秋山千佳のレビュー一覧

  • 東大女子という生き方
    東大女子は入れないサークル
    東大男子が王様扱いされ他大学の女子をバカにする
    男尊女卑の最高峰 
    それゆえに自己肯定感が持てない女子が存在する
    男子の中でも名門男子校出身かそれ以外か、
    学部間のヒエラルキー
    サークル間のヒエラルキー
    医学部しか入れないサークル
    文三の男子
    理三の女子の扱われ方などなど...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    昔の保健室は怪我をしたり、熱や頭痛・腹痛などの体の症状で通っていたように思うけれど、現在は、心身、心も身体も両方のケアを求められていて、養護教諭が果たす役割が大きくなっているのですね。やってもやっても終わりがない、幅広い活動が求められているようです。

    スクールカウンセラーはまだ、配置が遅れていて、...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    自分がSSWを志すきっかけとなった1冊

    『保健室は困ったときに来るところ』
    『困った子は困っている子』
    『なるべくたくさんの人の手をかける』

    一見あたりまえのようではっとさせられる

    子どもの些細なSOSも見逃さないように
    世間の ふつう の枠組みからこぼれ落ちてしまった子どもを受け止める保健室...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    普通に面白かった。タイトルから想像したもの以上の事が書かれていた。子どもの貧困、児童虐待、LGBTなど、近年注目されている内容について、保健室の養護教諭の方の取り組みと実際のケースを細かに記すことによってリアルに描かれていた。美談だけではなく、残念ながらバッドエンドとも言えるその後となってしまったケ...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    ■困った子は困っている子
    ・教師から見て問題行動の多い「困った子」は見方を変えると,様々な困難を抱えて助けを必要としている「困っている子」である。
    ■養護教諭は日本独自の教育職。
    ・養護教諭のツールは1905(明治38)年,岐阜県の小学校に配置された「学校看護婦」にある。
    ・トラコーマという目の感染...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    「子供たちの悲鳴が聞こえる!」というキャッチフレーズそのままでした。
    8月に出版されたばかりの本ですが、内容がとても生々しく、まるでドキュメンタリーを見ているようでした。

    中学校の養護教諭をインタビューしてまとめた本。
    「虐待」「いじめ」「貧困」「性的マイノリティ」

    子供も親もみる医師としては本...続きを読む
  • 戸籍のない日本人
    かなり衝撃的でした。無国籍の外国人が日本で子供を産んでも戸籍が取れて、日本人になれるのだけど、日本人同士から産まれた子供も、タイミングによっては戸籍が取れないのだと。戸籍が取れない人は学校にも通えず、選挙権もなく、保険もなく、日本人とみなされていないのだ。完全に政治の怠慢であり、法案を潰した故中川一...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    臨床心理士の立場から。養護教諭の先生の役割はとても大きい、どちらかというと閉じて入りづらい(相談という用事がない限り)スクールカウンセラーの部屋とどちらかというと開いていて入りやすい保健室、そこの違いも大きくあるような気がした。どちらが何を背負うべきという話ではなく、スクールカウンセラーはスクールカ...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    子どもの頃、保健室には身体測定とケガをしたとき以外ではお世話になったことのない僕です。たまたまなにげなく見たテレビの特集でなんとなしのイメージがあるばかりで、具体的には保健室ってよくわからず、でもなんだか知っておかねばならないような……というひっかかりを本書のタイトルから感じて、手に取りました。

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  • 東大女子という生き方
    東大女子。片や東大男子とは言わない。
    これは男性目線の社会が作り出した言葉。
    女性の進学者が増えたけど、まだ2割程度。
    彼女らは順風満帆と思われがちだが、それぞれ心に葛藤を抱えつつ、受験に挑んだ。合格と同時に解き放たれるものもあるが、東大独特の男性中心の環境のなか時代錯誤の逆境に直面する。婚活のハー...続きを読む
  • 東大女子という生き方
    豊田真由子、山口真由などの有名人を含め、10名ほどの東大卒の女性たち(+α)を取り上げ、彼女たちが「壁」にぶつかり、悩みながらも道を切り拓いてきた姿をインタビューを中心とした構成で描く。
    ふだんあまり接することのない、様々なジャンルの東大卒女性の苦悩やそれを乗り越えてきた生き方に触れることができて、...続きを読む
  • 実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実
    あんた、ご飯食うたん?の次に読んだ。
    ご自身が記したのとは当然違う視点で中本さんの活動について記されている。
    中本さんの祖母の代からの話。
    美談ではない半生が深く考えるきっかけになった。
  • 実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実
     保護司で、子供達にご飯を食べさせ続けているばっちゃん。
     美談のように語られるばっちゃんを淡々と見つめている著者がすごい。
     偶像化せずに、いや、偶像化されているばっちゃんの裏側を見つめる姿勢がすごい。
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    洋の東西、時代の今昔を問わず、社会の歪みは全て子どもたちに表れる。いつもどこでも、犠牲者は子どもたち…。
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    小学校の時、保健室は逃げ場の一つだった。
    周りより少し大人びていた私は、放課後に、休み時間に、そこに駆け込んだ。
    話を聞いてくれる大人がいることに安心した。
    中高ではそんな少女たちがたくさんいた。
    追い返されたこともあったが、今考えればある程度見極めていたように思う。

    本書に登場する子供たちは、当...続きを読む
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    スクールソーシャルワーカーとして、度々出会う場面がいくつも詰まった一冊でした。

    学校内でのもどかしさ。
    関係機関との連携のもどかしさ。

    そのような中で何ができるのか。

    本書を読むうちに工夫を凝らした実践を重ねる先生方のお顔が浮かびました。
    子どもの支援に携わる方に一読を勧めたい内容でした。
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル
    高校の養護教諭に友人がいて、たまに話を聞くが、中学での保健室の実態がルポられている。昔の保健室といえば、怪我した時、お腹が痛い時などに駆け込む場所であったが、昨今は、心の病、貧困など多岐にわたる問題が持ち込まれる場所だと。一方、教科の先生からは先生扱いされていなかったり、学校に一人の職種なので、スキ...続きを読む
  • 東大女子という生き方
    早稲田出身、朝日からフリージャーナリストになった秋山千佳さんのインタビュー録。競争社会を勝ち残った東大なのに、自己肯定が低い、計画性が高すぎて強調できる人がいない。いまや東大は海外大学の滑り止めになってきている。インカレサークルに呼ばれない東大女子(東大男子文三)といった意外な側面が描かれる。このハ...続きを読む
  • 東大女子という生き方
    お疲れさまですな。
    「東大女子」にスポットを当てることがどうかとして、みな、さまざま悩みと苦労があるもんだ。
    改めて思うのは、日本が腐った原因の一つは、「東大男子」が原因の一つだな、と思った。奴らが、官僚になり、いろんな日本の中枢にいて、日本を壊して来たんだな。
    その原因も勿論あるだろうけど。一旦、...続きを読む
  • 東大女子という生き方
    タイトル通り東大出身者の女性のインタビュー&東大女子の実態が語られた一冊。中野信子さん、赤松良子さん、山口真由さん、豊田真由子さんなどかなり濃いメンバー全10名のインタビューが収録されている。戦後の東大~平成時代の東大~現在の東大まで、東大に通う女性に立ちはだかった「壁(孤独・挫折・ハラスメントなど...続きを読む