に。それだけにさらに踏み込んだ話があるとよかった。スパイスも広義の資源であるという視点はおもしろいので、この類のテーマがもう一つあるとなおよかった。

    そのほかはわたしの知っている話しだったり、著者のほかの本での主張と重なる部分も散見され...続きを読む
  • 2040年のエネルギー覇権 ガラパゴス化する日本
    ・洋上風力は陸よりも風量が安定している

    ・浮体式洋上風力の技術が高まれば立地問題が解決する

    ・モビリティとしてのEV自動車は、ワイヤレス給電技術がが発達すれば充電を伴わず動き続けられる可能性がある

    ・水素は電気を物質化する触媒として運搬に優れる 電線がいらない

    ・海上バイナリ発電もある。深海...続きを読む
  • 日本は世界一の環境エネルギー大国
    薄く、広く、という感じが否めない。各エネルギー賦存量の話は多少よかった。確かに日本も資源もってるかも、という気になった。が、総じて、ホント?って思ってしまう。宇宙太陽光の話とか特に。誤解っぽいこと書いてあったので余計に。

    洋上風力発電を漁業の1つと見なすってのは面白い。
  • 日本は世界一の環境エネルギー大国
    日本が、水、風、太陽、地熱といった、輸入する必要のない資源、取り尽くしてなくなってしまうことのない資源に恵まれていることは、今までも各方面から指摘がなされてきた。
    本書はそれらの断片的なエネルギー事情を現時点で改めて整理すると同時に、今、期待を集めている新たなエネルギー資源の可能性について、まとめた...続きを読む
  • 日本は世界一の環境エネルギー大国
    この手の本は、一般的に言われていること、資源が少ないことが、見方によっては違っており、これを活用することで日本も資源がたくさんあるということを伝えている。どこの国もそういう意味では危機もチャンスに変えられるということであり、それを成せるのは政治のリーダーシップと言うことであろう。
  • 日本は世界一の環境エネルギー大国
    私の高校時代は理数系科目に力を入れていましたが、地図を見ることが好きだった私は、地理の授業はまじめに受けていました。その頃学習した日本の資源に関する知識といえば、エネルギー資源(特に原油、天然ガス、鉄鉱石)は、ほぼ100%の輸入に頼らないと日本経済は成り立たないというものでした。

    ところが最近では...続きを読む