高橋和海のレビュー一覧
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ロックンロールという題名だけで購入したので、音楽関係の話かと思ったら、ロックを愛する小説家の話だった。
けっこうゆったりした印象だったかな〜。嫌いじゃないけどそこまでひきこまれませんでした。Posted by ブクログ -
お得意の、舞台はパリ。おなじみの、過去の切なさみたいな空気はあるのだけど、繊細なものを触れるような脆さ、みたいなものよりも、濃厚な大人の空気というか、重厚な雰囲気が強くて、あまり好みではなかったかも。Posted by ブクログ
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大崎善生さんのエッセイ。
大崎さん自身のこと、小説に対する思い、考えを知ることができます。
この本を読んでからもう一度小説を読み直してみても良さそう。Posted by ブクログ -
久々の大崎善生さん。
『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』が好きだったため
期待しすぎてしまった。。。
主人公が作家というだけあって
大崎さん自身のものを書く事への考えだとか書く事への姿勢が随所に感じられたところがよかったです。Posted by ブクログ -
恋愛小説のように見えて、実はそうでもない、
大崎さんの人生観のようなものが垣間見られる本。
小説を書くということはどういうことか、
駆け出しの小説家・植村の口を通して語られるのが興味深かった。Posted by ブクログ -
デビューしてから6年分のエッセイ集。
聖の青春・パイロットフィッシュ・ドナウよ静かに流れよの時期が中心。
苦悩の多い過去の話の中でポンとおちゃめな日常の話が混ざってたりするので、
なかなか油断できないエッセイ集である。
自伝的な要素が結構強め・・・あと地味に重いです。Posted by ブクログ -
ふと、村上春樹を読んでる気分になる。
だからあんまり好きではない。
でもなぜか読んでしまう。
作家と編集者の三角関係?
奈美 みく 久美子
to be rock and not to roll
09'04'17Posted by ブクログ -
なぜ人はこんなにも苦しみ、悶えるような思いで、石ころとなり坂を転がり続けなくてはならないのだろう。
転がっていった先にはいったい何が待っているというのだろう。
僕にはわからない。
正直にいって、僕にはわからない。Posted by ブクログ -
大崎善生の恋愛小説は主人公の設定など、どことなく似通っていると思うのは、自分だけだろうか・・・?小説単体として見た場合は、良質な恋愛作品に仕上がっています。ロックンロールを口ずさみながら、恋は転がってゆきます。Posted by ブクログ