工藤啓のレビュー一覧

  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    キャリア教育が学校教育の根幹になっていく実感を持った2012年度。「働けない若者」=「辛抱強さがない」「怠け者」の図式を打ち破る一冊。普通科高校にこそ、この実態に目を向けることが必要である。
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    こういう若者が特定でない時代なのかもしれません。僕は最大の要因は、10代のころに、あまりにも過干渉の環境の中で育ったのも要因だと思っています。転ばぬ先に杖の環境が家庭でも、学校でも、地域社会(習い事)でも用意され、積極的なチャレンジをした結果の失敗や保護者から怒られた経験はあっても、他人から叱られた...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    大学を卒業しても、さまざまな理由をもって、退職または就職できなかったひとの事例集。
    著者は、そのようなひとの就労支援をしているNPO「育て上げネット」の工藤啓さん。このNPOの名前ですが、どこかで聞いたことはある、という程度でした。
    本書を読む限りでは、すごくあたたかい、やさしい支援をしている団体な...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    この本に登場する若者たちは、とても「普通」だ。どこにでもいそうな人たちばかり。だけど、ちょっと人よりおとなしかったり、真面目過ぎたり、ほんの少し集団での行動についていけなかったりする、それだけで、働くということに、社会で生きていくということにつまずいてしまった人たち。そして、一度つまずいてしまうと、...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    大卒で無職になることが、特異なことではないこと、また普通の学生も少しのきっかけでそうなってしまうことが分かった。自分の仕事もそうだけれど、大学生が大学時代に社会と繋がり、叱られ失敗する経験をするのはとても重要だと思っている。ミスマッチが起こらないようせめて自分の周りにいる学生だけはギャップを埋めてあ...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    大学を卒業したからといって順風満帆の人生が誰にでも約束されているわけではない、けれども、きっかけや出会い、人のつながりによって再び前に進んで行く若者たちの紹介。
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    志を持って社会に貢献する事の大切さを学んだ。貢献への手段はNPOの社員になる、寄付をする、物品を無償で提供する、プロボノとして関わるなどいくらでもある。自分ができる範囲で社会に貢献したいと強く思った。
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    NPOで若者の支援に若い理事長が取り組んでいる。「何のためにニートな若者を社会で自立させる必要があるのか」というと、もちろん、本人やその家族の幸せのためでもあるのだけど、これだけ多くの若者が仕事に就けず、今後税金を払えない人たちを増やしていくことになる。きちんと働いて、税金を払い、公共のために役立て...続きを読む
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    意外と良書だと思う。
    働かない若者…ではなく、実は働けない若者支援をしているNPO理事の著書。
    このNPOの立ち上げの経緯、いまの行政とNPOの立ち位置と問題点、件の「若者支援」の実情、日本でのNPOの実際などなど、今の僕にとってけっこう興味深い話題が多く。
    各々の正義・熱意が行動原理なメンバーによ...続きを読む
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    NPOで、働きたい人もそうでない人も、読んで欲しい。働くということとはを、考えるきっかけになるはず。そして、組織とは、リーダーとは…と考えるひとのことがわかりやすくかいてあるので、新入社員になる予定の人は、この本を読んでおくと入社後の辛いことを乗り越えるときに大人の階段をあがった自分にであえるはず。...続きを読む
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    若者支援NPOの立ち上げ話。これも分野違えどわかるわかるといった感じ。また、「20代からの社会貢献」著者とは少し違う視点・論点とかもかすかに感じたり。どっちもNPO、社会的活動の一面なのは間違いない。
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    「NPOで働くことは当たり前になってきている」そういった現実を知らしめる著作。

    タイトルの通り「NPOで働く」ということを主眼に置いているので、「団体に興味があり活動内容や設立の経緯を詳しく知りたい」という方には向かないかもしれない。

    「働く」以外にもボランティア、プロボノ、インターンについての...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    著者が運営するNPO法人で出会う若者の事例が紹介されている。
    分析して問題提起するというものでもなく、純粋に現状を知って欲しいというもの。解決策を提案するものではないが、新書ではないので別にいいか。
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
     きまじめで、挫折とかそういったものも少なくのんべんだらりと生きてきた、特にこれと言って頑張った!ということがない人たちが、悩んでいる。
     誇れるようなことがない。話のネタがない。自分を売り出せない。
     それがフツウで、そのフツウが当たり前で生きてきたから今更こういうところを頑張れっ、て放り投げられ...続きを読む
  • NPOで働く 「社会の課題」を解決する仕事
    3年ほど前に工藤さんにお会いした。大学卒業間近の当時、新卒でNPOに参画することを伝えると、笑顔で覚悟はあるのか問われた記憶がある。今さらながら本書を読んで、あの時の問いの真意が分かったように思う。

    これまで10年間の歩みをまとめたものであるが、NPOに携わる人にとって重要なヒントが描かれている。...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    この本の内容に片足突っ込んでるようなものなので身にしみた。今の状態が就活はするけど今までの経験から職業訓練行って自信はつけてもやっぱり怖いと思ってしまうからこういう場所は私みたいなのには有難い存在なんだろうなぁと思う。就活の不安はハローワークで話せるけど就職の不安は話せる場所がないからこういう場所が...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    ニートになるのに「原因」はない。何故ならそれは誰にでもある「つまづき」だから共通する理由なんてものはありえない。ニートであることを責め続けるよりもどう「起き上がる」のかを考える方がよっぽど建設的な事だ。 確かに、と思った。 もっと働く事が気楽なものになればいいのになぁ。仕事で楽はしちゃいけない、...続きを読む
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    個人の事情を知らずに働かないのは駄目と決め付ける風潮を改善しようとする筆者の説明と活動を友人との対談に仮託した本。
    勤労は三大義務のひとつではあるが。。
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    私が入社したのは、約13年前。ちょうどITバブルがはじけ、リーマンショックなど経て、雇用情勢も大きく変わってきた。年功序列も薄れ、愛社精神が過去のものとなりつつあり、今の若者(20代)の現状を垣間見ることが出来た。大卒=安定の時代はもう過去のものであることが分かる。
  • 大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
    フランクな文章に親近感がわく。友人や同僚との会話を通して、大卒ニートの実例が語られており、働きたくても無職の状態にあるさまざまな事情を世間に理解してもらいたいという著者の想いが伝わってくる。

    著者が理事長を務めるNPO「育て上げネット」は存在意義のある素晴らしい団体と思う。一方で、本書内での著者の...続きを読む