風間直樹のレビュー一覧

  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    偽装請負が問題になっているが、筆者である
    東洋経済新報社の若手記者はいち早く、この問題に気づき、
    地道な取材に基づき問題提起をしてきたらしい。
    この本を読むと、日本社会のあらゆる分野で
    働く者の正当な権利が認められず、雇用者の都合のよいように
    利用されている様が焙り出されていくのが見えてくる。
    この...続きを読む
  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    中身の濃ゆい1冊。うちの会社にしろ、大手自動車メーカーにしろ、大手電機メーカーにしろ、華やかな新製品、宣伝の裏側で過酷な労働条件で働かされている人がいる人ゆえに成り立っているということをどれだけの人が知っているのだろうか。
  • 融解連鎖 日本の社会システムはどこまで崩れるのか
    本書に書かれていることが事実だとすれば(でないと信じたいのだが)、この国は終わっている。

    一体、政府は何をやっているのだろうか。

    しかし誰も助けてはくれない。自分で自分を守るしかない。

    無駄なことはやめて自己投資に励む。まずはこれだろう。

    そして選挙では貴重な一票を無駄にしないことだ。
  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    ・偽装請負、外国人研修生、フリーター、パート、個人請負、など、など。ありとあらゆる形で搾取されているとしか思えない雇用形態が紹介されている。
    ・「アクオス最高!亀山モデル!」なんて俺が騒いでる影で、こうやってコストが抑えられていたのかと知って正気に返る思い。
    ・確かにこりゃ、労働スタイルの多様化なん...続きを読む
  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    中学、高校時代の友人の著作とあって、手にした。
    労働環境・待遇が急速に悪化する様がリアルに描かれている。
    資本主義は格差を増幅するものだということが実感を持ってわかる。学生のとき『自動車絶望工場』を読んで衝撃を受けたが、ここ最近の派遣労働・請負労働の実態は、それこそ絶望的なものである。この格差の増幅...続きを読む
  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    企業のグローバル化による、雇用形態の変化が著しい。規制緩和により、非正社員で働く人が増え続ける。高度成長時代の終身雇用、年功序列は崩壊し、正社員であっても、熾烈な競争は避けられない。単純な利益追求による、低賃金労働者の労働条件の悪化と、簡単に片付けられない事例も、後半に書かれている。

    いくら昔をう...続きを読む
  • 雇用融解 これが新しい「日本型雇用」なのか
    ▼2005年の総務省のデータによると、すべての雇用者5407万人のうち1633万人は非正社員だ。うち派遣社員と請負社員を合わせて192万人。札幌市の人口をゆうに超える。
    ▼派遣や請負は企業にとって「麻薬」であると筆者は言う。賃金は安く抑えられ、そしていつでも解雇出来るからだ。人件費は固定費から変動費...続きを読む