鈴木規夫のレビュー一覧

  • INTEGRAL LIFE PRACTICE ~私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル~

    Posted by ブクログ

    この歳になって600頁の翻訳書を読み切るのはなかなかのタフ・リーディングでした。『インテグラル心理学』は720頁でしたが昔原著を読んでいたので、初見としては久しぶりのボリューム。
    理論を学んでからここに手が届くまで少なくとも20年の人生経験が必要だった訳で、自分も歳をとったなぁとしみじみ。若い頃は理解したい欲求強すぎて、世俗での実践にほとんど興味が持てなかったんですよね。苦笑。ドブ攫いも10数年続けると知らないうちに変容を起こしているようで。
    とはいえ、ここからが終わることのないプラクティスなので、本当に気の遠くなるような話です。実は常に既に終わっているとしても、ですね。
    パラドックスを生きる

    0
    2022年05月23日
  • 人が成長するとは、どういうことか

    Posted by ブクログ

    発達理論を学ぶための良書。
    いきなり読み始めるには少し重たさを感じるが、日本語は易しくとてもわかりやすく理解できる。

    発達段階を網羅的、かつ実践的に学ぶためには非常におすすめの一冊です。

    0
    2022年05月19日
  • INTEGRAL LIFE PRACTICE ~私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔『A Theory of Everything』を読んで以来、自分なりに実践する方法を考え、また試してきました。

    本書を読んでみて、とても興味深かったです。自分と同じような考えのところもあり、また少し理解できなかった所もあります。

    特に、4つのモジュール(ボディ、マインド、スピリチュアル、シャドー)のシャドーや付属モジュールと名付けられた(仕事や感情、人間関係、性、倫理)との関係などです。そもそもなぜこの5つの要素なのか?

    結構なボリュームなので今回、年末年始の休みを利用して読みました。機会があればまた読み直したいと思います。

    0
    2021年12月31日
  • 入門 インテグラル理論

    Posted by ブクログ

    「ティール組織」って、いいな〜と思いながらも、なんだかモヤモヤが残り、特に具体的にどう実践していくのかという点については分からなかった。

    そういうわけで、「ティール組織」出版時の興奮はいつのまに冷めてしまった。

    そういうなか、ウィルバーの「インテグラル理論」(「万物の理論」の新訳)を読んで、「ティール組織」で、理論的に釈然としなかった点、たとえば、「ティール組織」では発達のレベルの話しが中心だったのが、ウィルバーの説明で、4象限、ステート、ライン、タイプの概念があることが分かり、かなりすっきりした。また、なによりも、「前段階を包含して超える」という概念がしっくりきた。

    そして、この入門書

    0
    2021年02月19日
  • INTEGRAL LIFE PRACTICE ~私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル~

    Posted by ブクログ

    まずは膨大な内容を分かりやすく丁寧に解説してくれた著者、訳者、出版社の方々へ感謝。
    古今東西の様々な理論をまとめ、人が人生のなかで自分の成長と治癒に取り組むには、ボディ・マインド・スピリット・シャドーの4領域から同時並行でどのように実践 するかを説明しています。
    あれがいい、これが効果的といった対症療法的なアプローチではなく腰をすえて取り組む指針が示されていて大変読みがいがありました。ボリューミーですから読みきるにはパワーが必要。数人で読書会など読み合い対話しながらが有効かと思います!

    0
    2021年01月12日
  • 入門 インテグラル理論

    Posted by ブクログ

    インテグラル理論のことを分かりやすく解説してくれている。
    なぜ、ケンウィルバーがインテグラル理論を産んだのが、背景が分かりやすく、関連する他の理論も分かりやすく説明してくれている。

    0
    2020年04月19日
  • ロバート・キーガンの成人発達理論――なぜ私たちは現代社会で「生きづらさ」を抱えているのか

    Posted by ブクログ

    読み応えのある本であり、大人も成長し続ける存在であるという視点に気づかせてくれる一冊だった。現代社会の複雑さに対し、自分の思考の枠組みがどの段階にあるかを見つめ直すことの大切さを実感し、特に「自己主導自己」から「自己変容自己」への移行は、自分を超えて他者と深く関わるための大きなヒントになると感じた。また大人の成長に必要なのは「気づく力」と「対話する場」という点は腹に落ちた感があり、心が成長すれば、生き方も変わるという点に深く感銘を受けた。「心の成長」という言葉を胸に留めておきたい。

    0
    2025年05月01日
  • INTEGRAL LIFE PRACTICE ~私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル~

    Posted by ブクログ

    4象限が詳しく知りたくて手に取ったが、沼に落ちた。
    ケン・ウィルバーはアメリカ人だか、内容は陽明学に近いように感じた。さらなる理解が必要(実践が大事とあるが)。
    -
    私たちの全存在がより完全に統合され、この人生の出来事により良く参加できるようになる。

    0
    2024年05月06日
  • 入門 インテグラル理論

    Posted by ブクログ

    物事を統合的に捉えるための理論、前半ではそこに至るまでの人間の認知能力を多角的に分析します。後半では、世界を実際に統合的に捉える為の道しるべを提示します。とても難解で一筋縄ではいかない書物ですが、統合的に捉える為の人間の認知能力の発達を辿る「第2章 レベル/段階ー成長・発達のモデル」がとても興味深かった。
    段階0衝動的(本能的)段階 乳児
    段階1呪術型        幼児
    段階2 利己的段階/レッド 
    自分の「快楽」を求め、「不快」を避ける
    段階3神話的合理性段階(別名:順応型段階)/アンバー
    社会的な約束事を守り他者と共生・共同できる
    段階4合理的段階(別名;達成型段階)/オレンジ
    社会的な

    0
    2021年12月17日
  • 入門 インテグラル理論

    Posted by ブクログ

    インテグラル理論を知りませんでしたが、思ったよりも平易に書かれていた事で理解が深まりました。マトリクスの話が出てきましたが、言葉に出来なかったモヤモヤを分かりやすく説明してもらえました。

    0
    2021年10月24日