グリーンズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレQ1 未来はもっと素敵だと思いますか?
Q2 自分の手で、未来をもっと素敵にできると思いますか?
という問いかけから始まる本書。
「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」=「ソーシャルデザイン」をキーワードに、私たちの暮らしと世界を変えるグッドアイディアを紹介してくれる。
そう、社会の問題は、楽しく解決できる。
自分の手で、未来をもっと素敵にできるのである。
事例とともに、次の一歩を踏み出すために用意されている、7つのTIPS。
① 社会的課題を「自分ごと化」する
② ホリスティックに状況を捉える
③ 「これからの◯◯」を想像する
④ 一石二鳥以上の -
Posted by ブクログ
以前、「grrenz.jp」編集長の兼松さんのお話を聞く機会があり、以前からじっくり読もうと思っていた一冊。
事例も多く、興味深く、そして一気に読んでしまいました。社会問題の解決、というと非常に難しく感じてしまいますが、ちょっとした行動から解決に向けて少しでも進むことはできる。これは決して特別な人だけの問題ではなく、誰にでも当てはまることです。
そして、デザインの持つ力というのも改めて感じました。
本当に多くの可能性を感じられる一冊でした。
▼グリーンズが考えるソーシャルデザイン
「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」
▼グリーンズで紹介しているアイ -
Posted by ブクログ
社会の仕組みをアップデートする「ソーシャルデザイナー」たちを紹介した本。それぞれ取り組んでいる課題は違うが、どれも「自分ごと」から始まっていて、問題“発見”の参考になるストーリーとそれを解決するアイデアがコンパクトにまとまっている。
個人的には山崎亮さんの、「“自分ごとにする”とは(お金だけじゃなく、地方の美味しいものでも何でも)“ぼろ儲けすること”」という言葉がすごく自分の気分とフィットしました。エゴを自覚した上で「社会のためになること」というキレイ事だけではなく、同時に「楽しめること」「(参加する人が)自分の得になる(かもしれない)こと」も巧みに仕組んでおくことが『人を動かす(=社会の仕組 -
Posted by ブクログ
購入
タイトルに「社会をつくるグッドアイデア集」とついているように、地域づくりや広報戦略、環境問題など様々な「問題」に対するアイデアが国内外のものを問わず紹介されている。
なかでもパンダの着ぐるみを着てチラシを配るアイデアには関心してしまった。
「楽しい」という気持ちは人の行動を変えるパワーを持っている、という内容が繰り返し書かれているのだけれど、まさにこの本が「楽しい、わくわくする」感覚を読み手に提供してくれていると感じた。
今「もっとこうなったらいいのに」「もっとこうしたらいいのに」という芽を抱えている人達の背中を押してくれる一冊と思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会の問題を「楽しく」解決する。そんなアイデアを集めて紹介するサイトGreens.jp。ここは同じシェアオフィスに席を置く、ご近所さんでもあるので親近感が湧きます。30代の彼らの環境や社会への意識の高さと行動力にはほんとうにかなわない。素晴らしいことだと思います。
この2冊の本で紹介されているたくさんのアイデア。どれも秀逸で、心が浮き浮きするような楽しさ、悪戯心、思いやり、そして継続可能なビジネスとしての発展性に富んでいます。僕が今まで広告やプロモーションの世界でやろうとしてできなかったことが次々に実現しています。ボランティアでなく、きちんとビジネス化しているところがすごいのです。
例えばおば -
Posted by ブクログ
ソーシャルデザインっておもしろいアイデアが多い。
たとえば、
スピード違反が多い。減らすための施策としてスピード違反をしたら罰金を、スピードを守ると違反者の罰金を基金とした宝くじに当たる権利をもらえるという仕組み。これがソーシャルデザイン。
解決策はシンプルだけど、とんちみたいにみんなの問題をうまく解決してる。
共通して言えるのは
・解決策はシンプル。
・アイデア自体は、リラックスした仲間と話す際にふと出てきて「それおもしろいね。あったらいいね」で終わって実現しないもの。
実現するとこんな効果を生むんだ−ということで興味深い。
何がアイデア→実行へを阻害しているのだろう。多分それってアイ