シャルル・ペローのレビュー一覧

  • 眠れる森の美女―シャルル・ペロー童話集―
    シャルル・ペロー童話集
     教訓が面白い
    眠れる森の美女
     理想の人を待つことは正しいが限度はある
     決まった幸せは先延ばしにしても幸せ
    赤頭巾ちゃん
     可愛い子はより品のない人が寄ってくる
    青ひげ
     好奇心には魅力がある反面、しばしば後悔がつきもの
    猫の親方または長靴をはいた猫
     役に立たないものは...続きを読む
  • 長靴をはいた猫
    空いた時間で読めるお手軽さに加え、既出の通り片山健氏の挿絵の出現に思わず笑みが零れる。ちょっとした贅沢な時間。多少クセはあるが、時間と気持ちに余裕がある時に広げてしまいそうな一冊。わざわざの教訓がキュート。
  • 長靴をはいた猫
    おなじみの昔話の、自分が知っていた内容から少しひねられた作品群。かえって面白い。
    挿絵が、金子国義を彷彿させる感じでなかなか魅力的。
    澁澤氏が指名しただけあると思う。
  • 長靴をはいた猫
    猫! 猫の顔こわい!

    原作の持つ、毒や性的モチーフをそのままに、ということでしょうか。
    そういえばこの話グリムでしか知らないかも…ってタイトルもありました。

    挿絵も、セクシャルだったり、目がうつろだったり、ちょっと薄暗くて大人向け。
  • 長靴をはいた猫
    あまり面白いものではなかったが、有名な童話を澁澤訳でおさらいできただけでもよしとしよう。
    挿絵は『長靴を履いた猫』のものはよかったが、それ以外、即ち人を描いたものは性的な面を強調しすぎており、その稚拙ともとれる画風もあいまって下品に過ぎるように思った。
  • 長靴をはいた猫
    澁澤氏の訳の長靴…が出ていると聞き、早速読んでみました。
    ……ふっ。さすが澁澤氏。
    大人な風味です(いや、こちらが本当なのか)
  • 長靴をはいた猫
    著名な童話も澁澤氏訳になると、軽い耽美な毒素が加味されいいです。さらっと読めるので、秋の昼下がりでの一冊。