鈴木規夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この歳になって600頁の翻訳書を読み切るのはなかなかのタフ・リーディングでした。『インテグラル心理学』は720頁でしたが昔原著を読んでいたので、初見としては久しぶりのボリューム。
理論を学んでからここに手が届くまで少なくとも20年の人生経験が必要だった訳で、自分も歳をとったなぁとしみじみ。若い頃は理解したい欲求強すぎて、世俗での実践にほとんど興味が持てなかったんですよね。苦笑。ドブ攫いも10数年続けると知らないうちに変容を起こしているようで。
とはいえ、ここからが終わることのないプラクティスなので、本当に気の遠くなるような話です。実は常に既に終わっているとしても、ですね。
パラドックスを生きる -
Posted by ブクログ
ネタバレ昔『A Theory of Everything』を読んで以来、自分なりに実践する方法を考え、また試してきました。
本書を読んでみて、とても興味深かったです。自分と同じような考えのところもあり、また少し理解できなかった所もあります。
特に、4つのモジュール(ボディ、マインド、スピリチュアル、シャドー)のシャドーや付属モジュールと名付けられた(仕事や感情、人間関係、性、倫理)との関係などです。そもそもなぜこの5つの要素なのか?
結構なボリュームなので今回、年末年始の休みを利用して読みました。機会があればまた読み直したいと思います。 -
Posted by ブクログ
「ティール組織」って、いいな〜と思いながらも、なんだかモヤモヤが残り、特に具体的にどう実践していくのかという点については分からなかった。
そういうわけで、「ティール組織」出版時の興奮はいつのまに冷めてしまった。
そういうなか、ウィルバーの「インテグラル理論」(「万物の理論」の新訳)を読んで、「ティール組織」で、理論的に釈然としなかった点、たとえば、「ティール組織」では発達のレベルの話しが中心だったのが、ウィルバーの説明で、4象限、ステート、ライン、タイプの概念があることが分かり、かなりすっきりした。また、なによりも、「前段階を包含して超える」という概念がしっくりきた。
そして、この入門書 -
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Posted by ブクログ
物事を統合的に捉えるための理論、前半ではそこに至るまでの人間の認知能力を多角的に分析します。後半では、世界を実際に統合的に捉える為の道しるべを提示します。とても難解で一筋縄ではいかない書物ですが、統合的に捉える為の人間の認知能力の発達を辿る「第2章 レベル/段階ー成長・発達のモデル」がとても興味深かった。
段階0衝動的(本能的)段階 乳児
段階1呪術型 幼児
段階2 利己的段階/レッド
自分の「快楽」を求め、「不快」を避ける
段階3神話的合理性段階(別名:順応型段階)/アンバー
社会的な約束事を守り他者と共生・共同できる
段階4合理的段階(別名;達成型段階)/オレンジ
社会的な