氏家秀太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
繁盛店の居酒屋のおやじの接客法や商売の仕方から成功の法則について書いた一冊。
行動やトーク術といったものから価格設定や広告戦略などがおやじの行動をもとに解説されており、面白い内容でした。飲食店向きに書いてある内容だと思っていたのですが、行動心理の要因から解説されている内容もあり、自分の生活においても役に立つ内容もありました。
そして本書では非常に3という数字がキーワードになっているとも感じました。
敵がいるから味方ができるという部分も印象に残りました。
そんななかでも好きな芸能人の名前を聞くことにより、願望を把握するというのが一番本書のなかで印象に残りました。
本書に書いてある内容は実際 -
Posted by ブクログ
レストランのメニューから見る、これからのビジネスの展望を説いている一冊です。
実際にメニューの上から3番目の料理はよく出るのだそうです。そしてこれこそ、成功している飲食店が仕掛ける戦略の一つです。
あなたも、お店が売りたい商品を選ばされているのかもしれません。
○消費者の行動プロセスAIDMAから、AISCEAS(アイシーズ)への変化
○「価格志向」から「価値志向」への変化により、個人店にこそチャンスがある
○ブランディングは第一印象から始まる
など、興味深い内容となっています。
読後、この本をオススメしたい友人の顔が何人か浮かびました。★4つです。 -
Posted by ブクログ
メニューに隠された様々な仕掛けが多彩な事例と共に紹介されています。
飲食業以外のビジネスマンでも参考にできるテクニックが多く紹介されていました
総務省のデータのよると、ここ10年間で、国民の目に触れる情報の量は10倍になったそうです。
また、パソコンやスマートフォンなどの普及により、
情報を消費者が記憶しなくなってきているそうです。
この大きな変化に対する対応策を上手く経営に取り入れ成功しているレストランの経営テクニックが
紹介されています
MENU 1
飲食業界の現状から、あなたのビジネスの展望が見えてくる
MENU 2
なぜレストランのメニューで3行目を選んでしまうのか?
MENU 3 -
Posted by ブクログ
タイトルにさほど意味はない。内容は数々の飲食店を成功に導いた著者が見出した「成功の方程式」=氏家式メソッドを説くものである。売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしがビジネスの基本。決して綺麗ごとではない。多くの実証体験が間違いないものであることを得心させてくれる。若年層が意外にエシカル(環境保全、社会貢献など倫理的事象にこだわっている)であること、個人経営の飲食店の7割が廃業に追い込まれている現代こそチャンスであること、価格より価値、オール3より一つの輝く5、売れないメニューを残す必然性など、新鮮な発見が随所にちりばめられている。飲食業のみならず全て業態に応用できる法則である。激しく実践の