北方雅人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレいいねぇ~チームビルディングのための大真面目な飲み会。
すぐ実践だ!
・事前に話し合うテーマを決めてて、ひたすら飲みながら議論。
(飲みの後に会議室でMTG続きを行うこともあり)
・昼間だと訓話のようになるが、酒が入ると本音が出る。酒が潤滑油になって人間性が出る。
だから昼間に話すのとは納得感が違う。
・遊びでは無い。良い人間関係を築き、どうすれば会社が発展し、皆が幸せになるかを考える場。
会社のベースとなるものという意味では重要性は日常業務以上。
・全員参加が基本。参加したくないという人がいれば開催しない方が良い。
そのためには何のためにコンパをするのかの必要性を説かなくてはならない -
Posted by ブクログ
参考になったのは以下の点です。
・どうすれば駄目じゃなくなるか交渉する(「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」と同様ですが、お互いがWinWinになる練習を子供時代から積んでおくのは良いことと思いました)
・このやり方では失敗するだろうと予測しても、失敗させてみる(つい先回りして子供にやり方を変えさせそうなので心に留めておきたいです)
・「世界中の人があなたの敵になっても母さんはいつも味方よ」「あなたは特別な子なのよ」
・兄弟、友人と比べない(NG「お兄ちゃんのように頑張りなさい」ついつい言ってしまいそうな。。)
・叱られている時には叱り方の勉強をしていると捉える -
Posted by ブクログ
子育てにおけるケーススタディ本と言えるでしょう。様々な著名な方のご家庭のケースが出てきます。興味深かったのは、起業家の村上太一さん、ピアニストの辻井伸行さん、メディアアーティストの落合陽一さんの育てられ方でした。中には、中村天風さんの教えを著者が簡単にまとめられている部分もあり、1冊で盛りだくさんのことが詰められています。著者がこれまで企業家の多くの取材を重ねたとき、思考や行動を深く掘り下げるといつも幼少期の話になることから、どうような家庭環境、育て方をされたのかという興味から書かれた本であるので、子育てのヒントがたくさんつりばめられています。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ経営の神様、といわれる稲盛氏、その道具(テクニック)の一つが「コンパ」。
コンパというタイトルと稲盛氏が最初どうしても結びつきませんでしたが、読み進めるうちに納得。組織のまとまりを作り、社員と経営者の距離を縮めるために、コンパが威力を発揮します。
アメリカでどのように事業再生を進めるか、という話で、「まずバーベキューをして従業員と飲むんだよ」というエピソードに接したことがあり、「やることは同じ」と感じたことがあります。
また、日本電産の永森氏が再生に乗り出すと毎週、すき焼きをして酒食をともにしながら話を進める、というのも本で見ました。
胸襟を開き、本音を引き出すためのコンパ、勉強になり -
Posted by ブクログ
ちゃんと経営層や上層部と現場メンバーとの意思疎通を図るためには、手厚いコミュニケーションで繰り返し繰り返しすり合わせをしていくことが重要、という内容。
前提に「上司→部下」や「会社→従業員」という明確な構図をもとに書かれている本ではあるので、自身が身を置く生き馬の目を抜く速度で変化しなくてはならないWebサービス業界の肌感からすると古臭く感じてしまったが、「コミュニケーションの量をしっかりと確保しなければ、組織としてのコンセンサスは図れない」という点は普遍的な真理だと思うし、間違いなく業務効率化の中で陥りやすいパラドックスだとは感じた。